2008年1月26日(土) |
■第98話「未知なる挑戦者 巨大機動要塞浮上」 の続きから。 ■第99話 「デッキマスター深海の戦士」 別々の空間に飛ばされ、ヴァーチャル空間でそれぞれデュエルする事に。 静ちゃんや杏子もデュエルするのかな。 遊戯は早速、ビック5の一人、深海の戦士と対戦。 デッキマスター選定は、当然ブラックマジシャンだろうと思ったけど、 なぜクリボー出てきた?? カードモンスターが(特に前世との因縁なしに) 自発的にコミュニケーションとってくる展開に、ちょっと違和感。 完全TVオリジナルのGXでは、普通にハネクリボーと主人公十代が 仲良くコミュニケーションとってますが。 これはその伏線なのかな。 相手の深海の戦士、戦術家で、言葉巧みに遊戯を翻弄するのが上手い。 「大人のデュエルを見せてやろう。」 ・・・いい大人はデュエルしないんじゃ・・。(笑) 乃亜編の特殊ルール、デッキマスターシステム。 相手のデッキマスター能力が分からないと、迂闊に手出しも攻略も出来ないな。 さて、クリボーのデッキマスター能力は・・? そして、作画キレイ。(作監:本橋秀之 ) ■第100話 「恐怖の再生コンボ」 遊戯、深海の戦士に苦戦。 攻撃は返され、生け贄モンスターはすぐ復活する。 クリボーのデッキマスター能力は・・・発動条件が揃うまで分からないまま?? 自分が選んだデッキマスターの能力が分からないんじゃ、遊戯達の方が不利だ。 偉人の名言を並び立てる深海の戦士が、嫌味な大人の象徴っぽくて、いい悪役。 海馬とモクバに彼らの過去を見せつける乃亜。 両親を失ったモクバの悲しみ、二人だけで生き抜こうとする海馬の強い決意、兄弟の絆・・・。 昔の笑顔の兄様でいて欲しかったと言うモクバ。辛いな。 静を救った、二人のナイト。本田頑張っててかっこいいのに、御伽良いところ持ってく。(笑) 杏子はモンスターにさらわれてるけど、大丈夫??(汗) ヴァーチャル空間で、一番酷い目に遭ってるな。 ■第101話 「反撃のレインボーアーチ」 このゲーム、デュエリストとデッキマスターの信頼が鍵になる。 モンスターとの信頼関係を描くというのは、原作とはテーマがちょっと違うけど、 これはこれで面白いかも。TVアニメオリジナル路線。 協力し合う表遊戯とクリボー、三人の連携で、裏遊戯がなんとか深海の戦士を倒す。 攻撃を反射できる深海の戦士のデッキマスター能力は、モンスターへの攻撃時しか発動できない。 プレイヤーへのダイレクトアタックで、あっさり片が付きました。 杏子が相変わらず酷い目。モンスターに喰われる寸前、なんとか逃げ出す。 助けてくれたあのペンギンが、例のアレか・・・? 海馬は、過去に囚わないと言い、しかし、今も大切なものは変わらないと、モクバに語る。 何だかんだで結局剛三郎の因縁を引きずっているくせに。 前に進むため、過去を捨てようと必死な所、好きだな。 ■第102話 「氷上の決闘 狙われた杏子」 ダンスミュージカル、ブラックマジシャンガールに吹いた。(笑) (ホントにありそうだ・・・。) かなり強引だけど、BMGと杏子を結びつける、オリジナルエピソードが。 ペンギンの大滝、いやらしいしゃべり方が上手いな。 「 真崎杏子16歳」のフルネーム呼びとか。 大滝がペンギンにこだわる理由が、意外と悲しい。 そして、ペンギンランドを却下した海馬社長。パンダって・・・。(笑) 今回も杏子とBMGがちゃんと協力してます。 でも、ブラックマジシャンはデッキに入っていないのか・・・。(汗) BMGのデッキマスター能力がキーになりそう。 そして、この回、杏子がかわいい。(作監:原憲一) ■第103話 「輝け!賢者の宝石」 冒頭、美麗作画で海馬兄弟の過去話。 ・・・手書きのブルーアイズ。 このオリジナルエピは良いな。 杏子がマハー・ヴァイロ召還。 それは、表遊戯が自分に似ているモンスターとしてあげたカード。 装備カードでさらに攻撃力アップする意外な能力。 ・・・千年パズル装備で裏遊戯が現れ力を発揮する自分にたとえたのかな。 乃亜の仕掛けたゲームで、なかなか杏子の元にたどり着けない遊戯。 表遊戯が抱いていた疑問。 杏子が”遊戯”と呼ぶとき、それは裏と表、どちらを意味しているのか・・・? 原作設定を掘り下げた、こういう心理面の描写が良い。 BMGのデッキマスター能力(墓地に眠るマジシャン族の数だけドロー) が、本来のBMGの効果(墓地に眠るBMの数だけパワーアップ) をちゃんと反映しています。 賢者の宝石の効果は、デッキに居ないBMをBMGが召還できる。(強引。(笑)) 弟子のピンチを師匠が救ってくれるのか。 遊戯のデッキから勝手に飛び出していくBM。 乃亜編のモンスターは自由意志を持ってるらしい。フリーダムだな。 再会した遊戯に思わず抱きつく杏子。 表遊戯びっくり。 表遊戯と杏子のエピって原作でもあまりなかった気がするので、 この展開も良いなと思ったり。 (表遊戯の杏子に対する秘かな想いについても、 アニメでこれ以前は殆ど描かれて無かったし。) そして、この回は作画監督が二人?(加々美高浩・高橋和徳) このクオリティで王の記憶編、戦いの儀編をやって欲しかった・・・・っ!!!! ■第104話 「デッキマスター ジャッジマンの裁き」 インチキ弁護士、大岡登場。 他のビック5はモンスターの姿で登場したのに対し、こいつは素の姿で登場してます。 法廷に見立てたフィールドで城乃内とバトル。 城乃内のデッキはギャンブルデッキという名前だったのか。なるほど。 城乃内のデッキマスター、炎の剣士が、最初にデッキマスター能力を説明。(親切) 初めは城乃内優勢に見せかけて、大岡が罠を仕掛ける。 城乃内、デッキマスター能力使いすぎ? 炎の剣士の攻撃力がどんどん削られてくけど、いいのかな。 遊戯と杏子が合流、城乃内のデュエルを観戦。 一方、乃亜はビック5をあくまで時間稼ぎの道具扱い。 真の目的は海馬らしい。 またも海馬の記憶を再現して、海馬兄弟に見せつける。 ゲームの為に海馬が自力で開発したヴァーチャルシステムを、剛三郎は軍事兵器開発に転用。 これが海馬の怒りを買い、会社乗っ取りを決意させた。 この頃までは剛三郎を父と呼んでいたのか。 少年瀬人の声は同じ声優さんかな? 絵がキレイ。肌ツヤとか、目の輝きとか。(作監:小澤豊) ■第105話 「勝利への賭け」 ジャッジマン戦、後半。 城乃内がギャンブルに3回続けて負け、窮地に追い込まれる。 激しく落ち込んでます。 ここで乃亜登場。やはりイカサマだったのか。 ギャンブル失敗がイカサマだと知り、急に元気出す城乃内。 運に見放された訳ではないと、デュエル続行を申し出る。 最後の賭け、これなら確かにイカサマは出来ないな。 そして、凡骨城乃内の名演技で、まんまと騙され、敗北する大岡。 いつも運を味方につけた城乃内の勝ち方が爽快。 序盤で伏せたあの罠カード、ジャッジマンの永続魔法カードのせいで結局最後まで使えなかったな。 遊戯、杏子のデュエルがデッキマスターとの連携が鍵だったけど、 今回の城乃内のデュエル、炎の戦士とは、殆どコミュニケーションなし・・・。 このデュエルの様子を海馬兄弟が観戦。 海馬も凡骨を褒めてます。 乃亜の発言、”海馬瀬人を完璧に乗り越える”を聞いて、乃亜の背後に剛三郎の存在を感じ取る。 やり口は卑怯だけど、デュエルではルールを守る事にこだわるのは、そういう理由か。 ■第106話 「男の花道 本田玉砕」 サブタイが・・・。(汗) 海馬コーポレーション軍事部門担当、工場の鬼軍曹、大田が現れる。 デュエル経験なしで、しかもプレイヤーへのダメージを体感させるシステム考えたら、 静にデュエルをさせるわけにはいかないんだけど・・・。 強制的に、静、本田、御伽の三人でデュエルする事に。 守備表示の仕方すら知らない静が案の定、標的に。 静を庇おうと盾になる本田。 実はちゃんと相手の戦術読んで、静を守る方法を考えていた御伽。 三人の中では、御伽が実は一番実力ある方? 本田と御伽は静を守る事に専念して、攻撃できない。完全に足引っ張ってるなぁ。(汗) とうとう、本田がデッキマスターで静を守って玉砕。 負けたら灼熱の溶鉱炉(?)に落とすなんて、残酷な。 静は仇をとれるのか?本田(の精神?)は無事なのか? 本田が最後に伏せたカードが気になる。 ■第107話 「聖女ジャンヌ 三位一体の攻撃」 本田の死に戦意喪失の静。 代わりに御伽が頑張る。やはり御伽はデュエル上手いんだな。 DDMのカードがあるのか。ペガサスが採用、KCにデータが流れていたという設定。 DDM考案者の御伽には有利なハズ? 機械王と合体した大田、パワーアップして御伽のモンスターを粉砕。 次のターンで勝負が決まる。 静を立ち直らせるのに、城乃内を持ち出して励ました御伽、上手い。 静が立ち上がった所で、城乃内本人と再会。 「お前も俺の妹なら、最後まで諦めんな。 俺が・・お兄ちゃんが見ててやる。」 お兄ちゃんがついてるぞ! (俺が・・のセリフの後、城乃内の優しい表情がよい。兄妹愛!) 本田が教えてくれた基本戦術、生け贄召還と融合を使って、聖女ジャンヌ登場。 さらに、本田が残したカードでパワーアップ、パーフェクト機械王を破る。 が、倒しても、本田は戻ってこないらしい。がっかり。(汗) デュエルには負けたが、負けた本田の体は手に入れるなんて、ズルイ。 ・・・サル起動?? 静とジャンヌがふつくしい。(作監:平山英嗣) ■第108話 「さらわれたモクバ 海馬vsサイコショッカー」 うわぁ、何でもアリだな、この回。 本田の体を乗っ取った大田が、海馬の前に現れる。 木刀で斬りかかる大田に、海馬、投げカードで対抗。(無茶。(笑)) とっさに鉄パイプを掴むが、剣道5段の大田に敵わず。 駆けつけた城乃内の蹴りで助かった。 海馬、リアルファイトはやはりあまり得意じゃないか。 アクションシーンはかっこいいのにね。(笑) バイクアクションも見せてますよ。 これ、なんてハリウッド映画? 横転して爆発炎上するバイクを前に、海馬が立ち上がる。 いちいち無駄にかっこいいな。 メカザル、静に庇われ、遊戯達と同行する事に。 言葉はしゃべれないのか・・・。 モクバは乃亜に救出。 海馬と大門のデュエルを乃亜と一緒に観戦。 唐突に始まったデュエル。 海馬、得意の死のデッキ破壊ウイルスを狙うが、大門のデッキマスター能力に破られる。 デッキマスターはサイコショッカーか!これじゃ罠カード戦術は使えないなぁ・・・。(汗) さらに、LPを回復させ続ける、強力なライフ回復コンボ。 それよりも、もっと厄介なのが。 お注射天使リリーって!!(爆) 「行け!リリー!海馬瀬人、検診のお時間だぁ!!」「お注射よ♪」 あのふざけたデザインといい、裏腹に強力なその能力といい。 シリアスなバトルが台無し。 なにより、これに攻撃受けてモンスター倒されると、辛いな、精神的に。 デュエリストのプライドが傷つくよ。(笑) あと、時計型麻酔銃!! それ、番組チガウ!!(汗) (この回のデュエルとカード考えた奴!遊びすぎだぞ!謝れ!(笑)) 再び海馬の過去回想シーン。 誕生日に課せられた、最後の試練。ここから剛三郎への逆襲が始まる。 自分の発明が軍事兵器に転用された事で、剛三郎を許せなかった海馬。 剛三郎と違って、ただの金の亡者じゃない、 青臭いけど、ちゃんと倫理観というか正義感もってる社長は素敵。 剛三郎が造り上げた最強兵器? とうとう宇宙にまで飛び出したか。(汗) 内容はともかく(笑うしかない)、絵は良かったです。(作監:原憲一 ) ■第109話「宇宙からの攻撃 サテライトキャノン」 ライフ回復コンボにリリー、サテライトキャノンと、苦しめられる海馬。 最後はやはりブルーアイズでサテライトキャノン粉砕。 「俺がゲームにかける夢は、殺人兵器などに負けはしない!」 大門を破る。が、モクバの行方は知れず・・・・。 過去回想。 あの時、瀬人はモクバを利用していたと言う大門と乃亜。 瀬人はモクバを信じていただけだ・・と言ってますが。 計算した上での行動・・ではなくて、まだ当時は未熟で 苛立ちを抑えきれずに本気でモクバに八つ当たり? 当のモクバ本人は、兄様の役に立てるならと、その信頼を全く疑わない。 さすがモクバ。 冒頭の正体バレ本田。 頭のスイッチ。よりによって、その思考でそのセリフが表に出るとは。(笑) そんな本田に引かない静ちゃん、優しいな。 作画が気合い入ってて凄い・・・・・! 強欲な壺で二枚カード引くシーンの、 カードをめくる指の動きとか、迫力。(作監:高橋和徳 ) ■第110話 「深まる謎 乃亜の正体」 乃亜がモクバを洗脳し、自分のものに。 「瀬人にあって、僕に無いもの・・。」 兄弟の絆が羨ましいのか。 あからさまに偽物の瀬人に、騙されるな、モクバ。(汗) 乃亜の口説き文句が凄い。 乃亜兄様についていくという洗脳モクバに、瀬人唖然。 杏子と遊戯は廃墟の屋敷で赤ん坊の泣き声を聞く。 そこにあった乃亜と剛三郎の写真を手に、海馬と合流。 乃亜は、自分が剛三郎の実の息子であり、瀬人は自分の為に剛三郎が用意した当て馬だと言う。 亡き父に自分が瀬人より優れている事を証明して、 海馬コーポレーションを手に入れるのが目的だと。 しかし、写真の頃から歳を全くとっていない乃亜の謎。 一方、ビック5の残り4人が、肉体を手に入れるため、実力行使で城乃内達を襲う。 デュエルで負けたくせに。(汗) しかも、うち二人が静の肉体目当てって酷い。 ここは乃亜様が阻止。 原作ストーリーに影響与えない為、この乃亜編では一切出番なしだと思っていた闇マリク、 まさかの登場。 施設内の侵入できない扉の向こうに、遊戯達の存在を感じ取る。(伏線?) ■第111話「ビッグ5の逆襲」 これは俺たち兄弟の問題だと、遊戯達との連携を拒否する海馬。 杏子が海馬を止めようと立ち塞がる。いい子だ、杏子。 放っておけないし、”モクバくんは私たちの仲間”だからと。(笑) モクバ、愛されてるな。 勝手な行動をとるビッグ5に、もう一度だけチャンスをやるという乃亜。 ・・・瀬人をおびき寄せる為の時間稼ぎ? 生身の肉体を手に入れるため、遊戯の前に立ちはだかる本田の姿のビッグ5。 城乃内と遊戯のタッグデュエルに。 城乃内がハーピーを使って活躍。舞の事もちゃんと忘れてません。 一方のビッグ5は戦況によってプレイヤーとデッキマスターを交代できる、有利な状況。 ・・・しかし、5人の仲の悪さで、互いに足を引っ張り合いそうだな。 遊戯と城乃内の連携で、まずペンギン大滝と、フィールド魔法アトランティスを破る。 次はジャッジマン大岡か。 一方、海馬は、一人歩み続ける。 たどり着いた先は・・・海馬ランド?? ■第112話「狙われた城之内 勝利への連係プレー 」 裏遊戯の演技が光る回。 迂闊な戦略をとっているようにみせかけ、敵が魔法カードを使用するように誘ったり、 城乃内の戦略を非難しているように見せて、リリーを倒すヒントを与えたり。 上手く遊戯が城乃内をフォローしてます。 ジャッジマン大岡のデッキマスター能力で、場のモンスター全部破壊って酷い。 機械王が場に出た事で、鬼軍曹・大田にチェンジ。 遊戯の罠にはまり、機械王を失って、最後は大門に。 サイコショッカー対決。城乃内がリリーを倒すが・・・。 大岡が仕掛けた「霧の祭壇」がいよいよ発動? まだブラックマジシャンのデッキマスター能力が出てないような。 海馬はまだ無人の海馬ランドを彷徨ってます。 乃亜の過去を見せられる。乃亜は既に死んでいる? それをわざわざ海馬に見せる意図は? このプログラムは乃亜のものではない可能性が・・・。 ■第113話「倒せ! ファイブゴッドドラゴン 」 大門達がそれぞれデッキマスターを召還、儀式魔法でファイブゴッドドラゴン登場。 光属性以外のモンスターでは倒せない。 城乃内が出来うる限り全てのカードで、遊戯のサポートに回る。 遊戯と城乃内のデッキマスターを融合させ、光属性ミラージュナイト召還。 ファイブゴッドドラゴンを倒すが、トラップでLPを0に出来ず。 さらにバーサークデットドラゴンが召還される。 遊戯のピンチを、今度は城乃内のトラップカードが救った。 城乃内大活躍。 城乃内のカードでパワーアップしたブラックマジシャンが、バーサークデットドラゴンを撃破。 城乃内を侮っていたのが敗因か。 敗北したビック5、乃亜に処分。 騙したな!って、最後まで乃亜を信じていたビック5は哀れだな。(汗) ■第114話 「乃亜VS瀬人 天地創造の決闘」 海馬ランドのブルーアイズトレインに笑った。 至る所、ブルーアイズだらけのテーマパーク。(笑) 乃亜が自身の正体を語る。 剛三郎の一人息子として生を受け、KCを受け継ぐべく育てられたが、 交通事故で瀕死に。 剛三郎がAIにその記憶を移し替え、肉体は失ったものの、電脳世界で新たに生まれ変わった乃亜。 その後、瀬人が当て馬として海馬家に引き取られた、と。 ・・でも、実際に瀬人が乃亜と競う事は無かったし、本当に当て馬だったのか?? 瀬人の体を乗っ取り、自分がKCを引き継ぐという乃亜。 対する海馬のセリフが良いな。 「これまでの俺の苦悩、俺の努力、俺の人生の全ては、お前の為にあったという訳だ。」 よくMADで使われるセリフはここか。 「良く聴け、乃亜。 俺は生まれてこれまで、自分以外の為に生きた事など、一瞬たりともない!」 乃亜を否定するセリフなんだけど、聞き方によっては、すごく自己中で非情な人。(笑) とても海馬らしくて、良いです。 デュエルでの勝負にこだわるのは、やはり瀬人を超えたいから? 海馬の後を追って、乃亜の過去を知った遊戯達も到着。二人のデュエルを見守る。 初っぱなから死のデッキ破壊ウイルスを仕掛けるが、あっさり破られる。 海馬のデッキや戦術を研究済なら、いつもの戦術は通用しないような。 乃亜は、その名の通り、大洪水と方舟を出現させた。 創造主を気取る乃亜の、天地創造のデュエル。 デッキマスター、奇跡の方舟の効果とは? ■第115話 「無敵 デッキマスター奇跡の方舟」 無敵のデッキマスター、奇跡の方舟。 特殊効果がそんなにあるなんて、ズルイな。 勝ち誇る乃亜に対し、海馬が乃亜の心の弱さ、不安を言い当てる。 電脳世界で生き、次第に人間らしさを失っていく乃亜に、信頼が薄れ、揺らいだからこそ、 剛三郎は瀬人を海馬家に迎え入れ、競わせたのだと。 生身の体を失い、驚異的に進化する乃亜と、 現実世界で苦悩しながら育った瀬人、どちらか勝った方を後継者にするつもりで。 剛三郎が乃亜の為に造った電脳世界は、どこか現実とズレていた。 何を言っても同じセリフしか返さない店員とか、寂しいよな・・・。 そんな世界の中でしか生きられない乃亜は、やはりかわいそうだし、 これじゃ人格が歪んでも無理ないか。 現実世界で生きる人間の生死に興味ないと言い出す乃亜が怖い。 愚かな自己逃避をする心の弱さを持った乃亜を、間違いなく人間だと認めながら、 人として大切なものを失ったと海馬は指摘するが、乃亜自身は人を超えたのだと主張する。 自身の勝利で、人の心を理解できる事を証明すると。 海馬の破壊輪と防御輪のコンボで、形勢逆転。 ついに乃亜を追い詰めるが、怯む様子を見せない乃亜。 まだ戦術があるのか??とか思ったら。 ここで洗脳モクバ投入。 人質取って、得意げになるなよ。(汗) デュエル自体で勝たなきゃ、瀬人を超えた事の証明にならないじゃないか。 作監:加々美高浩 で、見応えあります。 作画もきれいだし、海馬の指や腕の細やかな動きがかっこいい。 カードの引き方が独特だな。(笑) ■第116話 「モクバを救え! 運命の第七ターン」 モクバが人質で、海馬、乃亜に攻撃できず。 さらに方舟の能力で乃亜がライフ回復。(汗) 一気に止めを刺さず、毎ターンじわじわとLPを削り、 海馬をいたぶる残酷な乃亜。 株の買収が上手く行かず、モクバを罵ったあの時。 ただ感情に身を任せたのではなく、 万が一の時、モクバだけでも海馬家に残れるようにと考えた上で・・・だったのか。 そこまで弟の事を考えていた海馬の思い。(涙) 遊戯が海馬を励ます。 城乃内がマリクに操られていた時を例にとり、兄弟の絆を信じろと。 モクバとの絆を証明するカードとは・・・やはり、アレか。 それを引けるかどうかで、運命が決まる。 追い込まれていても海馬、負けてない。 剛三郎の名前を出して、乃亜を動揺させてます。 乃亜がムキになるのは、剛三郎の愛情、信頼だけが、乃亜の存在を支えているから・・・・。 遊戯と海馬の言葉に、モクバの記憶の封印が解け始める。 遂に運命のターン。 最後のドローに全てを賭ける海馬。 「俺は、そのカードを持つに相応しい男に、兄になれたか!?」 MADで見たシーンで、ずっと気になっていた場面。 強い自信をもった海馬は、常に強気の表情でカードをドローするのに、 一つだけ、海馬らしくないドローシーンが。 カードを引く瞬間、両目を瞑り、掲げたカードを片目で恐る恐る確認する。 ・・・・ここのシーンだったのか!! モクバの運命をかけた、この状況だからこそ、この描写だったんだ。(納得) ブルーアイズ、やっと登場! 海馬の忠実な僕にして、兄弟の絆を示す、運命のカード。 かっこいいよ、ブルーアイズ。 海馬家での過酷な日々を耐え凌ぐ事が出来たのは、 モクバの手書きのブルーアイズのおかげだったと海馬が語る。 モクバが正気を取り戻し、乃亜のもとを離れ、 滅びのバーストストリームが乃亜の場のモンスターを破壊。 方舟の効果でライフを回復する乃亜に、海馬が最後の勝負に出る。 ラスト・バトルの効果で、ブルーアイズ対乃亜のデッキマスター、奇跡の方舟。 しかし、第7ターンを迎えた事で、方舟は真の姿を現し、ブルーアイズは返り討ちに。 一体、いくつ特殊能力があるんだ、あの方舟。(汗) 再会の瞬間を石化される海馬とモクバ。 乃亜は勝ち誇ってるけど、結局、モクバを人質にしなければ勝てなかったんじゃないか。 戦術では海馬に負けてるくせに、卑怯な勝ち方に得意げなのが、なんだか。(汗) 兄弟の悲劇に、遊戯の怒りが爆発。 ブルーアイズを召還せず、トワイライトゾーンドラゴンで攻撃していれば、 ラストバトルで引き分けに持ち込めたと。 そうしなかったのは、モクバを救う為。 人質が無ければ、戦術で海馬が負けていなかった事を証明してくれました。 その海馬の思いを無駄にしないと、海馬のデュエルを、その闘志と、モクバの悲しみと共に、 引き継ぐと言い出す遊戯。 ライフ400,手札無しのこの状況、しかも、受け継いだ海馬のデッキの中身も 分からないのに、戦術組めるのか?? でも、燃えるな、この展開。 ■第117話「引き継ぎし山札 遊戯vs乃亜」 残った海馬のデッキに自分のカードを混ぜたのか。 それでも乃亜の指摘する通り、性質の異なるデッキ同士、戦術組みづらそう。 しかも、手札なし。 各ターン引いたカードを順に場に出すしかない。 モンスターカードが引けなかったら即終わり。(汗) さらに、乃亜のデッキは伝説のスピリットシリーズが。 ・・・って、ペガサス、いつの間にそんな勝手なカードを。 海馬の不利なデュエルをなぜ引き継いだのか、理解に苦しむという乃亜に対して。 ライバルである自分と海馬には、互いに決して傷つけ合う事のない、 大切なモノがあると答える遊戯。 「それは、デュエリストの絆だ!」 海馬は卑怯な乃亜に対し、正々堂々戦い抜いた。 その誇りを守り抜く限り、デュエリスト同士は固い絆で結ばれている。 その絆を俺が引き継ぐと。 遊戯が海馬の強力モンスター、サイバーボットを引き当てる。 これを攻撃させ、デッキマスターごと乃亜を葬るハズだったが。 最後の特殊能力で、敗北をまのがれた乃亜。 ・・・って、その特殊能力の多さと強さはズルイだろ。 ブラックマジシャン召還で、遊戯の反撃が始まる。 「他人を踏み台にする創造主なんて、聞いた事がないぜ。 乃亜、人にはそれぞれ魂の帰るべき場所がある!」 このデュエルで乃亜の魂を解き放ってやると言うが。 それは自分自身の事も含まれるんだろうな・・・。 しかし、デッキマスター能力を失ってもなお、乃亜には豊富なLPが。 光の封殺剣で場をしのぎ、起死回生のカードを待つ遊戯。 海馬にはモクバが、そして遊戯には応援してくれる城乃内達仲間が。 その絆を見せつけられ、それが許せないと、御伽を石化。 孤独な乃亜には、その絆が羨ましいんだな・・・・。 遊戯の言うとおり、乃亜の行動は幼稚。 そんな脅しに屈しない遊戯に、乃亜が攻撃に出る! ■第118話「LP10000VS100!! 」 「やってみろよ、遊戯!!」 怯まない遊戯に、乃亜がキレてる。(汗) 乃亜の攻撃をトラップで凌いで、遊戯の反撃。 ブラックマジシャン、マジシャンガール、そしてマジシャン・オブ・ブラックカオス、 三人を揃えて、乃亜を攻撃。 逆転を狙うが、これも乃亜のトラップに阻まれる。 乃亜にターンが回る毎に、一人ずつ石化されていく仲間達。 本田に続いて静が。 遊戯が自分に従うなら、仲間達だけは助けてもいいと言い出す乃亜だが。 戸惑う遊戯に、城乃内は勝てと言い残し、石化。 「乃亜、あなたは、かわいそうな子だわ!」 (これもよくMADで使われるセリフ。ネタ的に。(笑)) 知識が増えても幼いままだと指摘する杏子。 その杏子も遂に・・・。 力でねじ伏せようとする者に従う者は居ない、ばかげてると答える遊戯。 乃亜の、”バカ”に反応してムキになる所、本当にお子様。(汗) 仲間を失い、残りライフ100。 「無理だ・・。俺はここで負けるのか・・・?」 倒れる裏遊戯。デュエル中に戦意喪失なんて、らしくない・・・・。 「まだ僕がいるよ。」 こういう場面は表遊戯の出番です。 裏遊戯の心の迷路。そこにできた、新しい記憶の部屋。 中には城乃内達仲間が。 なんと、この部屋には海馬も居ます。 「俺とお前の魂が融合したデッキ、それが最強でないはずがない。」 「戦え、遊戯、俺たちのデッキを信じて。」 遊戯に対し、挑発的じゃない海馬の励まし方っていうのも、珍しい。 最後の可能性に賭け、立ち上がった遊戯がドロー。 海馬デッキ最強の僕、アルティメット召還! さらに融合解除で三体個別に追加攻撃。 (この融合解除のコンボって、GXでよく使われてる手ですよね。 オリジナルシナリオ特有の戦術?) 遂に乃亜を倒す! ■第119話 「海馬家の闇」 ええ〜〜〜〜。 何、この展開。(汗) 負けた乃亜が、悔しさから、今度は遊戯の精神を乗っ取ろうとするが。 遊戯の中に、三千年前の記憶、ファラオの姿を見る。 って、この時期だと、原作のネタバレですね。 一方の遊戯も、乃亜の中に、カプセルに眠る仲間の姿を。 剛三郎登場。 事の真相を全て話す。 瀬人は乃亜の当て馬ではなく、乃亜を現実世界に復活させる為の器だった。 しかし、瀬人に逆に会社を乗っ取られ、剛三郎の計画が狂う。 死期が迫った剛三郎は、乃亜と同じ手法で、自身の記憶をAI化。 バーチャル世界で生まれ変わる。 瀬人の肉体を乗っ取って、海馬コーポレーションを取り戻すつもりだったと。 しかし、コンピュータネットワークを支配した今、もはや肉体を必要とせず、 ミサイル衛星を使って世界を我が物にすると言い出す。 AI化して常軌を逸した? どうして、こう、アニメのオリジナルシナリオって、 すぐ世界の危機に繋げて、話のスケールを大きくしようとするんだ。理解に苦しむ。(汗) ファラオの記憶編もそうだったし。 ロボットアニメとかなら、よくある展開だけど、遊戯王には必要ないと思うな。 海馬と乃亜、この兄弟の因縁にだけテーマを絞った方がシンプルで良かったんじゃ。 剛三郎の言葉に、驚愕の乃亜。 愛する息子を蘇らせたかったのではなく、完璧な自分の後継者を作り出したかっただけ。 息子への愛情は欠片も無いのか。利用されていただけの乃亜が、哀れ。 そんな乃亜を、同情の視線で見つめるモクバ。 兄様に似ているからってだけじゃないよね。 散々な目に遭わされながらも、乃亜を憎めないモクバは優しい子。 一方の乃亜は、そんなモクバの優しさを利用し、その体を乗っ取ろうと企む。 モクバは兄様に頼んで、乃亜の為にアンドロイドを作ってもらおうと言ってくれた。 その優しさに心打たれて乃亜が改心・・・・って訳にはいかないか。(汗) 結局、本当にモクバの肉体を乗っ取って、乃亜が遂に現実世界に復活した。 これは予想外。これからどうなる? 乃亜を信じようと、裏遊戯に語る表遊戯。 モクバ同様、人を疑う事を知らない表遊戯はいい人です。 こうして会話しながら裏から表に入れ替わるシーンも、貴重。 闇マリク、出番あれだけ? 乃亜の罠で、記憶の中で彷徨う城乃内達。ちょっとした総集編。 舞の告白シーンが。(汗) ここで現実じゃないと気づく城乃内。 あれは城乃内の意識が生み出した幻影なのかな。 でも、このシーンの舞はキレイでした。 ■第120話 「エクゾディア・ネクロス」 バーチャルどみの町で、凡骨よりも早く、 これが記憶の世界だと気づいていた海馬。 剛三郎とデュエルで対決する。 剛三郎は瀬人に復讐したいらしい。 自分が得意なチェスではなく、海馬の得意なDMで挑むのか。 海馬のデュエルを全て調べ上げ、仕掛けてくる剛三郎。 海馬がチェスで自分を売り込んだ時とちょうど逆です。 エクゾディアのパーツを墓地に送り、エクゾディア・ネクロス召還。 魔法でも罠でも戦闘でも破壊できないエクゾディア・ネクロスをどう倒すのか。 乃亜の裏切りに気づく城乃内達。 裏遊戯も、乃亜は信じるに値しないと。 それでも信じたい表遊戯。 そこに、モンスター達が襲いかかる。これは剛三郎の仕業?? まんまとモクバの体を乗っ取り、ミサイル衛星で移動要塞を攻撃目標に設定。 自分はヘリで逃げ出すハズ・・・・だったが。 モクバの言葉が頭をよぎり、土壇場で、思いとどまる。 あんなに散々な事した乃亜を”兄弟”だと言ってくれた、モクバの優しさ・・・。(涙) 兄弟なんか、仲間なんか、友情なんか、といいつつ、要塞に戻り、 遊戯、海馬、剛三郎らに呼びかける。 助ける気なのか?? 闇マリク、変な所で活躍中。(笑) 動力壊すわ、コントロールルーム破壊するわ。 千年ロッドでやりたい放題。 お陰で、自分も含めて、全員のピンチ。 姉上様は・・・出番あるのかな? タイムリミット設定で、ストーリー盛り上がってきてます。 そして、自重しない作監、平山英嗣。 海馬がイケメン過ぎて別キャラみたいです。(笑) ■第121話 「脱出!!」 乃亜が全員の脱出を手助けする。 遊戯には、海馬を助けて欲しいと。 ついさっきまで一人で逃げようとしていたくせに、この急な心境の変化は・・・。 モクバの言葉が大きかった様子。 剛三郎とデュエルの決着がつくまで脱出しないという海馬。 命よりも因縁の決着を優先するのか。(汗) 剛三郎も力で海馬をねじ伏せようとするが、 デュエルで勝てば体をくれてやるという海馬の言葉に乗り、デュエルを続ける。 不死身のエクゾディア・ネクロスはバトルで倒せなくても、 プレイヤーのLPを削る事で、剛三郎を追い込む。 さらに罠カードで墓地のエクゾディアカードを消し去り、 止めはもちろん、ブルーアイズの滅びのバーストストリーム。 デュエルで負けた剛三郎が襲いかかるが、駆けつけた遊戯と共に、海馬も脱出。 一方、乃亜は・・・・・。 モクバに最後の別れを告げ、体を返して、自分は剛三郎の元へ。 父親と心中を選んだ・・・。 「僕は人間だ、機械なんかじゃない。」 切ない言葉ですね。 バーチャル世界の中で、性格歪んで育ってしまったけど、 根底にあったのは、父親の愛情を求める心。 それはとても人間らしい感情。 父の愛も、肉体も、求めたものは結局何一つ得ることは出来なかったが。 それでも、最後に人としての心を取り戻せたと、満足して去っていきました。 本当はいい子だったんだな。 剛三郎も酷い奴だけど、血が繋がらないからこそ、利用して平気で裏切れる海馬と違って、 乃亜にとっては肉親なのだから、これは辛い。 もっとまともな親だったら、兄弟や友が側にいたのなら、乃亜ももっと違う人生を歩めただろうに。 手向けの白い百合。 最後に、その死を悼んでくれるモクバの存在だけが救い。 発進したバトルシップに何とか追いつく海馬達。 モクバを御伽に投げつけ、自分は飛び乗る海馬。(笑) MADで見たことあったけど、このシーンだったのか。 遊戯は城乃内に、ぎりぎり引き上げられる。 ここも名場面です。 飛び乗るアクション、手の動き、走る海馬の腕振りとか、見所満載。 (作監:高橋和徳) 襲いかかる剛三郎の執念の炎。 バトルシップが変形して切り抜ける。 さて、いよいよアルカトラズへ。 「全速前進だ!」 これもよく使われるMAD素材。 乃亜編、これで終了です。 デュエルの内容とか、ストーリー展開とか、明らかに原作とは別物。 なので、原作信者は嫌うと思いますが、 アニメ版オリジナルとしては、よく出来ていると思います。 キャラのイメージを損なわず、原作で描かれていない要素をいろいろ詰め込んで、面白かったです。 杏子や静のデュエルとか、表遊戯と杏子の関係をクローズアップしたり。 城乃内、本田にも見せ場あったし。 乃亜・剛三郎との因縁を軸に、海馬とモクバの過去を描き、 兄弟の絆を印象づける展開も上手い。 無念の海馬のデュエルを不利な状況で遊戯が引き継ぐあたり、熱い。 剛三郎の登場は正直、唐突すぎると思うけど。 乃亜の本心と、海馬の因縁の決着を描くためなんだろうな、これは。 (欲を言えば、剛三郎復活の伏線が欲しかった。) あと、名場面、名台詞も多い。 作画もきれいでした。 |