カナオカ SUN COOL KDA−500
当初NC−300DXを予定していました。しかし、NC−300DXは、長期欠品中で年内納期は無理でした。またNC−300DXは、異常を検知して停止すると、自動再起動しない等の心配要素がありました。このため、NC−300DXをあきらめて、これと同等以上のクーラーを探すことにしました。そこへ、浮上してきたのがKDA−500でした。
しかし、KDA−500は、室外タイプなので、設置には配管を通すための穴を家の壁に開ける必要があり悩みました。室内に置けないかと・・・(>_<)
結局、騒音,廃熱,効率を考えると、壁に穴を開けるしかないと決断しました。後で思うと、こんな物を室内に置こうと、自殺行為に近いことを考えていた自分に驚いています。(^^;
【メーカー公表の仕様】
100V,消費電力:400W,熱光熱量:1000〜1300kcal/h,ポンプ流量:30L/分以上,冷却水量(15℃設定)700L,サイズ:530×350×380(H),重さ:25kg,エンビ25A接続
【使用感】
(1)性能
某冷却熱量計算によると我家の場合、1700kcal/h以上になりますが、真夏でも問題なく冷却していました。室外タイプなので、廃熱がこもることなく、効率良く冷やせるのでしようか。
(2)音
室外タイプなので、「うるさい」です。部屋用エアコンの室外機が近くにありますが、明らかにKDA−500の方がうるさいです。室内に置けるレベルの騒音ではありません。(>_<)
(3)排熱
上の写真の丸い部分がファンです。このでかいファンで、熱を排気する訳ですから、排熱は凄いです。その前で作業はできません。暑過ぎて。(>_<)
(4)信頼性
KDA−500を設置してから、約1年3ヶ月(平成16年9月現在)ですが、一度も異常が起きたことがありません。
(5)その他
◆標準で付いているコントローラーは、冷房機能のみを制御します。ヒーターと冷蔵を同時にコントロールするためには、別のコントローラーを買う必要があります。
◆設置場所は、日陰で風通しの良い場所が良く、少しでも気温の低い空気を吸い込ませた方が良いです。私の場合、2階ベランダ下の日陰に置きましたが、一時的に直射日光が当る時間があったので、日よけを作りました。またクーラーの吸気口付近に、家の床下用通気口があり、床下の涼しい空気が流れ出ている時もあり、冷却効率を良くしていたのかもしれません。