撮影者 | 雨の尾瀬 | ||||
期日 | 2006年4月10日(月)〜5月9日(火) 10:00〜17:30 | ||||
ギャラリー | キヤノンSタワー2Fオープンギャラリー | ||||
場所 | 東京都港区港南2-16-6 | ||||
展示作品 | カラープリント 全倍程度など 50点 | ||||
作者コメント | 日光国立公園・尾瀬は国立公園指定70年を迎えました。また昨年、ラムサール条約の登録の指定も受けました。この尾瀬はほぼ全域が特別天然記念物、特別保護区として、厳しい利用の制約をうけながら日本の自然保護の原点として、大きな役割を果たしています。 尾瀬は本州最大規模の高層湿原尾瀬ケ原、至仏山や燧ヶ岳に代表される山岳、そして高山湖の尾瀬沼やそれらを囲む森林地帯から形成され、その変化に富んだ自然は多くの生き物の命を育んでいます。 写真展「雨の尾瀬」は尾瀬の命の源ともいえる「水」、つまりすべて天水(雨)に委ねている姿を通して、単に美しい四季の尾瀬ではなく尾瀬の命の息吹を見つめました。すばらしい尾瀬の世界を写真を通じてより多くの皆様に知っていただきこの写真展を機にこれからの地球の自然の大切さを訴えていきたいと思います。 |
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写真 |
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観覧日 | 2006年4月22日(土) | ||||
会場の様子 |
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写真展を拝見して | 尾瀬の写真集をたくさん出している新井幸人氏であるが、今回の写真展はテーマを雨の尾瀬に絞ったものであった。 スキッと晴れた尾瀬も良いが、命の根源である雨は風景をしっとりとさせ、どことなく心をほっとさせる。水の豊富な尾瀬には、やはり雨が似合うようだ。 また、今までは、大判、中判を主体に撮影されていた氏だが、今回の撮影に当たりキヤノンのデジタル一眼レフカメラEOSー1Ds MarkUを使用したとのことである。展示されている作品は、長辺が約1m、短辺が約70cmであり、ほぼ全倍に相当したが、ポジフイルムからプリントしたものと遜色がなく、デジタル一眼レフの威力を目の当たりにした心持ちであった。 |