≫ハリー・ポッター・シミュレーションRPG攻略法(第3部)
現在ヴォルデモート卿は非常に弱っています。
チャンスは2回。
まず、1度目のチャンスとして「賢者の石」を手に入れる機会があります。
勿論、この時点ではほとんどのパラメータがゼロに近いですから(盛時の1/20ほどです)、会話を上手に運ぶことが大切です。
ただし、「賢者の石」強奪が成功する可能性はとても低くなっています。
「賢者の石」は失敗しても死にません。まあ、成功率の低いチャンスということでしょうか。
失敗したら賢者の石は砕かれてしまいますが、ニコラス・フラメル夫妻が死亡し、ダンブルドアの勢力がやや衰えます。
その次の年、イベント「秘密の部屋」はルシウス・マルフォイがいると必ず発動します。
上手くすれば、ジニー・ウィーズリーとハリー・ポッターとその他何名かの生徒を闇に葬れます(このイベントで死ぬのは生徒のみです)。
ちなみに、失敗すると、ダンブルドアの不死鳥「フォークス」に「癒しの力」が加わり、ダンブルドアの持ち物に「グリフィンドールの剣」が加わり、ハリー・ポッターの「怨み」の数値が+100されます。(この時点で500)
このイベントの発生によって、成功にも失敗にも関わらず、かつてホグワーツ内に仕掛けた各種の罠や仕掛けが発動するようになります。
さらに次の年。
このイベントが大成功するとハリー・ポッターと友人二人、そしてシリウスとリーマスを死亡させることが出来ます。
この「アズカバンの囚人」も、やはり成功率は低くなっています。
まあ、このイベントが起これば、ピーター・ペティグリューがデスイーターとして帰ってきますから、それでいいとしましょう。
この一年は、ヴォルデモート卿は近距離移動と簡易コマンド選択が出来ます。
もし、ハリーが優勝しなかった場合、イベントは失敗です。
ハリーが単独優勝の場合、セドリック・ディゴリーは死亡しません。
いままで小説通りに話が進んできたとすると、ハリーの「怨み」はここで900になります。
てゆーか、勘弁してください。全然攻撃当たりません。
しかも今回「怨み」数値の守護が、形になって現れます。
でもまあ、復活できたのでいいとしましょう。
ハリー・ポッターが逃げ帰っても逃げ帰らなくても、ダンブルドアは事の真相を察知し、反ヴォルデモート組織を再結成します。
卿の復活後はホグワーツに攻め込むか、こっちの本拠地に攻め込まれるかの二大勢力の争いになります。
ダンブルドアがネットワークを確立させるに先んじて、吸魂鬼や巨人を味方に付ける必要があります。
この「炎のゴブレット」終了の6月末から、来年度の9月1日までの電撃戦が、これからの有利不利を決定します。
そしてハリー・ポッターにとっての五年目が始まると、最終決戦に入ります。
何故なら、向こうは学校です。
なので、ハリー・ポッター五年〜七年に掛けては、ホグワーツに人員を送り込んで、切り崩しに掛かります。
あそこは魔法防御力が高いので、こまめにデスイーターを派遣し「工作」を行って、防御度を下げましょう。
―――とその前に、あまりホグワーツを攻めることに夢中になりすぎてもいけません。
…けれど、このゲームには実はタイムオーバーがあります。(今更そんなこと言われても)
ハリー・ポッターがホグワーツを卒業すると、問答無用で本拠地に乗り込んできてヴォルデモート卿と直接対決になります。
ですから、イベント「炎のゴブレット」が終わってから3年以内にホグワーツを攻略しないと、自動的に敗北です。
……さて、ホグワーツに連れてゆけるデスイーターは六名です。自分は含みません。
そして、向こうのラストダンジョンのボス達に、こちらのデスイーターをぶつけていきます。
シリウス・ブラック
―――です。
もっとも、上記の連中は基本的に弱点がない上に、「怨み」数値が高いため、なかなかデスイーターだけでは倒し切れません。
そして、残りの敵にはヴォルデモート卿自身が立ち向かわねばなりません。
大ボス戦
ハリー・ポッター
あと、ボス戦の常ですが、弱い周囲の二人から倒すのが常套手段―――ではないのです実は。
ラスボス戦
この戦闘は魔法オンリーです。物理攻撃不可…つまり殴れませんのでそこのところをお忘れなく。
かつての恩師。
ロード無しの一発勝負なんて怖くて出来ません。
彼を倒したら、とうとうヴォルデモート卿は悲願の「世界一偉大な魔法使い」の称号を手にれます。
そして感動のエンディング…………
なわけがありません。これから残党狩りです。
この時点での選択肢は「抹殺」以外あり得ません。
そして、レジスタンスを壊滅させたら、次は身内の粛正です。
勿論、判定に引っかかって裏切り者にされたデスイーター達は必死で抵抗してくるので、ラスボス戦の後のぼろぼろの体を引きずって彼らを鎮圧してください。
これで、残るは「忠誠」が高く「怨み」が低いという忠実なデスイーターのみになります。
あと余談がいくつか…
ダンブルドアのパラメータは、普通のキャラクターの分に加えて、「リドルへの警戒」と「悲しみ」があります。
また、「悲しみ」とは普通のキャラクターの「怨み」の数値に当たります。
ダンブルドアの寿命が尽きても、このゲームは続きます。
ダンブルドアの寿命を縮めさせ、尽きるのを待つというのは、かなり邪道なクリア方法です。(でも楽だ)
ただし、達成感が不足するため、ベストエンディングではありません。
隠しエンディング1
…卒業式でダンブルドアと和解。(どうやって!?)
隠しエンディング2
リドルはホグワーツを首席で卒業し、普通に魔法省に入り普通に魔法大臣になってしまう。
(ゲームを終えて)
なんというか、ヴォルデモート卿がかなり苦労していることに愕然としました。
そして、あらゆるキャラクターに苦渋を強いましたが、悪意ではありません。
さて、わざわざヴォルデモート視点でゲームを進めてみたのですが、こちらから見るとダンブルドアって怖いですね。
まあ、こんな駄文を長々々々と書いてしまったわけですが、笑っていただければ幸いです。
第3部の名称は「ホグワーツの攻防」です。
ここからが小説版に沿うことになります。
なんとか、体を手に入れて復活を図らねばなりません。
執念深く世界征服を諦めずに生き延びましょう。
「賢者の石強奪」と「炎のゴブレット計画」です。
クィレルさんがヨーロッパ大陸のどこかを彷徨っているので、うまく見つけて乗り移りましょう。
彼は常に怯えているので、優しく慰めた上で脅しを掛けるのがベストです。
これに成功すれば、この後一年間はホグワーツの内部に侵入できます。
(失敗した場合でも、次の年のイベント「秘密の部屋」は自動的に発動します)
ダンブルドアが警戒するお膝元で、しかも彼の味方する教師が大勢いるところで、クィレル一人で奮闘しても、あらゆる邪魔が入ります。
最終局面「ダンブルドアとの対決」に入る前に「ハリー・ポッターの登場」がありますし、気を抜くと、そのイベントのたどり着く前に、セブルス・スネイプに追い払われてしまいます。
このイベントに成功すると、好きな姿と永遠の命を持って復活できます。
具体的に言えば「寿命」が以降は下がらなくなり、「美人度」(あの無駄なパラメータ)が100になります。
(出来ればトム・リドルの姿と年齢と口調で復活して欲しいものです)
もっとも、これによりスキル「錬金術」を学ぶ機会が無くなってしまいますので、ニコラス・フラメルには早い段階で(卒業直後くらい)に会いに行って教えを請いましょう。
また、自動的にハリー・ポッターの「怨み」の数値が+100されます。(この時点で400)
(彼はイベントキャラなのでこの時点まで殺したり殺されたりアズカバンへ行ったり自殺したりできません)
(ただし、第1部でイベント「リドルの日記」を起こしていない場合は、このイベントの発生は無理に決まってます)
けれど、このイベントは自動発生型なので、プレイヤーは見ているだけです。
10%の確率でハリー・ポッターは死亡します。
このイベントが成功すると、「マグル保護法」は撤廃され、ウィーズリー一家が失脚し、ダンブルドアの勢力が弱まるというとてもラッキーなイベントです。
でも成功率は低い…。
ロードを繰り返して成功パターンを待つのは、ゲーマーとしては邪道です(でも私はよくやります)。
またしても自動イベント「アズカバンの囚人」が発生します。
シリウス・ブラックとリーマス・J・ルーピンとピーター・ペティグリューがゲーム上に戻ってきます。
(彼らはイベントキャラなのでこの時点まで殺したり殺されたりできません)
プレイヤーは見ているだけですが、上手くすればシリウス・ブラックとリーマス・J・ルーピンは吸魂鬼にやられて死亡します。
また、ピーター・ペティグリューは、何があってもヴォルデモートの元に戻ってきます(このイベントで彼が死ぬことはありません)。
このイベントが成功してシリウスのみが死亡すると、ハリー・ポッターの「怨み」が+100されます。(シリウスの仇)
このイベントが成功してシリウスとリーマスが死亡すると、ハリー・ポッターの「怨み」が+200されます。(二人の仇)
このイベントが失敗してシリウスとリーマスが生き残ると、ハリー・ポッターの「怨み」が+300されます。(様々なもくろみと、シリウスの冤罪が解けなくてダーズリー家に帰らなければならない怨み)
なにより、シリウス・ブラックとリーマス・J・ルーピンは「怨み」の数値が高いので、無条件で「幸運」が付いて回るのです。
勿論ハリーも同様に。
こうして最終チャンスである、イベント「炎のゴブレット」の幕開けです。
ハリー・ポッターのことはホグワーツにいる下僕に任せて、己の回復に全力を注ぎましょう。
一年掛けて「復活の儀式」の用意をします。
ここで失敗したらゲームオーバーですので慎重に。セーブはこまめに小分けに記録しておきましょう。
ダンブルドアに企みがすぐにばれます。
すると、あの弱々しい姿のままで最終決戦に望まなければなりませんが、そんなのは無理です。ロードしてください。
彼は今年卒業して、ヴォルデモート卿の敵に回ります。
セドリックと同時優勝すると、セドリックは死亡し、ハリーの「怨み」が+100されます。
セドリックが一人敵に回るよりも、ハリーの数値が900になる方がやっかいです。
おかしいじゃないですか。デスイーターが30人もいて、ヴォルデモート卿本人も追いかけて、一回もハリーに攻撃当たらないなんて尋常じゃありませんよ!
それもこれも、「怨み」数値が高いからなのです。きっと。
ジェームズとリリーの影のせいで、ヴォルデモート卿はハリーを逃してしまいます。
運が良ければ、墓場で優勝杯の所まで走って逃げるハリー・ポッターを捕獲、もしくは抹殺できます。
成功率はかなり低いでしょうが、やってみる価値はあります。
とうとうヴォルデモート卿の復活です。
闇の時代が戻ってきました。
さあ、あの忌々しい「ポッター家襲撃」事件以前の勢力を取り戻すのです。
第2部終了まで、極力パラメータを上げ、デスイーターの数を増やしておくと、復活後の組織再結成がよりスムーズに進行します。
早めにかつての仲間達を再結集させましょう。
さらに、手元にいる少数を駆使して、情報戦を仕掛けねばなりません。
部下を過労死させてでも、ダンブルドアの所に魔法使いが結集することがないように、噂を撒いたり魔法省を乗っ取ったり反対派を抹殺したりし続けましょう。
煙突飛行ネットワークの破壊、もしくは乗っ取りが事態の鍵になるでしょう。
敵を自由に行動させてはなりません。
ちょうど夏休みで生徒達がゲーム上から消えますから、全力でホグワーツに揺さぶりを掛けましょう。
勿論、第2部と同様、仲間を集め情報を集めマグルを殺して経験値を稼ぎつつ魔導の研究を進めるのですが、ここでのんびりパラメータを伸ばしてはいられません。
放っておくと、1年ごとに魔法使いが量産されます。
待てば待つほど敵が増えるだけです。
トム・リドル時代に仕掛けた罠の数々や、発見した抜け道は、この時点で初めて役に立ちます。
かつての遺産を食い潰しつつ、どんどんホグワーツを攻撃しましょう。
かつ、暗殺者を送り込んで、内部の魔法使いを一人でも多くへ選らしましょう。
デスイーターに子供がいる場合は、彼らを使って内部から不信の根を植え付けましょう(ドラコ・マルフォイが適任です)。
攻撃に継ぐ攻撃の果てに、「いける!」と思ったら、自らデスイーターを何名か連れてホグワーツに乗り込みます。
ダンブルドアはこちらの本拠地を探っています。
デスイーターを送り出せば出すほど、本拠地の位置が掴まれやすくなります。
本拠地がばれると、向こうは魔法使いをどんどん送り込んできます。
おちおち最終兵器の研究も出来ません。
ですから、慎重さも必要です。
この時点で、彼には「ホグワーツを壊された怨み(200)」や「友人の魔法使いを殺された怨み(50)」×人数分の数値が「怨み」がパラメータに加わっている上に(おそらく2000を越えています)、リーマス・J・ルーピンらに対闇魔法対策をされているので、攻撃が当たりません。
対して向こうの攻撃は弱いながらもちくちくと効きます。
大体62時間くらい掛けないと結果は出ないのですが、確実に負けます。(HP1ずつ削られてくようなものです)
慎重さを捨てて、敢えて本拠地を危険に晒してでもホグワーツに攻撃を仕掛けるのも選択肢の一つです。
ここに至るまでに、最終パーティーのメンバーはある程度(というか最高値まで)鍛えておく必要があります。
杖も防具も最高の物を持たせてください。
勿論自分もです。
ハリー・ポッターとの兄弟杖は、使いやすくて便利なのですが、強制イベントが起こってしまうので涙を呑んで別の杖を開発しておきましょう。
小ボスは六名。
リーマス・J・ルーピン
セブルス・スネイプ
ミネルバ・マクゴナガル
ルビウス・ハグリッド
アーサー・ウィーズリー
この敵メンバーは固定です。開発者の趣味です。
すでにこのうちの誰かが不在だったり、死亡している場合は、仕方がないのでフリットウィック先生やスプラウト先生に置き換わります。
そして、アーサー・ウィーズリーをルシウス・マルフォイに任せると、ほぼ100%相打ちになります。(自動イベント)
連れてきた六名で、このメンバーを倒せない場合、自分が直接手を下さなければならなくなり、HPと魔力を温存できなくなります。
ですから、なるべく強いデスイーター、もしくは敵の弱点を突いたデスイーターを選びましょう。
ルシウス・マルフォイの相打ちは、利用してしかるべきではないでしょうか?
(ロナルド・ウィーズリー+ハーマイオニー・グレンジャー)
彼らを倒すのはとても大変ですが、この後ダンブルドア戦が控えているので、魔力のむやみな消費は避けましょう。
むしろ防御呪文で向こうの攻撃を避けつつ、「武力」の数値を上げておき、腕力で殴り倒すのがいいのではないでしょうか?
あまり殴りすぎて、自分の杖を折らないように気を付けてください。
ここで、ロンとハーマイオニーを戦闘中に殺すと、戦闘中にもかかわらず、ハリーの「怨み」が300上昇するので、絶対彼らは殺さないようにしましょう。
攻撃がハリー・ポッターに当たらなくなります。
アルバス・ダンブルドア
そしてリドル時代に多大なストレスを与えて世界征服のための勉学を妨害してくれた天敵でもあります。
いままで学んできた全てを彼にぶつけましょう。
敵もさるもの150歳。
こちらの全然知らない魔法を山ほど使ってくるので、一つ一つに冷静に対処してください。
勿論要セーブです。
しかも、攻撃にパターンがありません。
まさしく世界最強。
偉大な魔法使いです。
ダンブルドアがいなくなったのですから、慌てて逃走しようとする魔法使い達を全て抹殺しなくてはなりません。
本拠地からデスイーター達を呼び寄せましょう。
彼らは地下に潜伏してレジスタンス活動を始めようとするので、逃走の阻止は必須です。
ここからは1分1秒が勝負です。
なるべく急いで殲滅させましょう。
デスイーターの中で、「圧力」に屈して、「忠誠」が低いくせにこちらに従っている不実な輩を排除するのです。
開発者の趣味で、この判定にはルシウス・マルフォイが必ず引っかかります。(ただし、ボス戦で死亡している場合はその勇気を褒め称えられます)
彼らを「家族」と呼んで、共にもはや敵のいなくなった世界に新たな秩序を組み上げるとやっとエンディングです。
リドルへの警戒レベルが上がるたびに、彼は活動しにくくなります。
ヴォルデモート卿時代でも同じ事です。
このレベルが50をこえると、ダンブルドアは反ヴォルデモート同盟を作り始めます。
けれどダンブルドアは恨んだりしません。
ただひたすらに悲しみます。
この悲しみが深いほど、ダンブルドアの魔力は強くなり、逆に寿命が縮みます。
この場合、ハリー・ポッターがラスボスになります。
格段にクリアが楽になるはずですが、ダンブルドアの寿命が尽きるのを待ったということで「プライド」の数値が下がります。
また、死喰い人達の「忠誠」が、問答無用で半分になります。
これで、多くのデスイーターが離反してしまうことでしょう。
そしてまた、これとハリー・ポッターを誕生させない(もしくはイベント事故死させる)というコースを組み合わせれば、信じられないほど簡単に、ゲームがクリアできます。
やはりベスト・エンディングは、その手でダンブルドアというコンプレックスの固まりを抹消してこそなのです。
第1部リドル編で、どんなにストレスを溜めようとダンブルドアの言うことに従って仲良くする。
ストレス過剰で何度病気になって保健室へ行っても、それでもダンブルドアの指示には従う。
この時点でほとんど授業は受けられない。(体力低下しすぎ)
なので、成績もどんぞこ。ミネルバさんの助けを受けつつ、なんとか卒業。
しばらく上級学校で学んだ後、ダンブルドアに招かれてホグワーツで「闇の魔法に対する防衛術」の教師になる。
つーか、これバッドエンディングですから(笑)。
第1部リドル編で、『愛の妙薬』を作るのに成功する。
すると、以降資金は99,999,999,999から減らなくなる。また、イベント「恋」が発生する。
このイベントはリドルが作った強力な『愛の妙薬』を誰かに使用するという話である。(人体実験)
被験者の自由選択可能。
選択によって、かなりのパラメータ変化が発生する。
一躍有利になったり不利になったりするので気を付けなければならない。
危険を冒したくなければ、「使用しない」を選択するのが無難である。
さて、選択肢を何回も何回もキャンセルしていると、「自分が使用する」という選択が出る。
さらに、相手を選ぶときに何回も何回も何回もキャンセルしていると「自分に使用する」という選択肢が出る。
こうして、リドルはリドルのことが好きになってしまう。
すると、ゲーム目的との矛盾が発生する。
自分で自分のことが好きなりドルは、もはや世界征服などする気がなくなってしまう。
「マグルに対する憎しみ」「魔法族に対する憎しみ」「自分への不信感」が以降0になって上がらなくなる。
この時点で、ダンブルドアに遭遇しても「ストレス」が上がらなくなる。
ストレスが常にゼロの状態になったら危険信号。自然とダンブルドアと仲がよくなってしまう。
そのうち自動的に、「解毒剤服用」というイベントが起こるので、この時に「服用する」を選択せねばならない。
もしボタンを押し間違えたらゲームオーバーである。
もしくは、ダンブルドアに招かれてホグワーツで「魔法薬学」を教えつつスリザリンの寮監になる。(選択可能)
セブルス・スネイプはこの妙に爽やかな寮監が大嫌いだったりする。
―――もちろんバッドエンディング。
闇の帝王に必要なのは地道な努力だったのですね。
ただ、視点の転換を図ってみただけです。
やっぱりゲーム上で数値化されていると、キャラクターに対する愛情は歪みますね。
私に出来たのは、せいぜい個人的恣意をこっそりストーリーに組み込むことくらいです。(…こっそり?)
あの強さと洞察力は洒落になりません。
それと、意外にハリー・ポッター勢力って強いんじゃあ、と思いました。敵に回したくないよ…彼ら。
それだけです。