5位 細井哲也氏 「陽光の中で」 細井さんは、最初、それなりに技術的にちゃんと撮ろうとかの意識を持って臨み、そのカットの中に偶然にもこれを発見し、改めてこれが良いと思ったところではないかと。 だから最初求めていたのは「もの思い」のような写真でしょう。 良い発見をしましたねぇ。上達のコツは、自分の写真の中にて発見をすることです。少しポートレートの心髄に近づきましたね。 で、こういう写真は、望遠じゃないのです(上手くなるとそういうのもありますが)。35mm〜50mm(長くても100mm)。そして狙うモノではなく、感覚で撮りまくるのです。呼吸に合わせてシャッターを押します。 一人の気に入った女性をずっと撮り続けるのが最短なのですが、状況によってこの「気に入った女性」をキープするというのが難しいところかもしれませんが。 |