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   山形県最上郡最上町大堀    大堀鉱山      Photo:20128  (1/1)  
主な採掘金属 : 銅、亜鉛、鉛、硫化鉄鉱。
脈石鉱物    :ブドウ石、バスタム石、ザクロ石、束沸石(ゼオライトの一種)、方解石他。
経営企業    :中外鉱業(株) 

大堀鉱山の歴史はあまりよく分かっていない。いつごろの発見かもよく分からない。いろいろ調べていて分かったことは以外に近代なのかもしれないということぐらい。ただそれも不確定である。閉山は1967年(S42)とはっきりしている。


左:国道47号線から県道316号線に入り保養センター”もがみ”を目当てに走りそこを通り過ぎて左に野球のグラウンドを見ながら特徴
   のある屋根の体育館方向に行く。大蔵鉱山本丸はどうやらこの体育館の裏側あたりらしい。
中:これが体育館。写真は表側ではなく裏側から撮影している。
右:体育館の玄関口からグラウンド方向を望む。鉱山操業時代はこの辺り一帯全部が作業場だったようだ。閉山後の鉱山再利用でよく
   あるのは建物は建物として、貯鉱場(鉱石置き場)など平地はあまり大きく複雑な構造物は建てないでグランドのように再利用する
   場合が多いようだ。

左:体育館の横をちょっと山方向に入ると前に駐車場の広がる写真の鉱山遺構が木々の合間から見える。おそらく選鉱場ではないか
   と思うが。木々に隠れていないだいぶん前の写真を他サイトで見たことがあるがやはり存在感も迫力もある。上記写真ではちょっ
   と物足りない感じだ。選鉱場の脇のどこかに上に上がる狭い道があるというのだが探してみたが分からなかった。この生茂った樹
   木の中に遺構が点在しているらしい。
右:左写真のアップ。

左:選鉱場から南の方に道なりに入ると奥の方でなにやらチェーンソーの音がする。枝打ちでもしているのか入っていくと車が2〜3台
   道巾一杯に駐車。あちゃ!通れない。仕方がない、藪の中をかけわけてひたすら前進。と言ってもすぐにまた道が寸断。チェーンソ
   ーの音のする方向に方向転換する。まもなく写真の重機が眼に入る。と言ってもここ何年もの間動かしていない様子。もうすぐ緑に
   同化してしまいそう。廃車はよく見かけるが・・・重機の持ち主は忘れているんだろうか?
右:この奥の方にも何かありそうな感じがするのだが・・・やめて引き返すことに。


      (1/1)     HOME    >完<