京阪800系

 800系は1997年の京都市営地下鉄東西線開業による京津線の乗り入れに合わせて製造された形式で、地下鉄内のワンマン運転やATC・ATOによる制御、ホームドアなどの設備にに対応しています。また、パンタグラフも地下区間、地上併用軌道区間の両方に対応できるシングルアームとなっています。

 4両固定編成が8編成存在していて、乗り入れ開始後は京津線は全て800系が使用されています。急勾配・急曲線に対応した16m級の小型車体は併用区間の走行を考慮して万が一の衝突などに備えた普通鋼製となっていて、車内は先頭車は車端部をのぞき2+1配置の集団離反式クロスシート、中間車はロングシートとなっています。

製造初年:1997年(平成9年) 制御方式:IGBT素子使用VVVFインバータ制御

戻る