土倉鉱山 (滋賀県伊香郡木之本町)  1/1    
                                     Photo :  2006・夏   更新: 2008・.冬


ここ土倉鉱山は1907年(明治40年)に発見された比較的新しい鉱山で銅、亜鉛、硫化鉄、鉛、微量の金、銀など を産出。経営母体は「田中鉱業」「朝鮮鉱業開発」「日窒鉱業」と替わり1965年(昭和40年)に閉山。ここにはひところ九州の三池や筑豊からの炭鉱マンがやって来て働いていたこともあった。




 国道303号線 (2006年7月現在工事中) からちょっと北西方向に入った場所。国道から大変近い。100メートルぐらいか。写真のように一見神殿のようなコンクリート構造物(選鉱所だと思う)が右側にある。


選鉱所の拡大写真


写真の選鉱所の最下部分


選鉱所ばかりですが何か見る者に訴えかけてくるものがあります。


さすがに年月が経っているせいか頑丈なコンクリートもこのとうり。


まさに"兵どもの夢のあと"でしょうか。


 ・L写真:上の方にブロック造りの建物がありましたがなんでしょうか?
 ・R写真:何かロープのようなものが上にかかっていました。まさか○つり? そうでないことを祈ります。


 ・L写真:雑草だけが元気です。
 ・R写真:見事にコンクリート以外は残っていません。上部の5つの土台みたいなものは何かベルトコンベアーの基礎でしょうか。


山の上部の方にあった物です。丸みがかっていたのでシックナーではないでしょうか。


 選鉱所左手斜面中腹に鉱山の石碑があった。ここの鉱山で働いていた方々が記念に建立されたのだろう。
 ・L写真:「土倉鉱山鉱友顕彰ノ碑」。
 ・R写真:右はその裏側。 ”昭和54年8月25日 土倉鉱山を偲ぶ大会記念”。


 ・L写真:選鉱所前の道の奥の方です。この奥に坑口やかつての坑夫住宅、事務所関係その他があったらしい。今度行ったときは是非行ってみたい。
 ・R写真:選鉱所前の道の手前、入ってきた方向です。この向こう側で国道303号線の八草峠迂回のトンネル工事をやっていた。


周りはこんな状況です。




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おしまい