≫「ハリー・ポッターと秘密の部屋」鑑賞・感想第三回目(吹き替え)
まーた見てきました。
吹き替えの方が、役者のニュアンスが伝わるし、モブが後ろで何言ってるのかわかるし、たまに翻訳と言ってること違ったりするので。
さて今回も独断と偏見に満ちた感動を…もとい感想を。
・ハリー登場。いつもながらプリベッド通りの画一性には恐怖を感じる。
・てゆーか、去年と声優変わってないじゃん! ハリーとロンとハーマイオニー。特に少年達は声変わりしたんだから何とかして欲しかったな…。声高すぎです。かなりイメージと違います。勿体ないです。うっかりするとハリーが黒く見えなかったりします(笑)。
・ドビーは英語の方が好きだな…。ハウスエルフをどう訳すか気になってたのですが「屋敷しもべ」でした。
・ロンの家。あれ、何階建てなんだろう…気になる。
・モリーさんが怒るたびに気になってたのですが。「死んだかも知れない!人に見られたかも知れない!」。…何故「人に見られた」が後者に来るのか。死んだの方が人に見られたことより軽いように聞こえるんですが…。私の感性の問題なのか? それともマジで人に見られるってことは重大だとアピールしたいのか。わからない。
・ハリーの発音間違い。「ダイアゴにょこちょう!」 ………にょ!?
・フルーパウダーは灰色。まるで灰のよう。…メモメモ。
・眼鏡を直す呪文は「ぽきゅーらすれぱーろ」と聞こえた。字幕で今度チェック。>情報頂いて訂正>別の感想ページ参照
・ハグリッドは肉食ナメクジの駆除剤を捜しているそうだが。隣で友が「肉食なのにキャベツを食うのか…」と呟いた。
・ロックハートの声はいけるね。似合ってるし、声自体もいい。
・ルシウス様!? そ、その声なのですか…。なんだかねちっこい。安っぽいとは言い切れないので微妙。軽い?高いのかな?なんか、ぬるっとしているような…上手く言えない〜。でもぴったりという気もする。………ううん。まあ、これはこれで笑えるな。
・ニュアンスがわかりやすくて良いねえ、吹き替えは。と、ルシウスさんのセリフを聞いていて思う。結構心地よい。イヤミっぽくてオッケー。
・アーサーの声は好きだな。似合うかは…似合うんだよ。なんだか、「ビューティフル・ライフ(名作です)」のお父さんの声と同じ声優さんじゃないのかな、と思った。あの素敵なお父さんもアーサーとタイプが違うわけではなかったし。悪くはないし、顔にも合ってる。が、前述の映画のイメージが被ってちょっと自分内で消化が出来てないかも。
・ああ…ドラコまで…。子世代の声は全滅。
・暴れ柳っていついてもごっついですねえ。大きいし。でも、しなやかと言えなくもない(笑)。
・ミセス・ノリスの赤い目が好き。
・なんかメモに「指先」ってあるんだけど、何のことだろう…? 思い出せない。スネイプ先生の指先?
・ダンブルドアによると、校内の規則は「ほどんとわしが作ったもの」らしい。何!? なんてこった。じゃあきっとその中には素敵で不思議な校則があるに違いない! (ダンブルドアに対する人物解釈が間違っている)
・温室には、屋根の上に装飾が。龍だったと思う。
・パーシー・ダンブルドア・マクゴナガルは、声が合格。ってゆーか適役。
・オリバー・フリントはまあまあ。声は良いんだが顔に合うかが問題。いや、別に問題はないんだけど。
・スネイプ先生は、相変わらず重低音。英語より低いんじゃないかこれ? いやまあ格好いいんですけど。でも、妙に芝居がかってて笑えるんですよね。うーん…少なくとも私の書く職員室のスネイプ先生はあの声ではございません。
・今頃思うんですが、ミセス・ノリスが吊されてるときとか、何故みな同時に…それこそ生徒も教師もマダム・ポンフリーまで同時にやってくるのでしょう? 大広間で誰かが「スクープ!」とでも言ったのか?
・友人は、ちゃんとコリンが鬱陶しかったようです。私は結構キャラ薄いと思っていたんですが。やはり人の感覚は千差万別。
・あ、思い出した。「指先」って、研究室でお説教してたとき、スネイプ先生が校長の前で「彼らは…」と指を差していた仕草のことだ。まっすぐ腕が伸びていて、結構アクション激しい人だな、と思ったんだった。
・で、その時に校長がセブルスをたしなめて、それを受けたスネイプ先生の反応がまた素敵。
・マクゴナガル先生のあの髪型は編み込みというのだろうか…?
・変身術の教室で「フェラベルト」の呪文の論理説明が黒板に書いてあった。どうやら魔法陣が作用するらしい。
・マルフォイ家は数百年スリザリンって…家、相当古いな。
・クィディッチシーンでブラッジャーに箒を折られたのはウッド。
・思うに「バレエの練習かい? ポッター」。…何故バレエ? バレエは魔法界にもあるのか。そんな余剰人口がいるというのか。(余剰人口ってあんた…)
・観戦席。ルシウスの横は黒服の魔女。その上の段?にダンブルドア。リー・ジョーダンの隣はマクゴナガル。一番上の段にロックハート。その他知らない先生いっぱい(力不足だ…)。
・何故ロックハートは試合中あんなに楽しそうじゃないのか。「自分が目立ってないからじゃない?」と友人。
・マダム・ポンフリーの声は○。
・ブラッジャーに仕掛けをしたドビーは手にアイロンを掛けたようですが、夜までに一度家に帰ったんだろうか? 帰ってないとしたら、そのアイロンはどこから出したのか。…まあ、魔法使えるしな。移動もアイロン取り出しも簡単なのかな?
・「ドビーは悪い子」って良い訳だなあと思いました。
・コリンは保健室に運ばれてきたとき、付き添った教師は、ダンブルドア・マクゴナガル・ポンフリー・禿のお爺さん・髭のおじさんの五人。
・ミネルバさんのナイトキャップ可愛い〜。…しかし、あの人は一体いつ髪を下ろすのか。洗うときだけ!?
・決闘クラブに先生は4、5人いることを確認。
・スネイプ先生、そのマルフォイを選ぶときの可愛いしぐさは何なんですか!? というか、全体的に!
・……あー、そろそろこのハリーとロンの声にも慣れてきたな…。
・ホグワーツ。夜の篝火の石の台には「H」のマーク。
・バジリスクの声がハリーには聞こえるんだよね。てことはバジリスクは思考するんだよね。あの大きさなんだから、脳の体積はそれなりにありそうだ。
・ひょっとして夜ハリー達が自習しているあそこは図書館なのかも知れない。
・校長室で居眠りしている肖像画が好きです。でも、始終あんなに見られてて、部屋で落ち着けるのか? 歴代校長は。
・フォークス。やはり燃焼前は色合いがしょぼくれとるように見える。うん。そして不死鳥というと、「火の鳥」を思い出す。…別に血を飲んだからといって不老不死にはなれないようだが。
・校長のセリフ。「何かわしに話したいことはないかね?」あーこれ、五十年前にリドルに言った台詞と被ってるんだ。…どう捕らえればいいのか。ダンブルドアは50年前もダンブルドアだったってこと? それとも50年経っても変化がないってこと? リドルの変化を経験してさえ、貴方は生徒から無理矢理物事を聞き出そうとなさらさい。その問い質さない姿勢がダンブルドアの神髄なのかも知れない。そして、それが正しいと言えるだろうか? 間違っていると言えるだろうか?
・ハリーとロンが、クラッブとゴイルにケーキを食べさせるときに隠れてるあの像。妙に気になるんですけど。…別に誰というわけでもないんだろうなあ。
・何故トイレが秘密の部屋なのか。多分昔は違っただろう。誰が改装工事をしたのか。リドルさんはちょっと戸惑ったに違いない。
・やっぱりパーシーいい! この声いいよ! セリフ回しも良。
・ドラコがウィーズリー家を「どいつもこいつも魔法界の面汚し」って言ってるが、それはつまりやはりあの家の皆さんは変な人ばっかりということなのだろうか? (ドキドキ) 現在、ウィーズリー家変人説を愛好中。
・「文字が読めたのか?」なクラッブとゴイルと始終付き合ってるドラコは疲れるだろーなあ」「でも、あの二人だってドラコに腹を立ててるかもよ?」「けど、一瞬カチンときても、持続しそうにないんですけど」「…それはそうかもね」
・猫ハーマイオニーは尻尾も付いてたのかぁ…。
・日記に書かれているリドルの名前は印字っぽい。買った店でいれてもらったのだろうか? そもそもあの日記帳はいつ買ったのか。ロンドンのマグルの店で…五年生になる前か後か。誰がその金を出したのか。うーん普通に行けば自分で買ったんだろうけど。二巻で「リドルは日記を贈られたけど使わなかった」って記述があったような…。何か日本人にはわからない根拠があるのかな。日記帳はメジャーな贈り物の類、とか?
・マートルの声、英語の方がいい。あっちの方が好き。
・リドルの声! やっぱり石田彰! ああダメ絶対音感…。わかっちゃう自分が嫌だわ(笑)。でもありがとう。いい声でした。優男っぽく。吹き替えの価値がちょっと上がりました。……似合うかどうかは…。いや、下手な人を持ってこられるくらいなら、いまのが断然素敵。ありがとう選んだ人。ナイスだよ。わかってる人だよ。
・石化したハーマイオニーに会う前「少しショックだと思いますが…」とミネルバさんがいってます。「少し」かなあ? たいぶショックだと私は思うのですが。
・ハグリッドが連行されるとき。誰も火を消していかないんですけど。明かりも。……いいんですか? 火の用心マッチ一本火事のもと。
・バジリスクはホグワーツ生まれだそうです。…なんだか可哀相だ。千年もパイプの中で孤独に過ごしてきたお爺さんの蛇。…リドルに会えたことは嬉しかっただろう(とか考えるか普通?)。いやもう、書きたいですね。バジリスクはリドル小説の重要キャラですよ! (ええ?)(だって50年前小説って、メンツ足りないんだよ)
・アラゴグに会うとき、ハリー達は私服なのだが、一体杖を何処にしまっていたのだろう。
・蜘蛛を追い払う呪文って、結局記憶の中のリドルから学んだということだよな〜。なんだか暗示的。
・中古のフォード・アングリアとかいうあの車は、いつどこでいくらでアーサーは手に入れたのだろう…?
・ハーマイオニーの握りしめている本の1ページ。絶対、握りが甘い。あれじゃ体を運んでるときに先生達気付くよ。……? ひょっとして気が付いていて、敢えてあのままにしておいたのか? ダンブルドアが(笑)。
・ああ、リドルの声ってやっぱりいい…! でもハリーの声がダメ。折角良いシーンなのに、ハリーの声が甲高い。勿体ないよう…(涙)。
・あれ? 過去の制服、ローブのマークはやっぱり校章じゃなくて寮章なのかな? それとは別に、なにかローブ留めっぽいバッジを付けてるよな、リドルさんは。…あ、監督生バッジかも(今気付いた)。
・リドルの立ち位置から考えて、彼は日記のそばを離れられないように見える。記憶だからね。
・剣が急に現れたことに驚くリドルの描写がない。まぁ、魔法界ってそーゆーとこだからねえ。
・ダンブルドアがヴォルデモートのことを「奴」って呼んでます! ダメですそれは! 教え子なのに! せめて「あやつ」。せめて…っ!
・これも悩み事なんですが「真のグリフィンドール生」がいるというのなら「偽のグリフィンドール生」もいるということになりませんか? 何かその分け方に疑問を感じるんですけど。まあ、偽ってのはピーターあたりをさすのだろうけど。……切羽詰まったとき、どのような行動をとるかによって、その場で判別されるという方法がいいです。普段は誰しも灰色で。普段から真と偽の区別はついていてほしくないです。
・なんだかねえ。ルシウスさんのあの声で、アーサーといちゃついてるところを想像しちゃったんだよ…(死)。英語ならそんなことはないのに! 日本語を聞いたばっかりに! なんか…もうダメです私。
・猫を可愛がるフィルチさんに一票。
・スネイプ先生も、最後の最後、起立している。拍手は確信はないが、しているように思う。次回も目を凝らそう。
・「靴下の渡し方、原作と違ったね」
・「そういやなんだかんだいって、この世界って放たれた魔法はみんなあたってるよね」
山のような小ネタ、お疲れさまでした。では今回の最大の叫び。
えーと、この叫びは悲しみの叫びです。今頃気付いたのか、とか言われてもしょうがないんですが、私吹き替え版を見に来なかったら一生気が付かなかったかも知れない。
・ハリー・ポッターに杖を向けるルシウスさん。その時の呪文、途中までだけど「アバダ―――」
「ええ!?」
思わず声を上げてしまいました。
………私の中のルシウスさん評価に、涙を呑みつつ減点200。
いや私だって…そんなの嘘だと思いたい。
「あーなんでー(涙)? ダンブルドアのいるホグワーツでハリー・ポッター殺害なんて。しかもあの呪文、人に向けて使うとアズカバン終身刑だよ!? (ああそういう意味ではドビーはルシウスさんも救ってくれたのか…)」
帰宅してから原作を読み返しました。
そういえば、“映画になんとか詰め込んだこれからの伏線”ってこれのことだったりしないよなあ…?
あ、そうそう。
(まとめ)
吹き替えは一度でいいと思っていましたが、なんだかリドルの声が好きなのでうっかりもう一度行ってしまうかもしれません。
トランプを買いました。…月末の財政状況を一気に悪化させてくれたよ。
今回は見ながらリドルの事ばかり考えていました。まあ、ネタ拾いに。
4度目は、果たしてあるのでしょうか?
映画に関わった全ての方々とJ・K・ローリング様に再々度乾杯。
(こんなに短期間に通い詰めている人間が…どうか他にもいて欲しい)
もともと友人と見に行く約束を夏の頃からしていたので、それを消化しに。
運良く「吹き替えでもいい」と言ってもらえましたので、吹き替えを見ることが出来ました。
なんというか…良くも悪くも行った成果はありましたね、吹き替え。
字幕の方が好きですが、吹き替えも一度くらいは見といてよかったです。
今日はレディースデーだし。
「私は映画の方が好きかな〜」
「でもね、原作の方がしっくりくるのよ。何故かっていうと、原作の靴下の中につっこまれた日記を見て、ルシウスは不測の事態に上手く切り返しが出来なかったんじゃないかと思うわけ」
「ははぁ。なるほどね」
「いやでも、4巻には外れた記述もあったような…」
「逃げること可能?」
「魔法の標的範囲があるのかな? ちょっと考えてみます」
気が付いて運がいいのか、それとも知らない方が良かったのかわかりません。
マジかよおい。ホグワーツの廊下でハリーポッターに向けてその呪文使う気かよ。信じられん。後先考えないにも程がある。
でも、日本語で聞いたからな〜。杖からの光の色って、緑だったんだかそうでないんだか。
聞き間違いを切実希望。(誰か見てきた人は、どうぞ教えてください)
今度英語で確認してみよう(まだ行く気か!?)
「でもね、事故って言い張れるでしょ」
「ええ!?」
「だから、標的はドビーだったことにすればいいのよ。そしてハリーは巻き込まれて事故死。ハリーが死ぬから、ハウスエルフが解放されていた事に対する証言者はいない。彼は自分の持ち物に仕置いたことになるから無罪」
「……それかなり苦しい。けど通らないことはないか…(涙)」
「落ち込んでるねえ〜」
「そりゃあもう…。ああもう原作沿いルシウスさんと、脳内ルシウスさん分けるよ。ダメだけど。でも分けるしかないわ…がふ」
「ついでにドビーに蹴りを入れたのもダメだね」
「ええ!? 美しい蹴りだったじゃないですか」
「うん、でも貴方が言うように、もしルシウスがナンバー2的立場にいる大物だったら、人前でああゆうことしちゃいかんでしょ」
「く…っ。じゃあ、それも踏まえて、私の中のルシウスさん評価に225点減点」
「それってどのくらいなの?」
「秘密の部屋を見つけたハリー達には一人200点ずつ与えられてます」
「それじゃかなり下がったね」
「下げるしかないですね。あの呪文じゃあ…。あーショックでした。泣きたい」
……? ありゃ、原作だと杖すら抜いてない。
「飛びかかった」のだそうです。これはおそらく素手ですね。
かつては素手で殴りかかったことを嘆いていましたが、今は断然原作支持!
これでルシウスさんの減点は取り消しです。安堵の溜息。
万一そうだったら、ルシウスさんも割を食ったものだ。
「それはあんたの聞き間違いだ」という情報を常に募集しています。どうぞよろしく。
リドルとバジリスクの関係とか書きたいです。サラザール・スリザリンのことを、バジリスクから聞くリドルとかが書きたいです。