山形県最上郡大蔵村南山 永松鉱山 Photo:2012年8月 (1/1) |
山形県最上郡大蔵村肘折温泉 大蔵鉱山 Photo:2012年8月 (1/1) |
●主な採掘金属 :金、銀、銅、鉛、亜鉛、硫化鉄鉱。 ●経営企業 :・永松鉱山:古河鉱業、・大蔵鉱山:東邦亜鉛。 今回、永松鉱山も大蔵鉱山も”不発”でした。永松鉱山は写真のとおり先が土砂崩れらしく十部一峠(じゅうぶいちとうげ。昔、鉱山で商売する商人から一割の通行料を取っていたことからこの名がついた)から入る所で通行止め。大蔵鉱山も土砂崩れによる通行止めですご〜く遠回りした結果、現場に着くと真っ暗!なんにも見えません。あきらめて早々に次の巡検地に。さっぱりわやです。本ページは殆ど”旅ログ”状態。鉱山めぐりになってないですね。UPもどうかと考えたんですが実にいい加減に”まっ、いいか”とばかりに載せました。 |
永松鉱山 |
■左:幸生鉱山方面から国道458号線を北上。その昔、永松鉱山での鉱石・物資輸送のために開削した道路である。下で聞いたところで は道が狭いから注意しろ、と言われたが何の何の立派な道路でした。もちろん全線舗装です。今までにはもっとえげつな〜い、これ って道路って言えるの・・・・?、というような道も随分走ってきたのでご安心を。 ■中:ここが十部一峠(じゅうぶいちとうげ)です。地図にもきちんと載っています。右が国道458号線、肘折温泉方面。通行止めになってい る左が永松鉱山方面。車をここに置いて歩きで行こうかなとも思ったんですが8月の炎天下。暑い!ここは標高も800mぐらい(だっ たかな)なのにやっぱりア・ツ・イ!!気が萎えます。蝉だけが元気!たった一週間の命とこの時とばかりにありったけの力を振り絞 って”子孫保存活動”をしています。 ■右:永松鉱山方面の道路です。ちょっとだけ進んで撮りました。 |
大蔵鉱山(金山鉱山) |
■左:国道458から肘折温泉にはいるところでいきなり”土砂崩れにより通行止めです。迂回してください”とのこと。もう眼下に温泉が見え てるのに・・・思いながら迂回道路に行く。警備員に話ではトンネル越えてすぐです、とのこと。ならばそっちから行くかと思いきやトン ネル越えて行けども行けども迂回道がない。”うん・・・道間違えたかな?”と思うが間違えようがない一本道だ。なんで?と思いなが らもそのまま走る。いくら走ってもない。しようがないあきらめようと10分ぐらい走ると道路沿いに「銅山川地すべり防止事業」との看 板があり何やら大規模工事中。地図を見ると近くに「地すべり資料館」がある。行ってみようかとも思ったがパス。何となく面倒くさくな ってきた。 ■中:10数キロ走っただろうか、なんと!「肘折温泉への迂回路」と看板が。おいおい・・・こんなとこまで来させるか。これが、すぐか(怒・ 笑)!もう頭は完全に”あきらめモード”に入っていたがそこはそこ、行けるんなら、と急遽ハンドルを左へ。しかし時計を見るともう18 時過ぎ。どうかな〜と思いながら走ったが温泉に着くと既に日は陰りヤバイ!(写真。因みに肘折温泉は熊谷竜也著「邂逅の森」に 出てくる温泉。途中にも登場するが最後に主人公、富治が意に反しやむなく去った女房を見つける場所)。それでも場所を聞き急い でカルデラ館の横から行ったが遅かった。もう遺構の姿を確認できる明るさではなかった。ザンネン・・・ ■右:これがカルデラ館の案内看板。 |