≫アーサー×ルシウス
にこやかに剣呑な会話をする仲。
後継者の監督生が欲しいところですが、今のところJもSも使えない人材。
むしろ双方相手を面白がっている傾向がある。
アーサー氏のルシウス氏に対する第一声は、「あんた、お高くとまってんなぁ」(※天然)。
以来ルシウスはアーサーに対して興味がある。
アーサーは誰より気安くルシウスに声を掛けるので、周りはハラハラと見守っている。
一触即発に見えて、実は二人とも目が笑っている。
とりあえず、殺し合う理由もないので仲良しさん。
まぁ、立場的にはルシウスの方が強いんだけど(「なんであんたは同学年のくせにそんなに偉そうに見えるんだ?」)、
………愛?
いや、わからない。
JSと違ってあんまり喧嘩やすれ違いのない二人です。
ルシウスにとってホグワーツの生活は「ローマの休日」のようなもの。
この二人、どこまでの関係かは決めてません(苦笑)。
ちなみに、ルシウスが監督生になるのは分かり切ってたんで、アーサーもそうなるべく努力してました。
…………ひょっとして友達ってアーサー1人だけだったのか…。
アーサーの方は、美形兼支配者気質の彼のために「へぃへぃ」とか言いながらお茶を入れている自分が好きです。
ちなみに、ルシウスはセブルスもお気に入り。
まぁ、グリフィンドールと体当たりの喧嘩してるとこがお気に召したのでしょう。
あれ? アールシ語りのはずなのに…。
えーと、単語で表せば、ルシウスが「美人」「気まぐれ」。「わがまま」ではなく「気まぐれ」ってところがポイント。
これを見るだけでもアールシは平和だということがわかります。
ジェースネとアールシの決定的違いは、「死んでからも別れない」か「生きてるうちに綺麗さっぱり袂を分かつ」か、だと考えます。
アサルシでもアールシでも、表記にこだわりはありませんが、ルシウスが冷淡な美人さんであることを希望します。
あーそれと、お年を召してからのことはこれから考えます。むしろ四巻待ちで。
(言い訳がましく)
アールシ定義はわりと流動します。
ただ一つだけ変わらないと思われる定義、それは「遊び」だってこと。
にしても、捏造度MAXな組み合わせ。
(揺れ動く定義)
けれど監督生として、喧嘩はしません。
実行は伴わなくとも破壊力抜群な会話で、彼らを見ている人々を凍りつかせるだけで。
ただし二人の間でないとまとまらない話し合いがいくつも。
むしろアーサーは進んでスリザリンとのいざこざを引き受けます。
………会えるし。
というか、多分卒業するまで彼らは無理だ、と両方とも思ってます。
でもバカで可愛い後輩達。
すでに見守りモード。
隠居寸前の茶飲み友達…にはまだなれないか。
休戦協定中の敵国の幹部同士という感じ。
笑裏蔵刀。
適度な緊張感。
決して仲間にはなれないことを互いにわかっている。
でもわりと気安く会話したり。
「仇同士なんだから話しかけないでくれ」(出典:セブルス)などと狭量なところは見せない。
対してルシウスは計五秒ほど絶句して目を見開き、その後ふっと笑う。
「その通り。私は安くない」
アーサーも然り。
お決まりの挨拶は、「よっ。ミスター・スリザリン」
「用もないのに挨拶御苦労。グリフィンドール」
本気で喧嘩するときはこんなもんじゃないわけで。
どちらかというと、マジで殺るときは笑顔で黙って正面から斬りつけるタイプの二人。
スリザリンの下僕連中よりも、アーサーと話す方が面白いルシウス。
他人に気を許さないルシウスに気にいられてる己を自覚しているアーサー(確信犯)。
どっちもどっちです。
アーサーは気に入られているという一点を利用してかなり懐ふかくまで入り込んでます。
元々世界が違うので。
一時的な生活なわけで、最初から最後まで遊びです。
アーサーもそこんとこわかっててお遊びに付き合ってます。
まぁ彼には葛藤もあるのかも知れませんが、未定。
監督生同士なら、かこつけて色々話とかできるし―――という理由で。
それを端で見ながら、「せいぜい足掻くことだ」と笑うルシウス。
でも実は期待してます。
だってまともに対等な立場で話せる同級生、他にいないので。
スリザリン生は下僕だし、他の寮の連中は恐がって近付かないし。
そっか…それはお気に入りなわけだ。
たまーに褒めてくれたりするので。
大概は70点止まりなんですが。
いつか満点を取ると心に誓ってます。
……たぶん、彼、面食いなんだな…(苦笑)。
その気配を敏感に察知するアーサーは、ジェームズをけしかけて邪魔をさせたりしてます。
(自分ではやらない。うざがられると嫌だから)
そういう画策をするアーサーを気に入ってるわけですね、ルシウスは。
裏から手を回す、ということが出来る人間を気にいる傾向があります。
―――セブルスは全然出来ませんけど。
負けてもめげないところとか。
ちなみに、ルシウスはジェームズに対しては興味ないです。かなり、全然。
でも能力と家柄は無視できないので情報収集。
ジェームズは彼が嫌い。セブルスに慕われているので。(「なんであいつは僕とスネイプの喧嘩の邪魔するわけ?」)
アーサーが「世慣れを装った純情」「苦労性」。
JSだったら「蹴り」「葛藤」「期待と失望」「相互不理解」「譲り合わない一線」などなど、どうにも殺伐とした単語が並びますから。
ああ、やっぱりJSはいいなぁ…(違)。
あ、勿論主席。ほぼ完璧に近く造形しています。
高慢で人を見下していて純血主義で孤立を恐れないところを除けば(随分だな)。
アーサーは…ルシウスよりちょっと背が高めだといいな。身長差はギリギリで、体重はかなり差が出るというように。
あと人望が厚いことは必須条件。
処世術を身に付けている。文武両道。でも三位止まり。
たった一ヶ月でかなり変質してきてますし。
上の文章、微妙に最初と最後では結論が違うように見えるのはそのせいです。
書き始めたのが一ヶ月以上前で、今日仕上げたら脳内変化が如実に現れてしまいました。
この場合、「遊び」ということは、「本気でない」ということではありません。
いつか消失することを承知で、という意味ですね。
承知しつつもやってしまう。罪深きことなり。