第1条(趣旨) このプログラムは、生存競争による自然淘汰が働かない 環境下に於いて、自律的に劣位個体の淘汰を行うことによって 限りある資源の有効な分配を図り、 もって種全体の活性を維持することを目的とする 第2条(要件) 1 個体が、他の個体に対して以後有意義な貢献をできないと 自ら判断したときは、自殺に向けた行動を開始せねばならない 2 前項の判断は、他個体との比較を行うことなく、 自ら設定した判断基準によってのみなされねばならない 第3条(効果) 自殺プログラムの発動に伴い、生存可能性を探る思考回路、 新たな生存環境を求める思考回路および自己変革を行って 死を回避する思考回路は、これを閉鎖するものとする