平成16年度登録品種

平成16年度は、「黄金ノ華」と「浜千鳥」の二種が新登録されました。

黄金ノ華

古来種「黄金錦」の変化種で、黄金錦に比べると、葉先の突端を感じる部分が低く、
柔らか味を感じる葉性で葉重ねも良く、萌黄色の色彩も明るく鮮明な持ち味を感じます。
左の写真は石岡巻柏研究所様の撮影ですが、本種の葉性の特徴が良く現れています。

浜千鳥

一見「燕尾」を思わせる葉姿ですが、新しく伸びる手葉の部分に、金色の斑を表します。
静岡県浜北市にお住まいの登録者のお棚を、数年前に拝見させて頂いた折には
全ての株が見事な斑を表して居りました。
上の写真の品は5〜6年前に、ある方から頂いて愛培している品ですが、
小さな苗で頂いたときには、手葉に金斑を乗せていたのですが、環境的原因なのか
私の棚ではそれ以来、鮮明な斑を表した事がありません。
真夏に注意して見ると、斑らしき色彩変化が、かすかに見られる程度です。

次の写真は登録された方から、一昨年秋に直接戴いた品ですが、
昨年の私の管理では、残念ながら斑の出現は見られませんでした。
昨年に斑が現れるはずだった、新しく伸びた葉には、その様な訳で斑が有りませんが、
一昨年秋に戴いた時に有った斑の名残が、葉元に見られますので参考にしてください。


黄金ノ華
浜千鳥
浜千鳥








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