山形県 見立・三治鉱山 Photo:2012年8月 (1/1) |
山形県 高旭(たかひ)・睦合鉱山 Photo:2012年8月 (1/1) |
●主な採掘金属 :金、銀、銅、鉛、亜鉛など。 ●経営企業 :・見立鉱山=日本鉱業(株)、 ・三治鉱山=合同資源産業(?)(未確認) ・高旭鉱山=新鉱業開発(株)、・睦合鉱山=昭和鉱業(株)。 ・[見立鉱山・三治鉱山] 大泉鉱山から次にR112を食堂で聞いたとおり左折、見立鉱山と三治鉱山に行くつもりだったが行けども行けども分からず結果、不発に終わる。写真左の道をどんどん山奥に入っていくのだが次第に不安に。”こりゃ〜、この先道がやばいな〜”と言う感じ。乗用車なのでわだちがひどいと腹をこすりこすりするし。(う〜ん。ジムニーが欲しい・・・[笑])と言いながらしつこく山奥へ。でもまもなくUターン。これ以上は無理。行きっ放しならともかく。携帯電波も届かないどころか圏外。こんなところでスタックしたらそれこそクマさんとご対面!鉱山はあきらめて写真だけを撮り国道に戻って高旭と睦合に向かう。 ・[高旭(たかひ)鉱山・睦合鉱山] 国道112号線、永林寺の脇の道路を北上。この道路は先ほどの月山湖近辺の食堂で聞いたとおりダンプが多い。その食堂で鉱山への道順を聞いたところ偶然にも鉱山跡の復帰工事にかかっているダンプのドライバーがおりその方曰く”分かるかな〜、だいぶん奥だよ。道も入り組んでるし”とのこと。それにダンプが多いから安全運転をとのことだった。地図まで書いてくれたのだが下の写真の場所までしか行けなかった。ズリ山もそれらしき場所も分からずじまいだった・・・。結局ご当地では4鉱山とも不発。 (拡大地図の小さな赤×も西沢鉱山、小山鉱山、平野鉱山、若山鉱山、金城鉱山など中小の鉱山。当地区には他にもいくつかあったようだ。) |
見立鉱山・三治鉱山 |
■左:国道112号線から入って山形道の下をくぐり間沢川沿いに上がっていくとこんな道路にでる。この先に目指す鉱山跡がある筈なの だが・・・。 ■中:道路建設の謝恩碑だがそこにはこんな文面が。「間沢川の部落は昔から鉱物林産物の宝庫として知られ文化・文政の頃には金 山の栄えたことが伝えられている〜云々」とある。 ■右:この川が間沢川。そして上流には見立鉱山、三治鉱山が近代には採掘されもっと昔には金山が栄えたと言う。 |
高旭(たかひ)鉱山・睦合鉱山 |
■左:食堂で聞いたとおり砕石場がありダンプも多い。ここもそのひとつ。 ■中:砕石場の手前だったかにかなり古いコンクリの遺構らしき建屋が残っていた。正体は不明。 ■右:もうちょっと奥に行くと地道になり左手に小さな沈殿池が。わざわざ「沈殿池」と高札までまるで観光用ででもあるかのように立ってい た。まさか観光用ではあるまいし。これは何のためだろうか?鉱山めぐりで走っていると時々、”うん・・・これなに?”ってなものを見 る。TV番組の「なにこれ」に投稿したらきっと採用されるんじゃなかろうかと思うものが結構ある。 |
道をどんどん進んでいくとなにやら山中らしからぬ平地が広がる。明らかに造成された跡である。あるいはここが鉱石の貯鉱場かはたまた鉱山作業の何かの場所だと思うが。別荘分譲地ではないだろう。周囲を見回してみたが選鉱場や製錬場らしき遺構は見当たらなかったが。 |
■左:何とかかろうじて地面からのぞいている鉱山の遺構を見つける。左のへし曲がった鉄パイプはどうか分からないがちょ っとだけ顔を出しているものはトロッコ用の軌道だと思うが。 ■右:上記(恐らく)軌道と同所から撮影。正面の斜め屋根の建屋は通行止めで行けず何か不明だが外壁は比較的新しかっ た。ただ写真左側のコンクリの用壁は頑丈さと古さからおそらく鉱山時代の遺構だと思う。場所的にはすぐ上の写真右 側の道路を行って突き当たりの辺り。 |