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春陽堂から 「山手樹一郎長編時代小説全集」 が文庫サイズで出ています。 カバーが浮世絵で手触りが 好い感じの本です。 イチオシは 『紅顔夜叉』 他には「遠山の金さん」とか 「からす堂」シリーズも好きだなぁ。 ほのぼの系で読むと和みます。 |
shanzが初めて山手 樹一郎の本を読んだのは中学生の頃。 父の本棚にあった『鳶のぼんくら松』でした。 江戸の市井ものです。 元気でちゃきちゃきっとしたおねーさん(でも根っこは純情)と 田舎から出てきたちょっとドンくさい(でも度胸はある)男の話。 根暗だったり、生真面目だったり、綺麗だったり、の時代小説 とは一味違う…と夢中になって読みました。 shanzの子供の頃に‘伝七捕物帳’というTVドラマがあって 殆ど必ずハッピーエンドだったんですよ〜。 登場人物も暖かいし、ほろっとしたり、大好きでした。 山手樹一郎の小説世界はそれに近いものがあります。 紅顔夜叉のツボは…おわかりですね。 そうです。主人公のお姫様が男装して旅をする。それです(笑) 最初はまるっきり男の気持ちになっているのに、 段々と揺れ動いていくさまは、ものすごーく可愛いです♪ こーいうところ、上手いなぁと感心してるだけではいけませんね。 精進せねば、私! ★まだ読んでない方へ ・・・っつーか、これ読んだことある人っているのでしょうか? もし、いたら名乗り出て欲しいです。語り合いませう♪ さてさて。未読のみなさま。 時代モノですが、別に難しいことは何もありません。 さくっと読み進められます。 TVでも見てるような感覚…かな?(^o^)V |
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