症状/現象 考えられる原因 考えられる対策案

[白点病]

ディスカスの体表や鰭に白く小さな点が付いている。

×水温の急変
 水温の急変が主な原因です。高温飼育のディスカスでは、発症しにくいですが、季節変わりにヒーター容量が不足すると起きることがあります。(エンジェルフィッシュで経験しました)

急激な環境変化
 32℃の水槽から29℃の水槽へ水合わせをして、移動させた時に、症状がでました。自宅の水槽間の移動だけでもトリートメントが必要なのか考えさせられました。

「粗塩」か、「グリーンF」または、「メチレンブルー」を入れます。
 
水温を1〜2℃上げる。この場合、酸素不足を補うために、
エアレーションを忘れずに。


→この時は水温を上げただけで、すぐに治りました。

[シクリッド病]

ディスカスが黒化して粘液を出して隅に固まり、体が傾いて浮き上がってくる。
外部から病原菌
 私は、外部から持ち込んだ細菌に感染して発病しました。私の場合、古い濾材をよく確認せずに使ってしまい発病したと思われます。

「グリーンFゴールド」を規定量の1/3入れてます。効き目のなくなる3日目に換水します。効果が見れない場合、さらに1/3投薬します。

 私はこれ以来、外部から持ち込む物はすべてホルマリンで殺菌します。水槽間を渡って測るpHメーターもホルマリンで殺菌してから使っています。
濾材は、その後出来るだけ新品を使うようにしています。でも高価な濾材は、ホルマリンで殺菌して、日光消毒して、オーブンで焼いて使うようにしています。現在、この処理をやるようにしてから、この病気の発病はありません。
[尾腐れ病(カラムナリス病)]

ディスカスの鰭の先にカビ状のものが付いて、その後鰭の先端から溶けて、鰭がボロボロになってくる。

外部から病原菌
 私は、外部から持ち込んだ細菌に感染して発病しました。
 私の場合、初めてのショップからディスカスを買って、トリートメントせずに本水槽に入れて、この病気が発病しました。

→新魚は、トリートメントが必ず必要だと思っています。私は、必ずトリートメントを行っています。
 今現在、トリートメントを始めてから、この病気が発病していません。
[鰓病]

ディスカスが片鰓で餌を食べない。
外部から病原菌

 私は、外部から持ち込んだ細菌に感染して発病しました。私の場合、古い濾材をよく確認せずに使ってしまい発病したと思われます。
また濾過槽をいじって水槽内を汚してしまって、それからしばらくして発病しました。
→基本的には、ホルマリン浴しますが、餌を食べていれば様子をみます。 食べなくなって初めてホルマリンを使います。
10Lに0.5mLのホルマリンを目安にして、投薬後3時間で2/3換水しています。そして、1日以上経ってから、1/2換水します。(急な大量換水でディスカスへ負担を掛けない為)私の場合、1mL/10Lでやりましたが、サイズ等同じではないので、最初は少な目が良いと思います。
・注射器(化粧品詰め替え用)で必要量を容器から取って、飼育水を入れたコップに薄めて入れます。
(注射器から直接水槽に入れると、ディスカスの体表に異常を与えるばかりか、鰓にかかると死ぬ危険性があります。)コップからディスカスの様子をみながら、ゆっくりと入れます。
・ホルマリンを使う場合、濾過を壊したくないので、
片鰓の固体を別水槽に移して行います。この場合、飼育している水槽の水を別水槽に移して、ヒーター,エアレーションを追加します。
・片鰓の固体が複数いる場合、水槽全体に菌が及んでいる可能性があるので、飼育水槽にホルマリンを投薬します。この場合、濾過が壊れるので、新規に水槽を立ち上げる時と同じように濾過の回復を待つことになります。
・ホルマリン浴中は、何かあったら換水できるように、
全換水用の水を用意して置いた方が良いと思います。当然飼育者は近くで監視します。
病気

 我が家のディスカスが、感染した病気についてまとめました。