昇段審査内容 | |||
拳友会の昇級・昇段審査は監督・顧問・審査員・OBの指揮監督の下厳格に行われています。 昇段には基本的に以下の要件を満たすことが必要です。 このうちどれか1つでも欠けると黒帯はもらえません。 |
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1 | 受審資格 | 原則として、茶帯を取得してから最低でも半年経過していなければなりません。 | ![]() |
2 | 日常の稽古状況審査 | 稽古出席日数が少ないなど、日頃の稽古態度が不真面目と判断されるような場合には昇段審査を受けることはできません。 | |
3 | 基本稽古審査 | 基本稽古を行い、基本ができているかを審査します。 | ![]() |
4 | 体力審査 | 相当数の腕立てや腹筋などを行い基礎体力の有無を審査します。 | ![]() |
5 | 型審査 | 型(セイエンチン)を行い型の完成度を審査します。 | ![]() |
6 | 十人組手審査 | 3分間の組手を連続で10人と行い(計30 分)、完遂することが必要です。しかし、たとえ完遂しても、何度も倒れたり頻繁に上段をもらうなど内容が悪ければ黒帯はもらえません。また、10人中最低5人は黒帯とやらなければなりませんので、どんな実力者でも完遂は容易ではありません。更に、相手の10人全員が黒帯の上に全く容赦がないという状況が多いため、一人目から足を効かされるなど深刻なダメージを負ってしまう事も普通となっています。完遂には体力・技術ばかりではなく、強靭な精神力が要求されているといえます。 | ![]() |
以上のように拳友会の昇段審査は非常に厳しく苦しいものです。 しかし、それだけに拳友会の黒帯は取得する価値のあるものだといえます。 このような厳しい審査を突破した拳友会の黒帯取得者は、技術的にも精神的にも非常に高いレベルにあるといえます。 |