≫ホグワーツ教職員組合

大好きです職員室。

私は職員室の皆様が、それぞれ一癖あってそんなに仲はよくなくても、職業的意識とダンブルドアに対する信頼という二点で強固に繋がっていると信じたいのです。
(信じているんじゃなくて、信じたいってところが…<苦笑)

また、ホグワーツ教員はある意味、ダンブルドア率いる私設魔法使い集団だと思ってます。
でも皆さん教師ですから、それぞれ確固とした教育理念をお持ちでいて欲しいです。
などと、勝手に理想を山のように託しております。


…では【my staff room situation】をどうぞ。


校長:アルバス・ダンブルドア

副校長:変身術:グリフィンドール寮監:ミネルバ・マクゴナガル

呪文学:レイブンクロー寮監:ミスター・フリットウィック(未確認)
薬草学:ハッフルパフ寮監:ミス・スプラウト
魔法薬学:スリザリン寮監:セブルス・スネイプ

魔法史:ミスター・ビンズ
占い学:シビル・トレローニー
天文学:ミス・シニストラ
魔法生物飼育学:ケトルバーン教授/ルビウス・ハグリッド
数占い学:ベクトル教授
飛行術:ミス・フーチ
マグル学:不明
古代ルーン文字:不明
(映画の教授の数から言えば、他にも授業があるはず)

闇の魔法に対する防衛術:

ミスター・クィレル
ギルデロイ・ロックハート
リーマス・J・ルーピン
アラスター・ムーディ

管理人:アーガス・フィルチ
校医:マダム・ポンフリー
司書:イルマ・ピンス
森番:ルビウス・ハグリッド

旧校長:アーマンド・ディペット
旧森番:オッグ
旧管理人:アポリオン・プリングル

(誰か忘れてないだろうな…)(名前も自信ないが)

ああ、素敵人材が揃ってます。それに、意外と女性多いんですよね。ふむふむ。



で、一通り挙げたのでまずは校長から。
(基本的に、スネイプ先生の職員室内での立場の言及を目的としています)
(あと…いまさらですが、これは私的設定なので、信じないでください)


>>アルバス・ダンブルドア

世界で最も偉大な魔法使いの一人。150歳だとか。
白髭の老人。眼鏡の奥の水色の目は、時々キラキラしなくなる。
英国にて理想の教育の体現を目指し、ホグワーツを運営する。
魔法族全体の行く末を考えた上での教育方針。マグルの新聞も読めるという大物。
異文化共存、異質への理解、他の尊重。
自分に本当に自信のある人は、他を貶めたりしないのですよ。
というわけで、人格者の上に超が付きそうなほどの人格者。
本人はもちろん自分の至らなさを自覚している(……ってすごすぎるよこの人)。


ただし、一見は煮ても焼いても喰えないお茶目なお爺さん。
ジェームズもセブルスも誰も彼も、この校長だけは苦手。
自分のテリトリーを侵してくるわけではないのに、何故この人の言葉は心を揺らすのだろうか。
そして、そんなに素晴らしい人なのに、どうしてこうお茶目さんなのか。

スネイプ先生はそのことに言いようのない苛立ちを感じている。

マクゴナガル先生は、彼を特別に尊敬している。
ヴォルデモートは、彼を特別に敵対視している。

ダンブルドア自身は平等だが、誰にとっても特別になりうるという恐るべき人物。


………ただし、学校の細かい経営にはあまり手を下していない。
主な仕事は人材スカウトと学校外の社会に関すること。国際社会、国内社会への対応。あと生徒のメンタルケア。

事務とか会計とか細かい仕事はミネルバさん以下教師陣にお任せ。
おかげで、寮監の4名は死ぬほど忙しい。
『命に関わること意外は結構杜撰』というのが、職員室での校長の評価。

…でも尊敬はされている。
職員から尊敬されて疎まれない校長ってのは、本当にすごいと思う。



>>ミネルバ・マクゴナガル


言わずと知れた副校長。
何かと忙しい校長に代わって、職員室を取り仕切る実質上のボス。
彼女に頭の上がる教師はいない。

黒の結い上げた髪と四角い眼鏡。猫のアニメーガス。
70歳くらいだそうだが、意外と外見は若い。
別に変身術で化けてるわけじゃなくて、70という年齢が魔法界の中年なのだろう…と勝手に想像。

変身術担当で副校長でグリフィンドールの寮監までしている学校一忙しい人。
クィディッチの試合でストレス発散していることで、まだ安心できる。(絶対過労状態なんだよこの人


厳格を絵に描いたようで、贔屓はしない。(クィディッチ関連は別)
彼女の堅さが校長の柔らかさと相まって、ホグワーツはとてもバランスのいい学校であると言える。

教育への使命感は人一倍強い。
背筋を伸ばしたその生き方を、嫌いになる人はいないだろう。


…で、このサイトのミネルバさんは、結構いい性格だったり。
教え子であるスネイプ先生は、かなりそのストレス発散の対象になっている。
彼自身にも問題があるのだが、そもそも学生時代の自分を知っている上司っていうのが手に負えない。

寮杯のことで真剣に争っているが、それ以外の点では完全に彼女の勝ち。
頭が上がらず、常に雑用を申しつけられている。
寮を巡ってかなり対立しているが、結局のところ仲は悪くない。
同じ寮監という立場で、殺人的な量の学校事務の仕事の山を分け合う仲間であるからして。

忌々しいとは思っているが、スネイプ先生は彼女に悪意を抱いたことはない。
結局尊敬してるってことですか。

なんだかんだいって、週一で校長か副校長のお茶に付き合わされて逆らえないのが現状である。


>>フリットウィック先生


呪文学の教師。背の小さなお爺さん。
陽気で、わりとのんびりな性格。
一部の女生徒からは「可愛い〜っ」と言われるタイプ。

若い頃は決闘チャンピオン。
今は結構人生達観した面白おじいさんで、生徒は勉強をサボるものだと思っている

スネイプ先生の恩師である、と勝手に決めた。
フリットウィック教授としては、成績は良かったが性格の悪かった彼を、少々悲しく思っている。
しかも大人になっても変わらない性格の悪さが、ちょっと哀れですらある。
いつか自分が大人げなかったことに気付いたときに彼はどうするのだろうか、などと一応心配はしてくれている。

が、あまり接点は持たない。寮監同士の仕事という面ではまぁ付き合いもある。
お互いの苦手意識が微妙な螺旋を描いているというか。

スネイプ先生は、それなりの敬意をこの人に払っている。
(…彼の背の届かないところにある本を取ってあげるくらいには)


>>スプラウト先生


薬草学担当。小柄でずんぐりした魔女。(中年かな?)
ふわふわ風に靡く髪。つぎはぎだらけの帽子。手は泥んこ。
ハッフルパフの寮監であることからわかるように、誠実で実直な人柄。そして勤勉。
流石のスネイプ教授も、こういう人物を貶める舌は持っていないようである。

薬草学と魔法薬学は切っても切れない立場であるからして、意外に接点がある。
ついでに寮監同士でもあるし、職員室の中ではかなり接触のある二人だと言える。
ただし、スプラウト先生は温室に、スネイプ先生は自分の研究室に籠もりきりの傾向があるので、そんなに顔を頻繁に合わせているわけでもない。
時々、どの薬草を育てるべきか、二人で話し合っていたりもする。
(どの苗を購入して育てるべきか。授業に向いていて、かつ学校に必要な薬草はどれか。それ以外の薬草はどの業者から購入するか。数はどの程度必要か。どちらが交渉するか。いくらまで値切るか。………とかそういう話題)


寮監同士としては、スリザリンの生徒がハッフルパフに攻撃を仕掛けてくるので、その点で彼女は抗議をする。
スネイプ先生は適当に言葉を濁して取り合わない。
スリザリンがやりすぎたと思われたときには、一応対応する。

…けれど、彼女にも弱みを握られているので、最終地点ではスネイプ先生の負け。
運が悪いと、温室まで連れ出されて草むしりをやらされる(生徒には絶対見つかりたくない姿である)。

……基本的に、彼は女性と老人に弱いらしい。(逆を言えば、男と若い連中には容赦がない)


>>セブルス・スネイプ


魔法薬学教授。教室は地下。

あのスリザリンで、どうやって過ごしているのかが気になるところである。
ドラコ・マルフォイの尊敬を勝ち得ているという点で、既に異様としか思えない
つまり、スリザリン生を本当の意味で統括できていると云うことになる(野放しではなく)。

普段は寮内では厳しく、逆に学校内では甘くしているのではないだろうか? (飴と鞭)
スリザリンの生徒の笑いのツボを非常によく押さえているという点で、やはりこの人のスリザリンカラーなのだろう。
(笑いのツボってゆーと何か変だ…。嘲笑のポイントってことだが)

4巻で、週刊誌を一行ずつ読み上げてくだすったときには、むしろそのお茶目さに衝撃を覚えた。
意外にお堅くないことがわかって。
本当に固い教師はこんなもん読み上げられないよ、生徒笑うことわかってるのに。
意外にウケを取ることが好きなのだろうか? (誰か私を止めてください)

……そんな私は、学生時代の彼をボケとツッコミ担当・教師時代はツッコミ担当と分けていたのですが、教師時代でもボケを担当できるかも知れない可能性を今探っています。(探らんでいい)


まぁ、とにかく、彼以上にスリザリン寮監に相応しい人はいないので、多少若かったけれども寮監に就任。
以来、雑用事務に追われる毎日。
授業と学校事務をこなしてたら、本当に時間ってないもので。
自分の研究は週末と夏休みに。
その上で、ヴォルデモートと対決しようというこの学校の教師陣はかなりタフですね。(なんかヴォルさんがついでのように語られてますが(笑))

教師の中でも仕事してる連中と仕事してない連中は、はっきりと分かれている。
仕事してるグループは主に寮監組。
あまりしてないのが、ビンズ先生とかトレローニー先生とか。
だから、トレローニー先生はミネルバさんに睨まれているわけですね。


あと、一体ホグワーツでは「数学」を誰が教えているのだろうという考えに思い至り、やはりそれはスネイプ先生が妥当なんだけどなぁ、と考える。
『7%の緑岩水600グラムと5%の緑岩水800グラムを合わせると、何%の濃度の緑岩水が出来るか』とか必要じゃないですか? (この場合、答えは割り切れない)(てゆーか緑岩水って何?)
そもそも魔法使いって加減乗除が出来るんですか? (失礼な)
ちゃんと計算ドリルをやらせる時間が必要でしょう? (因数分解は要らぬが、連立方程式くらいは)(だから大魔法使いなのに論理の欠片もない輩が多いんじゃないかなぁ…?)


…というわけで、スネイプ先生が生徒達が計算ドリルを解いている教室で、机間巡視してる姿を想像して、一人で笑っていたりします。
赤ペンで○を付けてくれるんですよ。
いやむしろ、赤ペンで×を付けてくれるんですよ。
「こんな計算もできんのか、ポッター」とか言って! (……すみません。こんなんでウケてるのは私一人です)


スネイプ先生は、クィレル先生とルーピン先生亡き今(死んでない)、ホグワーツ最若教師としてこき使われてます。と私は思います。
30代なんて若造に他なりません。
てことは、スネイプ先生は若くして名門ホグワーツの教師をやってるすごい人なのですね。(いいように使われてますが)

ホグワーツの教師はダンブルドアのスカウトだと思っていますので、まぁ彼の深い意図が現れてるんでしょう。
(趣味も絶対入ってると思う)(あの人、面白い人材(逸材に限る)を集める趣味はないですか? 某人材収集コレクター君主のように)


そもそも一科目一教師ってのに無理があるよなあホグワーツ。
一学年2クラスあって、七学年あって、週一授業でも最低14コマあることになる。一コマ何時間か知りませんが。
土日休みで、一日最低約三コマ。授業が週2なら一日約六コマ。二時限続きの授業とかあるそうだし、えらく忙しいですな教師の皆さんは。
(授業中に他のクラスのレポートの採点とかしてないと、とても身が持ちませんわな)
(なのにスネイプ先生は、本質的に机間巡視しないとならない授業内容ですから、すごーく大変でしょうな)
(ストレスで嫌みの百や二百、簡単に出てきてしまうのだろう)
(だからって生徒に当たるなよ)


スネイプ先生が過労で倒れないことを祈ってます。
スリザリン生はあんまり迷惑かけちゃ駄目ですよ。グリフィンドールの誰かさんも。


>>ビンズ先生


ゴーストの魔法史教師。
幸せな人はゴーストにはならないそうだから、彼は幸せじゃあなかったんでしょうかね。
そんな感じもしますが。

生徒の睡眠を誘いまくる、歴史教師の典型的一形態
私はこういう教師は、いてもいいけどなっちゃ駄目だと思います。
つーか、歴史は面白いものなんだからつまらなく教えるなーっ。

などと叫びつつも、この教師はいい味だしてて好きです。
てゆーか、大好きな恩師に似ているのでつい贔屓してしまいます。
職員室話を書いていると、何故かよくでてきてしまう人物。
スプラウト先生の机の位置がちょうど近道になっているために、彼女がよく被害に遭います。<「通り抜けないでくださいって言ってるのに」

この人は、一体何に給料を使っているのか。
この人は、教科書の頁をめくることが出来るのか。
この人は、魔法を使うことができるのか(そもそも杖が持てるのか)。
この人は、大広間に食事をしに来るのか。
この人は、一体魔法界の現代史を教えることが出来るのか(つまり常に新しい歴史を学び続けているのか)。

……謎は深まるばかりです。(そんなこと気にしてるのはあんただけだと友人に突っ込まれました)

スネイプ先生と…?
別に仲がよくも悪くもありません。とりあえず、恩師にあたります。


>>シビル・トレローニー


占い学教授。

好きじゃあないが、面白い人。
鬱陶しいが、面白い人。

派手派手しい格好をしているという思いこみが、管理人にはある。
下品な冗談は嫌い。ある意味夢の中に生きているような、こんな風に人生を生きられたら楽しいだろうなあ…と思われる人。

一部の女生徒からは教祖扱い。
趣味は「死の予言」。ただし、本当に洒落にならない相手にはやらない。<ダンブルドアとか(苦笑)
あまり自分の部屋から出てこない。よって職員室に来ることもまれ。
にも関わらず、何かイベントがありそうなときは必ずいるという不思議な女性。(やっぱり占いでわかるんだろう)

彼女のトトカルチョの予想は当てにならないことで有名。
教師陣の間では、あまり評判は芳しくない。
なにしろマクゴナガル副校長に、「仕事をしない」という理由で睨まれているのであるから。(授業はしますよ)(授業だけ)
(あと、放課後のクラブ活動で【お茶を飲みつつ占いをする会】を主催している。結構、生徒の所属数は多い。お茶とお茶菓子も人気の秘密)

スネイプ先生よりやや年上。
「貴方の背後に眼鏡の青年が見えますわ」と、全ての事情を知っている上で、そういう冗談を言ったりする…かも。(いや、本気で見えてるのかもな)(ごめんなさい。ホントはそんなのはいません)(Jをそんなの呼ばわりか)
先生は、当然「この女」が嫌い。

結局のところ、後進を育てるのに熱心で、自分の学問を愛している。


>>ミス・シニストラ


4巻と映画で話題沸騰(嘘)。
5巻の情報が待ち遠しい。

天文学の教授。夜中に授業をするので、夜型生活。
「大変ですね」と言われると「夜に起き、朝に眠ることこそ魔女の醍醐味ですわ」と笑う。夜行性なのかもしれない。

4巻のダンパでムーディ先生と踊っていたが、義足に踏まれないように神経質になっていた模様。

何故か細身の美人を空想している。
スネイプ先生とは……………未定。

あ、でもまあ、特に仲は良くないです。彼よりやや年上。


>>ケトルバーン教授


ハリーが二年生の時に退官なさった魔法生物飼育学の教授。
勝手に男だと思っている(そして老人)。
手足が一本でも残っているうちに、残りの人生を楽しみたい…とダンブルドアに言ったそうであるから、ひょっとしたら片手がなかったのかも知れない、と思う。

スネイプ先生の恩師。…どころかアーサー世代からいたことにしている。


>>ルビウス・ハグリッド


60代。意外とお年寄り。
まぁ、魔法界は年の取り方が緩やかですけれどもね。

森番を兼任しつつ、魔法生物飼育学の教授になって早二年。結構好き勝手を教えているようである。
「どうしてハグリッドはあんな生き物が好きなのか」と問い詰めることは、「どうして私はスネイプ教授が好きなのか」と問い詰めることと同じなので、やめておく。
ダンブルドアを盲信している。
ホグワーツを追い出されそうになったときに、助けてくれたのだからそれも当然。
しばらくは前の森番オッグについて、仕事を教わった。

スネイプ先生の在学中から森番をやっているので、ジェームズもセブルスも知っている。
ジェームズ達とは仲が良かったが、校則違反常習だったので、結構扱いに困っていた。
実はセブルスとはそれなりに会話したことがある。

教師になってからも、仕事上の付き合いがあり、一定の信頼関係が存在する。
ハリーを虐めるスネイプ先生に、「やめてやれや」と口を出す程度には。
でも、もともとセブルス・スネイプという人間は学生時代からああだった、ということを知っているため、「言っても無駄」だとも思っている。

スネイプ教授は、やっぱりこの人にも弱みを握られていたり。
一巻の最後で、ハグリッドがハリーに渡した両親の写真集の中には、スネイプ教授が提出したのも混じっているのだが、固く口止めされている。

「スネイプ先生。あんたなら写真の一枚や二枚、持っていなさるだろ」
そんなわけがあるか。一枚たりとも持っていない」
そんなわけがあるか。お前さん、あれだけ―――」
「!? 言うな! 一言たりとも口にするな! 写真は出すから絶対に言うな!」
「ほおほお、そりゃ助かるよ。ハリーも喜ぶってもんだ」
「………ちょっと待て。知り合いに手紙を書いて送らせるから…」
「? この部屋にないのかね?」
「ない」(というか、ハリー・ポッターに見せられる写真がない)

スネイプ先生の持っていたものは、どうやら「校長相手に悪戯」とか「大広間で乱闘」とか「図書館で罰掃除」とか、そういう類しかないらしい。(笑)


森番の仕事は、禁じられた森の管理とか。
あと、普通に飼ってる動物たちの世話。鶏とかフクロウとか。
彼は双子を森から引き離すのに人生の半分を費やしているらしい。

……あれ? 森番と教師って兼任可能なのか?

三年生から授業があって、五学年担当。
(ただし、魔法生物飼育学は選択)(ええ!? それじゃルシウスさん取ってないよ絶対。えーと、昔は全科目必修だったって事で)


話を戻して――1学年1クラスだとして五学年分。で、週5コマ。倍でも10コマ。一日約2時間。
兼任は可能かあ…。
まぁ、生徒に学校の魔法生物の世話させてしまえば、仕事も少しは楽になるかもしれないな。(却って手間が増えるのがオチだろうけど)


>>ベクトル教授


性別不明。数占い学教授。
ハーマイオニーに宿題を出してくれなかった先生。

今言えることは何もありません。
バランス的には男性希望。


>>ミス・フーチ


飛行術教授。
短い白髪で、鷹のような黄色い目をしている。
映画版の彼女は本当に格好良かった。(そして「秘密の部屋」ではお会いできなかった)

はきはきとしたしゃべりが特徴の、威勢のいい先生。
ホグワーツには寮対抗クィディッチ・リーグがあるため、どの寮にも平等に接する必要がある人。(審判担当)
ハリーのファイアボルトに、酔ったような雰囲気でうんちくを始めるあたり、かなりのクィディッチ好きだと推察できる。

つまるところ体育教師。
ホグワーツの学生の体力はこの人に掛かっている。
意外と箒で飛行すること自体が体力を使うのかもしれないが、やはりそれだけでは運動には足りないだろう。(マグルのひがみ)
――というわけで、私的には「箒を持ったままグラウンド2周」は、授業開始後のお約束。
この人の課す罰も、基本的にグラウンド(クィディッチ場)10周。……とかいうと、某テニス部部長のようである。

ついでにストレッチもした方がいいと思うのだが、流石にそれは無理だと思われる。
(出来れば腹筋と背筋とウサギ跳びもさせたいのだが、それはもっと無理だと思われる)(魔法使いってある意味凄く弱いよな)(何でも魔法で片を付けるなよ)


放課後のクラブ活動で、運動系の顧問は全てこの人。
でも運動クラブは数が少ない。(そもそもクィディッチ以外の運動は盛んではない)(せいぜいバドミントンとか?)
寮のクィディッチリーグとは別に、趣味で誰でも入れるクィディッチ・クラブがある(はず)。
個人的には、ただただ体力を付けることを目的としたクラブがあると嬉しい。 あと、格闘系クラブがあるととても嬉しい。(決闘クラブじゃなくて、空手とかさ)(イギリスの魔法界には空手も柔道もないと思うぞ)(あ、剣がある。真剣で斬り合うクラブとかどうでしょう(防御魔法込み))


三巻で、ハリーのクィディッチ練習を見守っている時、観客席で居眠りをしていた。
やっぱり教師って色々疲れるんだな〜と思う。
ついでに状況が状況だったし(シリウス・ブラック侵入、かつ吸魂鬼の配置)、三巻の一年間、ホグワーツ教師の心労は尋常ではなかったろう。
実労働も増えてるし(生徒の引率。壁への張り紙など)。
なのに給料は変わらない―――という、シビアな職業。聖職ですから。

社会的地位は高くても、彼らはそれ以上に苦労しているものだと思われる。
大体にして、教員のほとんどが元卒業生だから、(校長含め)安い給料でこき使われても文句は言わない人々だったり。
気高い奉仕精神である(笑)。


マダム・フーチはスネイプ先生とは、大して接点がない。
が、スリザリン生のフェアでないやり方にはわりと怒りを溜めている。

スネイプ教授が一度、クィディッチの審判をやったとき、「初めて試合を観客視点で見られる〜」とちょっとだけ嬉しかったのだが、速攻終わってしまったという悲しい過去を持つ。


>>クィレル教授


闇の魔法に対する防衛術(一人目)。

二巻でハグリッドが「最近ずっとこの教科の教師は長続きしない」って言ってるので、実は結構就任期間が短かったものと推察される。

個人的には、スネイプ先生より前から教師をやっていたことにしている。
………が、それではおかしいことに気が付いた。
まさかヴォルデモート全盛期時代に、この人がホグワーツの闇の魔法に対する防衛術を一手に担っていただなんて、不安すぎないか?

では、ヴォルデモート卿活躍の時代、ホグワー>ツには防衛術の教師が三人いたというのではどうだろう? (それはまた財政を圧迫しそうな設定だな)

理論担当が一人。
実践担当が一人。
双方の補助が一人。

この補助教師がクィレル先生。

何故三人かというと、いざというとき、この教科の教師は「戦闘要員の要」なため。
時折、ダンブルドアの指令と魔法省の依頼で、学校外まで出張する(勿論闇払いの資格を持っている)ので、どっちかが欠けたときにクィレル教授が授業を代わっていた。
生徒の親や理事達の希望で、この時期のホグワーツの闇の魔法に対する防衛術の授業コマ数は異様に多かったと思われる。

ヴォルデモート時代は、ジェームズ達が入学したころに始まり、ビルとチャーリーが入学してしばらく経つと終了する。<わかりにくい!
彼の死後、この教科はあまり尊重されず(みんな忘れたいと思っていたので)、待遇も悪かったため、前の二人の教師は辞めてしまう(というか、ただ単に彼らも疲れていたのかもしれない)。


ヴォルデモートが死んでしばらくするとスネイプ先生が赴任してくる。(ということにしているが、もし違ったら嫌だな。五巻が怖い)
ので、一応教師歴はクィレル先生の方が長いのだが、スネイプ教授はそんなことを気に掛けるような人ではない。
同世代ということで、結構仕事上で組まされたりしたのだが、いちいち言動にビクビクしていた。
てゆーか、嫌われてた。
教授はこーゆー輩が一番お嫌い。トレローニー先生よりも嫌い。(ジェームズ嫌いは別格)


ヴォルさんに降ってからは、ビクビクしたふりをしながら、心の中で嘲っていた。
スネイプ先生を手始めに、教職員全員を。
そういう意味で、彼はホグワーツ教職員の心の連帯の中に入れていなかったものと思われる。
ちゃんと己が指命を自覚している人は、いくら恐怖に圧迫されようが、ヴォルデモートさんに降るわけがないのです。

…で「ホグワーツ教員の心の連帯」とか書きましたが、これは最初に申し上げたとおり、『職員室の皆様は、それぞれ一癖あってそんなに仲はよくなくても、職業的意識とダンブルドアに対する信頼という二点で強固に繋がっている』という管理人の信仰に基づいています。

だから、クィレル先生は仲間はずれというか、その輪の中に入れていなかった…と自己設定。
ついでに、ロックハート先生も同様に。


勝手に、レイブンクロー出身で、スネイプ教授の一つ年下と決めている。


>>ギルデロイ・ロックハート


闇の魔法に対する防衛術(二人目)。

毎年、この教科の教師が入れ替わるという呪い(笑)は、職員室というともすれば人間関係が硬直しがちな共同体に新風を吹き込んでくれる、とてもありがたい要素である。


ロックハート教授がいる期間の職員室は、ある意味「ロックハート排除」という点で非常に結束力が高まっていた時期でもある(笑)。
二巻最終シーンで、スネイプ教授を筆頭(!)に、寮監全員が彼を虐め倒したシーンは、個人的な心のオアシスである。
(あのシーン、絶対ロックハートがこれからの作業の邪魔だから、わざとその場から追い出そうとしてたんだよ。彼が入ってきた瞬間に、その場にいた全員が同時に「こいつ邪魔」って思ったんだよ。ああもう大好きさ!)

更に言えば、(職員室では人望がない)スネイプ先生が全員の「筆頭」に立てる辺りで、彼らがいかにロックハートが嫌いだったか、その心の連帯具合がよくわかる。

全ての職員にまんべんなく嫌われていた伝説の教師。
記憶を無くして療養中。
ロックハート教授解任のニュースをダンブルドアから聞いて快哉を叫んだ教職員は「フリットウィック」「スプラウト」「フーチ」「ハグリッド」あたりだと推察している。(←なんて無意味な時間の使い方…)
「マクゴナガル」「スネイプ」は除外。二人とも、嬉しいけれど顔には出さない。


本当にこの教科ってなり手がいないんだなあ…と溜息が出るこの年。
そして、そのロックハートよりも優先順位の低いルーピンは、本当に差別されているのだなあ…と溜息の出る次の年。


ロックハート先生がホグワーツに来た理由は、輝かしい経歴欄に「ホグワーツで闇の魔法に対する防衛術の教鞭を執る」という一行を書き込むため。
校長が「闇の魔法に対する防衛術連盟」に教員募集を持ち掛けたところ、名乗りを上げたのが彼しかいなかったので、採用された。
校長自身も実力を疑問視していたのだが、空席よりはマシだということで。

その後、マクゴナガル先生に「アルバス。どうしてもうほんの少しでもましな教員を見つけて来れなかったのですか。一年の三分の一も学校を留守にされていて、いったい外で何をしていらっしゃるんです!?」と、怒られた。
普段ミネルバさんは校長に文句を言っても、直接怒りを見せたりはしないので、この時は相当頭に来ていたものと思われる。


>>リーマス・J・ルーピン


闇の魔法に対する防衛術(三人目)。


とりあえず、主に教師時代だけ言及しときます。

勿論、職員室にとっては最良の時代でした。
教師の中にも反対意見は根強かったったのですが、それも人狼故。
性格的には、ここ数年で最良でした。
仕事もしっかりこなすし。


…それに、皆さんの教え子ですから。
もう一人の教え子がひねくれ教師に育ってしまったことを思い出して、ルーピン先生の評価が相対的に上がります。
成績も良かったしね。

学生時はジェームズの友人としていろいろやってくれはしたけど、教師としては規則破りを推奨したりしない。
毎月体調を崩すので、授業カリキュラムを組むのが大変だったと思われる。

かつてここで学んだことと独学を非常に上手く混ぜ合わせた授業が生徒に支持された。
一年間で不動の人気を作り上げる。(生徒職員共通)
惜しむらく、去ることになってしまった。

スネイプ先生的には、いくら生徒受けがよくてもこーゆー人間は教師になっちゃあ駄目なのである。
自分だってデス・イーターだったくせにそう思うのである。
朝食の席でのあの一言は、今年一年間イライラさせられっぱなしだった意趣返しもあるし、彼のゆくべき場所を知っていたからでもある。
ルーピン先生が辞表を出したことを知っていて、その上で追い打ちをかけたのである。

そのくらいの嫌がらせは彼らの間では許される。
その程度には、通う心がある。
なんだかんだいって、同期の絆ってのはなかなか失せないものなのである。


「セブルス…僕は行くよ。(よくもバラしてくれやがったなこの野郎)」
「とっとと去れ。人狼殿。(やかましいわ、シリウス・ブラックを殴れる機会を奪いやがって)」


上の会話は勿論冗談である。


>>アラスター・ムーディ


闇の魔法に対する防衛術(四人目)。


別名、マッド・アイ・ムーディ。
「ムーディ」先生なのに、つい「ムーディー」と読んでしまう。
ご老体。

かつての闇払い。
てゆーか、ホグワーツへ赴任してきたのは偽物。
バーティ・クラウチの偽装。

偽物だったが、ダンブルドアをだませるくらい本物っぽかったと言うことだろう。
この人の発言は、どこまでがムーディで、どこまでがクラウチなのか判断が付かず、人物像が曖昧になる。

最初、ウィーズリー家で噂を聞いたときにはどんなヤバイお爺さんなのだろうと思っていたが、えらくしっかりした教師っぷりで逆に驚いた。
果たして本物は、あんな授業が出来るのか疑問。
まぁ、彼はホグワーツには残らないので、もう本物のムーディさんの授業を見る機会はないだろう。
本物の先生は、トランクに一年近く詰め込まれていて心の療養が必要なため、学校を去る…と。
去らなくても良いけど、いても仕事になんないだろう。この人。


ドラコへの体罰を見つけたときの、マクゴナガル先生の驚愕ぶりがよい。


ダンスを踊ってた。
意外と付き合いがいいことに驚く。
スネイプ先生はとうとう踊ってくれなかった…。

夜中の見回りでは「パジャマパーティー」発言。言葉選びのセンス抜群。てておやとか、言語は古いくせに。
この人に見張られていて、教授はかなりストレス状態。
おまけにドラコが引きずられてきて、廊下でフェレット事件の顛末を聞かされるし。
マルフォイは5点減点されて、ムーディ教授の部屋で床磨き。

スネイプ教授にとっては、史上最高にストレスの連続だった年。


最後、校長・副校長・スネイプ教授の三名に部屋に踏み込まれた上で吹っ飛ばされていた。
ホグワーツ三強に乾杯。


>>アーガス・フィルチ


用務員さん…じゃなくて管理人さん。

スネイプ先生とつるんでいる、と生徒には認識されている。何故だ。普段この人達何してるんだ。
別段仲がよい連中の会話じゃなかったぞ、四巻。

まぁ、生徒を減点させたいときにスネイプ教授を頼るのは、非常に理に適っている。
おそらくそーゆーつながり。
包帯の件で、教授はお世話になった。

ミセス・ノリスは彼の飼い猫。
ハグリッドが猫アレルギーのため、管理人と森番はあまり仲がよろしくない。 それぞれ校舎内の雑務・校舎外の雑務を担当。

双子のやらかした悪戯の後始末をやらされる。仕事はそれなりに好きだが、彼も人間。我慢には限度がある。
それを(ジェームズの世代の時に)突き抜けてから、非常に怒りっぽくなった。一本ネジが飛んでしまったらしい。
かつてのスネイプ教授もこの人を悩ませた原因だが、教師になってから生徒を減点しまくったおかげで仲直りできた(笑)。
この人の事務室の戸棚には、スネイプ教授を脅せるネタが何本も入っているらしい。
が、彼は使わない。なかなかの人格者である(笑)。

フィルチさんは夏休みもホグワーツに残るらしい。
スクイブだから、行くところがないのかも知れない。大変な人。だからひねている。好きでスクイブやってるんじゃないんだーっくそお(そこらへん大変共感できる)。

鎖で生徒を吊したいそうだ。
こーゆーことは、ちょっと前まで魔法界では普通だったらしい。
てゆーか、マグル界の極東の島国でも戦前はよくありましたしな。

ミセス・ノリスには、何か魔法の力があるに違いない…と思う。
だが、フィルチさんとの意志疎通は、実は出来てないっぽい。


>>マダム・ポンフリー


ホグワーツ校医。名医。
校長にポピーとよばれてるらしい。(場所忘れた)(思い込みかも)

五月蠅く追求しない人。
……ってことは、いろいろ何かを察しても、口には出さないでいてくれるんだろう。いい人だ。


ルーピン先生の面倒を見てたし、スネイプ教授もお世話になった。
主に殴り合いの怪我。
あと、自作の魔法薬の服用でへまをしたとき。
オリジナルレシピを作って、解毒薬を服用したが失敗したとき。

(一応他人に使う前に、すべて自分で試している。その点で、結局のところ、ジェームズに対して殺意はなかったことがわかる。なのにシリウス一味は叫びの屋敷でスネイプを殺そうとした(と思っている)。その時に、「向こうが殺そうとしたこと」と「今までの自分に殺意がなかったこと」に気が付いて愕然とする。だから奴等が嫌い)


子供の成長を温かく見守ってくれる。
クィディッチを「危険なスポーツ」と批判するあたり、その心は本物。
映画版は痩せていたが、太ったおばさんを希望。


>>イルマ・ピンス


司書。
「クィディッチ今昔」を校長に貸し渋った人。
ホグワーツ教職員の、校長相手だろうが職分は曲げないという性格が垣間見えてとても楽しいエピソードである。

彼女はとても本を大事にしているらしく、本を虐げようとする輩対策として、図書館の全ての本に呪文を掛けているらしい。
そんな彼女の魔法が掛けられた本は、校長すら殴る
まさに図書館の神様である。(図書館の中で彼女に逆らおうなどとは、考えるだに恐ろしい限りである)

映画の彼女だといわれる方は、若くて驚き。
まあ魔女の外見年齢を信じちゃいけませんわな(笑)。
ハゲタカのよう…とハリーに形容されていた。

口うるさいおばさん、というイメージ。
でもそれはただ職務に忠実なだけだろう。
本を愛している人。

学生時代、スネイプ先生達は図書館で乱闘を繰り広げたことがあるため、今でも要注意人物扱い。
本棚をドミノ倒し。
禁書の棚の本を勝手に持ち出したこともある。
延滞期限を破ったことなど数が知れない。(レポートを書いててついうっかり)


彼女のブラックリストからセブルス・スネイプの文字が消えることはない。


>>アーマンド・ディペット


旧校長。
リドルと会話していたが、あまりリドルのことには詳しくなかったらしい。
ごく普通の校長らしい校長だったと思われる。
リドルには侮られまくり。

校長室の肖像画になっていて、色んな絵の中を散歩していたりする。
ホグワーツ歴代校長は肖像画として残っているが、皆さん仲がいい。


>>オッグ


ハグリッドの前の森番。
退学になったハグリッドに色々教えてくれたんだと思う。
アーサー世代に在職。モリーさんが思い出を語るくらいだから、いい人だったんだろう。


>>アポリオン・プリングル


旧管理人。
いったいフィルチさんとどういう関係だったのかが気になるところ。

厳しい人だったらしい。
夜に寮を抜け出してモリーとデートしていたアーサーをとっつかまえ、お仕置きしたらしい。
体罰だよなあ…それって。
その時の痕は今でも残っているらしい。

笑い事じゃないが、笑うところなんじゃないかと疑った。



>>>備考


ホグワーツの先生方も、時にホグズミードに行っては酒盛りをしているらしい。
酒を飲んでいるとは限らないが。
日常生活を共にする人々だから、それなりに軋轢もストレスもあるだろう。
エピソードに事欠かない環境に、心が震えるところである。




(言い訳)

ページ分けするべきだったと思います。
しかし、区切りどころが見つからなかったので、このまんま。
人の妄想とは尽きせぬ泉でございますね。