拳友会とは
1.フルコンタクト空手とは
一口に空手といっても、日本には流派により様々な種類の空手があります。
大きく分けると以下のようになります。

@型を中心に行う空手
(例:松涛会。中央大学の体育連盟の空手道部はこれに当たります)

A攻撃を相手の体に当てる寸前で止める空手。
(いわゆる寸止め空手。例:日本空手協会・和道流等。国体などはこのルールで行われています)

B攻撃を相手の体に直接当てて相手をK・Oすることを目的とする空手。
(いわゆる直接打撃制空手。例:極真会館、正道会館等。フィリオ選手や武蔵選手などK-1に出てくるような空手出身の選手はこの直接打撃制空手出身の選手がほとんどです)

そして、フルコンタクト空手とは、3の直接打撃制空手のことです。
フル(=完全に・思いきり)・コンタクト(=接触する・当てる)空手、ということです(参考:テコンドーのように、攻撃を軽く当てる競技は「ライトコンタクト制」といわれます)。
素手で直接殴り、蹴りあうので、空手の中でも最も激しい部類に入ります。
かつてはこのような直接打撃制空手は敬遠され、寸止め空手が主流でした。
しかし、極真会館や正道会館に代表されるように、現在ではこのような直接打撃制空手が主流となってきています。
2.中央大学フルコンタクト空手拳友会とは
 中央大学フルコンタクト空手拳友会とは、中央大学体育同好会連盟に所属する、中央大学公認のフルコンタクト空手の同好会です。同好会というと、一般に部活よりも練習が軽くて適当にやっているイメージを持たれると思いますが、拳友会は同好会とは名ばかりで非常に厳しい稽古を行っています。基礎練習も最初はついてくるだけでも大変な量を行っており、初心者以外のスパーリングは倒すか倒されるかという非常に激しいものとなっています。

 また、拳友会ではさまざまなフルコンタクト空手の流派の経験のある人間を拒絶することなく広く受け入れています。かような方針の結果、自然と幅広い流派・道場(極真会館(松井・緑・増田)・正道会館・佐藤塾・剛柔流等)の技術の良い所を吸収することとなり、普段の稽古から非常に合理的でレベルの高い稽古が行われています。
こうして現在、部員の約9割が大学に入ってから空手を始めた人であるにもかかわらず、拳友会は数々の大会で素晴らしい成績を残しています。

 なお、中央大学内に於いては、最も規模が大きく且つ様々な実績を上げている空手団体として非常に有名な団体であり、「中大ネット」で実施されている中大の看板サークルランキングでも数年間連続で一位を獲得しています。



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