福井県大野市上大納38-8 中竜鉱山 (3/3) Photo : 2009、夏 |
nakatatsu koozan |
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何年ぶりかにまた中竜鉱山に行ってきた。アドベンチャーランド中竜が閉鎖されて久しいが言ってみると当時の様子がやはりガラッと変わっていた。売店もレストランももちろん坑道内に入っていったバスもみんななくなっていた。そのかわり跡地をきれいに整地して写真のように若干の鉱物や採掘機械などを展示しているようである |
鉱山跡地を整地して展示している一抱え以上もありそうな閃亜鉛鉱らしき鉱石と横向き運転のロードホールダンプ。 |
アドベンチャーランド中竜が営業していた頃の駐車場の場所と確か右手にレストランと坑内行きのバスの乗り場所があった筈だ。 |
右手にかつての選鉱場の跡がある。正面方向の左手が観光用に入れた坑道。本ページ真ん中辺りの煙らしき物が出ている坑口はこの写真正面の上のほうである。 |
●L写真:ここがかつての観光用に入れた坑口だ。このシャッターの向こう側がず〜っと大斜坑になっている。かなりの深度まで入る。 ●R写真:ロードホールダンプが下って行っていた。 |
中山0M坑口。下からちょっと上がった所にある。 |
中山0M坑口の内部。よく整備されている。軌道面も舗装されて管理が行き届いているようだ。右側写真の様子を見ても分かる。 |
●L写真:上に上がるとズリ山がきれいに整備されている。 ●R写真:三井グループ系の日本亜鉛鉱業の看板の入った大型重機。 |
ズリ山を上から見る。向う側の樹木の茂っている部分は違う。手前の部分が右側と左側で土の色が違うがあるいはズリ山は右側だけかも知れないが詳細は分からない。 |
上に上に上がっていくと道の脇に”うん、何かな・・・”と思える小さな洞穴があった。明らかに自然に出来た穴ではない。試し掘りをしたのかもしれない。R写真はその中を屈んで撮ったもの。 |
上の写真のすぐ左脇に写っているものがこれ。 ヤケ(露頭)だと思うが。閃亜鉛鉱だろうか素人なので正確にはわからない。しかしなんとなく立派さだけは分かる。 |
これはまた別の穴。こちらもおそらく試し掘りだろう。さっきのすぐとなりだ。 |
登ってきた道を振り返ってみた。こんなに登った?あまり実感がないが。 |
カーブを曲がるといきなりこんな光景が目に飛び込んできた。すごい!奥の方から煙のようなものが出てきている。音もする。 |
地底の方から腹に響く鈍い音が聞こえる。何か作業をしているのは明らかだろう。あるいは・・・・・。 |
下山途中、脇道があったのでそっちの方に行った所ここにも坑口があった。左の岩肌丸出し部分はなんだろう。 |
●L・M写真:近づいて見ると坑内は以外に広い。ここの坑道はどうもトラックレスマインだったようだ。軌道敷設の跡が感じられない。 ●R写真:岩肌丸出しの前はこんな状態。茶色い部分はレールではなかったように思うが。 |
反対側に行った方にも坑口(らしき)ものがあったがコンクリートで塞いでいる。 |
下まで降りてきました。選鉱所跡です。実にきれいになっています。キケンなところはコンクリートで塞いで。 |
現在の中竜鉱業株式会社の看板と事務所。アドベンチャーランドが営業中の時は確か売店と二階はレストランじゃなかったか。 |
以前は確か体育館みたいな建物ではなかっただろうか。今はご覧のように中竜鉱山資料館になっている。なかなか面白いものがたくさんあった。当日の館の人達の会話ではここも近々、閉鎖になるらしい、との話だったが・・・ |
資料館内にあった当時の写真。左手方向が奥、坑口方向。右手方向が国道から鉱山に入ってくる方向。選鉱所の位置から判断するとシックナーの右手のほうがレストランがあった辺りだろうか。 |
国道から入る県道174号線、上大納下山線。帰りに撮った。 |
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