水間鉄道は、貝塚〜水間間5.5kmの私鉄です。たった5.5kmの区間に１０駅が存在しているので、平均駅間距離は0.6kmとかなり短いです。最長区間は名越〜森間の1.1kmです。全線が単線で、名越にのみ行き違い設備があり、常にこの駅では対向列車を待避します。

　車輌は１０両と少なく、すべて1990年に東京急行電鉄から譲り受けた7000系です。全車両がワンマン運転に対応しており、早朝・深夜の数本でワンマン運転が行なわれています。また、その他の時間でもドアの扱いは運転士が行ない、車掌は集札と途中駅乗車客への乗車券販売に専念しています。