長登銅山    3/3      





こ れ よ り  花の山精錬所跡


 ここは資料館からちょっと南西方向に入った”花の山精錬所跡”だ。当時の作業を彷彿させるものはあまりなかったが上の方に上がれば何か手ごたえがあったかもしれない。団体行動なのでそうもいかない。


 ここでのカラミだ。ある意味見事なからみだと思う。持って帰りたかったが再三「持ち帰りはダメです!」と釘をさされた。みんな同じ気持ちだったと思う。


 ここは花の山のいわゆる”ズリ場”である。普通、ズリ場と言えば選鉱所近くにある選鉱後のカスを捨てる場所だがこういった場所もズリ場と言うのだろうか?厳密に言うとズリとからみとは違うものだし。しかし不要なものと言う意味では同じだし。う〜ん・・・


 四つ留坑口の手前左手にあった「長登銅山千人仏碑」。
 どこもそうだが相当の犠牲者があったことだろう。合掌。


 花の山精錬所の片隅にあった四つ留坑道の坑口。




こ れ よ り  ヘデン輝石採取にズリ場へ


 さあこれからヘデン輝石採取に行きます。花の山精錬所跡から烏帽子坑方面に向かって行きます。写真のような獣道?ばかりです。一人だととても怖いです。これだけの人数だから安心ですが。30分ぐらい歩いたでしょうか。出発前、学芸員さんは「ひょっとして蛇が出るかも・・・」なんて本気半分、冗談半分で言ってましたが。


 ここは褐鉄鉱の露頭です。写真の茶色い岩がそれです。銅精錬時の溶媒剤として使われていたらしいです。


 ズリ山からの石採取真っ最中です。RとLは近いですが場所が違います。R写真は冒頭のヘデン輝石です。


 亀山坑の上から撮った鉱山跡エリア全景。大切四号坑は正面右手の山の中腹。




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