1.ジャンガリアンハムスターの特長
【夜行性】
 昼間は、ほとんど巣箱で寝ているジャンガリアンです。夕方ごろからゆっくりと活動を始め、夜になると活発に動き回ります。人間が寝た後も、回し車を回す音が聞こえます。昼間でもお腹が減ると餌を食べに起きて来ます。そして、トイレにも起きて来ます。また、夜で寝ているのを見かけます。1日平均14時間ほど眠るそうです。

【活発的】
 ジャンガリアンによりますが、元気であるほど活発に動き回るようです。1日に数10キロも動くジャンガリアンもいるようです。このため、ストレスがたまらないように、運動用具、トンネル,はしごなど,特に回し車は必需品ですね。

【臆病】
 ジャンガリアンは、臆病で警戒心が強いようです。そのため狭くて暗いところを好みます。こんなジャンガリアンが落ち着ける、巣箱を与えてやりましょう。自分の体に合うように、「おがくず」や「綿」を巣箱に運んで巣作りをします。

【寒さ,暑さに弱い】
 ジャンガリアンは寒さに弱いようです。温度が10℃くらいになると動きがにぶくなり、4℃以下になると冬眠状態に入るそうです。野生では冬眠しますが、ペットのジャンガリアンは冬眠させてはいけないようです。冬眠の準備ができていないため、そのまま死んでしまうことがあるそうです。特に冬はヒーターを準備する等、寒さ対策が必要です。また、夏の暑さにも弱いようです。クーラーのある部屋は良いですが、ない場合扇風機を用意します。この場合、風がジャンガリアンに直接当らないように工夫が必要です。

【視力・聴力と嗅覚】
 ジャンガリアンは、視力はあまりよくないそうです。ハムスターは夜行性だけあって、暗いところは比較的見えるようですが、はっきり立体的に識別できるほどではなく、物がある・ないの識別程度のようです。色については、白と黒の2色しか見分けられないそうです。そのため、耳と鼻は敏感は、非常に鋭く、特に耳は人間では聴くことのできない超音波や高周波の音も聞き分けるそうです。

【テリトリーを持つ】
 野生のハムスターには縄張りをもって生活しているようです。このためペットとなったハムスターでも、縄張り意識は持つようで、複数飼いをする場合、自分の縄張りへの侵入者に対して、攻撃することが多く、ジャンガリアンは単独で飼う方が無難のようです。

【頻繁に物をかじる】
 前歯が伸びるため、ハムスターは物を何でもよくかじるようです。かじり木などを入れてあげると良いようです。
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