| ２位 井上康夫氏 「YUKARI」 この写真も上手いですね−。なかなかのキャリアだと思われます。 データを見なければ、標準か35mmで撮ったように見えます。つまり、画角に依存せずフレーミングに無理がなく自然です。 中望遠レンズってこのように撮るのが王道ですな。 よって、モデルとその周辺のバランスがとても自然で、目のバラツキがなくより井上さんのまなざしが強調されています。 目線が落ちているのは指示があったからでしょうか？ やや目線の先が強すぎるので、モデルにボカして見るような指示があればもっと良かったでしょう。 目線が落ちる写真は、「目線が落ちていれば良い」というものではなく、落ちることにより、読み手にそれぞれの韻を与えるところもあるので、 より細密にそしてそれが気付かれないようにディレクションしてゆくのがベストです。 |