ホンダ PC800 パシフィックコースト(Pacific Coast)の紹介

(更新日 2021年5月30日)

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どんなバイク?

マイナーなバイクのため、あまり知られていません。 見た目からスクーターと間違えられますが、 マニュアル車のツアラーバイクです。 大きなトランクを備えており、荷物入れとして便利です。 ヘルメットも入ります。大型バイクでメットインです。 車のように上に開くトランクを持つバイクはかなり珍しく、ここが気に入ってこのバイクを中古で購入しました。 排気量は800cc、型式は「RC34」です。 PC800の詳しい情報については、下記のリンクをご覧ください。

バッテリー交換

全体がカウルで覆われているため、バッテリーの交換には、決まった順序でカウルを外していかなければなりません。 かなりの手間ですが、私は自分でやっています。 バッテリーの交換をバイク屋さんに頼むと高く付くからです。 ネットを探せば格安バッテリーが手に入るので、自分で交換することでお金を節約します。

カウルを外す順序

バッテリーのマイナス端子を外してから、下記の順でカウルを外す。 プラス端子は最後に外すようにするのが、作業としては楽だと思う。
  1. エアダクト/メンテナンスリッド
  2. サイドカバー
  3. フェアリングプロテクタ
  4. サイドパネルプロテクタ
  5. ピリオンステップ(整備書では外せとは書いてないけど、外したほうが後の作業がしやすい)
  6. ステップホルダーカバー
  7. トランク内のネジ(インナーカバーにキャップつきで付いているネジのうち、最もバイク前方のネジを1本外す。整備書では外せとは書いてないけど、外したほうが次のR.ロアカバーを外しやすい)
  8. R.ロアカバー(完全に外す必要はない。R.ロアカバー後部のみ外れていれば良し)

バッテリーの取り出し

カウル外すとこんな感じ。R.ロアカバーはブラブラ程度に外れていれば、バッテリーは交換できる。
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バッテリーの固定具のボルトを外して、 知恵の輪みたいに、バッテリーを上手に向きを変えながら動かすと、出てくる。 引っ張りだしてから、バッテリーのプラス端子を外すと、バッテリーを外せる。

ウインドスクリーン交換 (2021年5月)

PC800には風よけのスクリーン(風防)がついていますが、純正スクリーンではヘルメットへの風当たりが強くていまいちです。 ラージスクリーンに交換することにしました。 SecdemからPC800用に「ハイプロテクション・スクリーン」というのが出ています。 海外の製品ですが、 通販サイトのユーロダイレクト(EURO DIRECT)から取り寄せることができました。 ただし、注文してから届くまで、3ヶ月くらいかかりました。 商品の型番としては「BH034HP」で検索してみてください。 色が3種類あるようですが、私はクリア(透明)にしました。

大きさの比較

大きさの比較はこんな感じです。 小さい方が純正スクリーン、大きい方がSecdemのスクリーンです。
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純正スクリーン

交換作業開始前。 純正スクリーンはこんな感じ。 古くなって、スクリーンが曇ガラスのようにすっかり白っぽくなってしまっています。
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ミラーを外したところ

スクリーン交換においては、左右のミラーを外す必要があります。 ウインドスクリーンガーニッシュのボルトが見えるようになりますので、外します。
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エアダクトを外したところ

エアダクトのネジを外して、エアダクトを外します。
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ウインドスクリーンガーニッシュを外したところ

ウインドスクリーンガーニッシュは爪で止まっている状態なので、爪を折らないように気をつけながら外します。
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ウインドシールドフレームを外したところ

ウインドシールドフレームのネジを外して、ウインドシールドフレームを外します。
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ウインドスクリーンを外したところ

ウインドスクリーンが外せるようになります。
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ラージスクリーン取り付け

ラージスクリーンに交換します。 あとは、取り外しの逆手順で部品を取り付けます。 純正スクリーンより、ちょっとだけスクリーンが高くなりました。 新品のスクリーンなので、きれいです。
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