『廊下』


「しかし、なんだなー。ジェームズとスネイプがねぇ…」

「喧嘩するほど…ということだろうよ」

「あぁ、それじゃ俺ら喧嘩しないから、超絶仲悪いってことだよな(ニヤリ)」

「そうだな。それは言えている(微笑)」


「ところで、正直あの二人ってどうよ?」

「どう、とは?」

「つまりあの組み合わせを考えるに、ジェームズって趣味悪いと思うわけ。俺は」

「趣味が悪いのはセブルスだろう。見所はあるのに、どうしてあんな輩に引っかかってしまったんだか」

「アホか。冷静に考えて、どう見てもジェームズの方が頭おかしいだろ」

「…………………」

「う?」

「アーサー。今、何と言った?」

「………あ、あの…目が絶対零度なんですけど…」

「今、この私に向かって何と言ったのかね?」

「―――ごめんなさい俺が悪かったですアホなんて言ってすみませんっ」

「……………ふぅ」

「あの、ルシウス?」

「私も大概趣味が悪いよ(遠い目)」

「………ど、どう取れば……?」