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とある日の午後のこと。
シルバーランド城内の遊戯室で仲良くゲームで遊んでいる筈の
サファイアとフランツなのですが。。。
「これで僕の勝ちだね」
フランツの爽やかな笑顔が、サファイアの癇に障ります。
「もう1回!もう1回勝負して!!」
先ほどから負け続きのサファイア、納得出来ず食い下がります。
「いいかげん飽きない?
これでもう10連敗目だろ?」
「10連敗じゃないもん!!まだ9回しかやってない!」
「…9連敗もすれば十分じゃない?」
さらっと言い直されて、サファイアの怒りは倍増です。
「だって、だって、ずーっと負けっぱなしなんて厭なの!
そんなのずるいもん!!フランツばっかりずるい!!」
真っ赤になりながら、怒鳴るサファイアを冷静な顔で見ていたフランツ、
一瞬口許がほころんだかと思うと、こんな提案を。
「じゃあさ、相手してあげるけど、そのかわり君が負けたらキス一つね」
キ、キス〜!?サファイアは一瞬怯みました。と追い討ちをかけるように
「厭ならこれでおわりだね。僕はどっちでも良いけど」
にこやかに言うフランツです。
「。。。やる。勝負して」
むーっと膨れっ面で、それでも椅子に掛け直して、ゲームボードを睨むサファイア。
‘今度こそ絶対勝つんだから…勝てばいいんだもん…負けないもん…’
と頑張ったのですが、結局は
「これで、僕の勝ち。
サファイア、10連敗ご苦労さま」
フランツの圧勝です。
「負けちゃったね」
フランツに手を伸ばされて、あ!と身体を引くサファイア。
「約束したよね?」
言われて仕方なく渋々目を閉じました。ところがフランツの動く気配がしません。
?と見上げると、悪戯っぽく笑った上に
「罰ゲームなんだから君からするのが当然でしょう」
なんて意地悪な発言をするのです。
「そんなの知らない!」
逃げようとしたサファイアは
「隣国の王子様との約束は守ってもらわないと。
外交問題になっちゃうよ」
あくまでもにこやかな笑みを浮かべるフランツにじりじりと壁際まで追い詰められてしまいました。
「お姫さま。さあ、早く」
促されたサファイア、一瞬フランツをキッと睨んだかと思うとドン!っと力いっぱい突き飛ばして
「馬鹿ー!!いじわる!!キライ!!」
叫びながら走り去ってしまいました。
「あんな風に言われると僕も傷つくんだけどなぁ」
尻餅をついたまま、フランツはポツンと呟きました。
急いで仲直りしに行かないと、ね♪♪♪ |
こんな感じです〜。
というわけで、フランツの出した交換条件はキスでした(^o^)V
彼にとってはサファイアを苛める。。。からかう?までが
きっとゲームなんでしょうね!
闇黒王子ですねぇ。。。まったく悪い奴です。
ビジュアルは当然(笑)ロックでございます♪
…皆引いてないよね!?ね!?
ちょっと確認したくなる小心者の私(苦笑)
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