ROとTDS計の購入,溜め水の準備  |
2001年6月1日
ディスカス達は、相変わらず隅で怯えている。でも餌は食べているから死にはしないだろう。明日になれば、仲間がいっぱい増えるからなー。
昼休みROとTDS計と補正液を通販で頼んだ。また大阪の店で、「勉強屋」と言う所だ。以前120cm水槽の購入を検討した時に相談したところで、メールでのやり取りだったが親切に対応して頂いた。今回もROの取り付けかたがわからないとメールしたら、取り説の写しを返信してくれた。TDS計が他に安いサイトがあったのでそれも伝えたら、同じ値段にしてくれた。通販は送料がかかるので、一箇所からまとめて買った方がいい。
ただ、マーフィードのTDS計ppmとμSの二種類あるが、μSが在庫きれでメーカにもないということだったので、ppmの方にしたが、ppmをμSに単位を直す場合ppmを2倍にすればμSになるとのことだった。
飼育水は、溜めた水を一日以上エアレーションして抜気するらしい。また溜め水は、飼育水+2℃で保温するらしい。水草だと湯沸し機のお湯で水温を調整して、カルキ抜き剤を入れればよかったが、ディスカスは面倒くさい。我が家の水道水をエアレーションするとCO2が抜けてさらにphの上がった水質になるが?デイスカスは、弱酸性の水が良いらしいから、pH下げる手段を考えねばならない。
とりあえず、水を溜める容器を用意しなければならない。60cm水槽があと一個残っているが、ディスカスが大きくなった時のために、残しておきたい。ハムスターに取られた一個が悔やまれる。あと置き場所が問題だ、本当は、二段に水槽が置ける水槽台なら、下の段に溜め水用の水槽を置くところだが、家の水槽台は、キャビネット式のため置けない。家中を探しても水道に近くて水がこぼれてもよさそうな場所は、そうは無い。台所横の勝手口を候補にあげて嫁さんと交渉する。勝手口は、もしも水が漏れても外へ流れて行くので、家の中では風呂場の次に安全な所だ。「リビングにポリバケツを置く訳にいかなし」と、なんとか承諾してもらえた。勝手口は狭いので縦に長い容器がいい。悩んでいると嫁さんが「使ってないポリバケツ」があるとのことで、60Lの蓋付きポリバケツを置くことにした。縦長なので何とか人が通れるが、90cm水槽になった場合、60Lの溜め水では足りなくなるだろう。とりあえず床のコンクリートに断熱材を敷いて、熱がコンクリートを伝って逃げないようにして設置完了。300Wのヒータ,エアストーン,ポンプは水草用が余っていた。
|
通販でディスカス10匹到着 |
2001年6月2日
ディスカスが午前中にクロネコの宅急便で届いた。ディスカスは、一匹づつ袋に入って断熱材の箱に入って来た。通販でのディスカス購入は少し不安だったが、全部生きていた。一安心である。
早速、ディスカスの水合わせ開始である。水槽に浮かべて水温を合わせる。30分位してから、袋の中のphを測るとph6.5とみんな同じ位なので、10匹を5匹ずつ種類毎に2つのバケツに移す。(恐らく店では同じ水槽にいたはずだから袋の水をいっしょにしても大丈夫だろう。)そして、エアーアレーション用のホースを使って水量を調整しながら、水槽の飼育水を少しずつバケツへ入れる。約2時間後、水槽とバケツのphが同じになったところで、バケツから水槽にディスカスを移す。
みんな、先にいた3匹と同じところに集まる。あれっ、少し不安になる。水槽に減った分の新水を追加して様子をみる。しばらくして、1匹が反対方向の隅へ泳ぐと全員が付いて行く。同じ行動を何回か繰り返して、そのうち単独で動くものが出てきた。少し安心する。今回買ったディスカスは、先にいたものより1cm位大きく6cmはあるかな?どれも正面から見て、特価で買った3匹よりと太っている。
さらに時間が経つと慣れたのか、餌を捜すそぶりをするディスカスまで出て来た。「それでは」と餌を与えに近づいたら、みんな逃げた。何てやつらだ。与えた餌だけがポツンと残った。寂しい気がしたが、水槽を泳いでいるディスカスを始めて観られたので、今日のところは「良し」とする。
溜め水のphを測ると8.5もある。phを下げるには、「ピートモス」か、「pH降下剤」を使うらしい。溜め水の容器に入れるようだ。
ピートは、水草で使たことがある。ショップでアクア専用で売っているモノは値段が高くて、園芸用を使った。園芸用は安いが粉の物しか見つからずストッキングに入れて浮かべて使用した。茶色い水になったため、見栄えが悪く水草では使うのをやめた。あと石灰等が混ざっている物もあるので注意が必要だ。水質に敏感なヤマトヌマエビで安全性をチェックして使った。
pHを下げるもう一つの方法の「pH降下剤」だが、中身は「燐酸」を薄めたモノらしい。燐酸は、水草で使えない代物だった。苔の発生要因のひとつであり、使ったことは無い。ディスカスの場合、ほとんどのHPで燐酸を使うことを載せているようだから、燐酸を使ってみることにする。明日、「テトラのph/KH降下剤」買いに行くことにする。
|
おびえが治まる兆候 |
2001年6月3日
今日は、日曜日だがディスカスのことが気になって、早起きしてしまった。水槽をそっと覗いて観ると、みんな元気そうに泳いでいた。安心した。そして、ライトを付けるために水槽に近づくと2,3匹のディスカスが、こっちへダッシュして寄って来た。エッと驚き(飼育者)。ライトを点けたら、またいつもの定位置へダッシュで逃げた。ビックリさせたかと後悔した。
餌を与えるのは後にして、人間が餌、いや朝食をとる。
しばらくして、再び水槽に近づくと、2,3匹がもうダッシュして近寄って来た。餌を与えるために私が動くと、全員こっちを警戒しながら水槽の中央付近までバックして行った。餌を少し与えると、隅でじっとしていたディスカス達も加わって、人、いや魚が変わったように、競って食べ始めてすぐになくなった。例の3匹は「何々どうしたの?」と様子を伺うように固まっていた。他のディスカスは、もっと食べたいのか私の方へ近寄って来て、水槽の角を上下に泳いで、餌を催促しているように見えた。
餌を入れると、さらに競って食べている。それを幾度か繰り返して、きりがないので途中でやめる。恨めしそうにこっちを見ているが無視する。例の3匹のディスカスも慣れたのか後半からは、競う集団の中にいたので一安心する。群集を組むとはこういうことかと思った。でも、いったいディスカスへどの位餌を与えれば良いのだろう?また疑問がわく。
家でネット使って、いろいろ調べてみる。小さい頃は(幼魚と言うらしいが)水温を32℃から33℃にして、少量の餌を数回に分けて与えて、早く大きくするらしい。水温を高くすることにより、新陳代謝が活発になり早く大きくなるらしい。でもその分寿命が短くなるので、ディスカスが成魚になったら29℃位で育てるらしい。また疑問がわいた。稚魚/幼魚/成魚とは、それぞれどの位までを呼ぶのだろう?大きさ?年?あとHPにSサイズMサイズLサイズと良く出てくるが、どの位の大きさをSMLに位置付けているのだろうか?
餌の量だが「5分間で食べ終える量」とか、「30分で食べ終える量」とか、「様子を見ながら」とか、HPによってまちまちである。特に「様子を見ながら」というのは、初心者には厳しい、どこを見れば良いのかディスカスが「もう食べれない」と言った信号を出しているのなら、その信号(しぐさ)を具体的に書いて欲しいものだ。と人のHPに文句言ってもしょうがない。今日1日様子を観たが、あいつらは与えれば与える程、食ってしまいそうである。与える餌の量はもう少し調査する。
水温を30℃から31℃する。急に水温を上げるとディスカスに悪そうなので、1日1℃ずつ上げて33℃にする。
午後からショップにでかけて、テトラのph/KH降下剤とスポンジフィルタ+ポンプを買ってきた。
早速、スポンジフィルタ+ポンプを付けたが、ディスカス水槽らしくに見えて、何か嬉しくなる自分が変に思えた。ph/KH降下剤は、今度使ってみることにするが、どの位の量を入れれば良いのだろう。
|
2001年6月4日
帰宅後、ディスカスを観ると特に変化なし。今日も良く餌を食べたそうだ。PBから通販で買った10匹は特に調子が良く、人に慣れているようだ。PBの飼育技術の高さが伺える。phを計ると7.0と若干弱アルカリ傾向にある。少し心配になる。
|
2001年6月5日
帰宅後、ディスカスを観ると何匹か隅で怯えている。phを計ると7.3ある。弱アルカリになるのはアンモニアが発生しているかららしい。アンモニアと亜硝酸を測ると致死量近くある。ディスカスが増えた上、昼間嫁さんがたくさん餌を与えているのだろう。アルカリ状態でのアンモニアは非常に毒性が強いらしい。
phの低い新水で1/2換水してphを下げる。ph6.0の新水を入れてph6.5に調整する。ph下げるのにph/KH降下液を使う訳だが、ph8.5位の溜め水をph6.0にするためには、ph/KH降下液をドバドバと大量に入れる必要がある。500mlで2000円するこの液体、金銭面も心配だが、ディスカスは本当に大丈夫なのか、少し不安になる。
ディスカスの数と餌の量からして、アンモニアはしばらく大量に出そうである。まだ生物濾過が出来ていない状態からして、化学濾過(活性炭)の使用を検討する。アンモニアは、活性炭で吸着する。明日、早く帰れたら倉庫から上部濾過と活性炭を捜すこととする。
|
アンモニアの吸着のために活性炭を使う |
2001年6月6日
帰宅後、隅で怯える様子は昨日と変わらない。でも餌は食べているらしい。phを計ると7.1ある。弱アルカリに戻っている。エアレーションで、入れたph/KH降下剤が気化したのだろう。本当は、溜め水槽にph/KH降下剤を入れては、エアレーションして、phが落ち着くまで繰り返すようだが、こんなことしていると導電率が上がってしまう。化学濾過の設置を決行する。
特価で買ったセット水槽で、水草水槽で使わない上部濾過は新品の状態で保存されていた。水草水槽では、CO2を逃がす上部濾過は不利なため使用しない。濾過槽に活性炭を入れて、その上にウールマットを引く、ポンプの吸い込み口には、スポンジを付ける。スポンシは、せっかく入れた餌を上部濾過に吸い込ないようにするためと、餌を食べれなかった弱いディスカスが少しでも食べれるように付けておくらしい。(ディスカスは「いじめ」をするらしい)
スポンジは、物理濾過(ゴミ取り)と生物濾過(アンモニア→亜硝酸→硝酸塩)の働きがある。活性炭は、アンモニアを収着する働きがあるが、効き目か限られているため、1〜2週間で交換する。期間を過ぎると逆に放出するらしい。心配なので1週間程度で交換する。活性炭を取り除いた後は、バクテリアの住みかとなる濾材を置くことにする。
バクテリアを増やすのにアンモニアは必要だが、アンモニアが多過ぎると魚が危ない、アンモニアは換水または活性炭で取り除くが、除く量のバランスが難しい。換水だけで良いと思うが、活性炭の効果を試してみる。換水はアンモニアも排出されるが、いっしょに発生したバクテリアも捨てられる訳であり、この意味では、活性炭の方が早くバクテリアが増殖するかと考えた。でも、餌(アンモニア)がたくさんあった方が、バクテリアが早く増えるような気もする。わからなくなった。
ph7.0以下なるように1/3程度の換水を行う。
|
いじめの兆候あり |
2001年6月7日
帰宅後、隅で怯え様子は昨日と変わらないが、怯えている数が減ったような気がする?餌は相変わらず食べているらしいので安心する。phを計ると7.0あるが、昨日から変動は少なくなった。化学濾過が効いたか?生物濾過が効き始めたか?こればかりは判らない。良くなる傾向のため、化学濾過の対策は「良し」としよう。
1/3換水して、ph6.7位にする。
餌係りからの報告によると、餌を食べようとすると、攻撃して邪魔をするディスカスがいるらしい。どうもHPで読んだ「いじめ」の兆候かと考える。平日は餌を食べているところを観れないので、今週末観察することにする。
今日、ROとTDS計が届いていた。休みにでも配管する。TDS計で導電率を測ったら、110ppmあった。100ppm(200μs)以下が良いらしいが、早速ROの出番か?
|
2001年6月8日
帰宅後、隅で怯え様子は昨日と変わらない。餌は相変わらず食べているようだ。「いじめ」は気になるが。
外部濾過の排水口からの水量が減っているようだ。吸い込み口のスポンジを外すと元に戻った。スポンジの奥に目には見えないゴミが付いていたらしく、洗うと飼育水が濁った。スポンジを洗うとヌルヌルする。肉の脂肪かと思うが水槽内部も同じようにヌルヌルする。水槽全体を掃除しなくては。また、スポンジも定期的に洗うことにする。
ph7.0と、まだ上がる傾向にあるが、アンモニア,亜硝酸の検出される量は少なくなった。
化学濾過の効果か生物濾過の効果か依然不明だ。化学濾過を外せばわかることだが、あまり環境を変えるのもよくないだろうし、と本当は面倒くさいだけかもしれない。
以前から調べていたディスカスに与える餌の量だが、ディスカスのお腹が軽く膨らむ程度を与えるようだ。そういえば、帰宅してディスカスのお腹を見ると、みなパンパンに膨らんでいるように思える。餌係りはいったいどのくらいの量を与えているのだろう?少し心配になるが、無理してお願いしている立場上、文句も言えない。
今は、水温32.5℃にして4時間毎に日に4回与えている。ハンバーグを5mm四方に切って容器に入れてスプーンで1匹あたり1個与えている。濾過が出来れば2時間毎に8回にしようと考えている。早く大きくなって欲しい。
1/3換水して、ph6.7位にする。(導電率:120ppm)
|
2001年6月9日
今日は、休日のため餌係りを担当する。
朝、餌を与えて様子を観ていると、入れた直後は全員で食べているが、そのうち食べようとすると、突つかれて食べれない魚が何匹かいるようだ。まだ食べる意欲はあるようで、食べようと餌に寄ると強い魚に突つかれるといった繰り返してある。食べる意欲はあるので、しばらく様子をみる。いじめが続くと食べる意欲もなくなり、餌を与えても水槽の隅でボーッとしているようになると危ないらしい。「拒食症」というらしい。この場合、別水槽に隔離するか水槽をセパレータで分離するかの方法があるらしい。しかし1匹だけ隔離すると群集を好む魚なので、怯えが加わりさらに食べなくなるらしい。いじめている魚を隔離する方が良いらしいが、1匹だけ隔離すると怯えが生じて、元気だった魚が調子を崩しそうである。なんか難しくなった。
餌を分散して与えると書いてもあったが、60×30×36の狭い水槽に12匹もいるので、どこに落としても弱い魚は、いじめられる傾向にある。それに餌係りに無理を頼めない。もう少し調べてみる事にする。
phは、7.0と、まだ上がる傾向にある。1/3換水して、ph6.7位にする。導電率が124ppmと日に日に水が汚れていく。大量の換水で導電率を戻す必要がある。
ROを蛇口に付けた。付けるのは簡単だが、付けられる場所がまずかった、台所しかなかった。庭の蛇口でも付きそうだったが、RO本体を外に置く訳にいかない。しばらく小言を言われそうだ。耐えねば。勝手口も半分つぶしてしまったからなー。
|
R/Oを使ってみる |
2001年6月10日
今日も休日のため餌係りを担当する。怯えはほとんどなくなり、餌を良く食べているが、いじめの兆候は変わらない。
外部式濾過は、ディスカス飼育にあまり向かないらしい。ディスカス水槽は、水の汚れが激しいので、濾過槽の掃除が必要だが、特にウールの掃除/交換を頻繁に行うらしい、このため、頻繁な掃除/交換は、外部濾過には不向きである。また,バクテリアの活動には、酸素が必要だ。外部式濾過は、気密性が高いので、多くの酸素を送り込むのに不向きである。大量の濾材を入れるても、バクテリアの活動に必要な酸素がなければ効率良く濾過されないような気がする。今使っている外部式の使用を考え直すとする。その点、上部濾過は良いように思える。シャワーパイプとか濾過槽内で空気と水が触れる機会が多く、酸素の取り込みがうまく行われるように思える。それに何より、掃除が簡単である。さらにオーバーフローとかドライタワーと良さそうに思える。仕組みはだいたいわかっているが、設備が大掛かりになり、費用面で高価になる。でもいづれ導入を検討したいシステムである。
とりあえず、今活性炭をいれている上部濾過を今後のメインフィルタにしようと考えている。その場合、外部式濾過の濾材は、2年位使い込んでいるので、半分はそのまま上部濾過の濾材として移行するが残りは新規に濾材を入れることを考えている。
ROを使ってみる。RO水で始めに出る水は、保護用の薬品混じりの水が出るので捨てる。しかしROで生産される水が少ない。私の使っているマーフィードのエキスパートUは、280L/日の生産能力らしい。水温と水圧を高くすれば生産量が上がるらしい。水温を上げるために、蛇口をお湯の方へ回してみたが、水量が少な過ぎてガスが点火しなかった。お湯が出たとしても、ガス代がとんでもない額になってしまう。水圧の方は、専用の加圧ポンプを売っていたが、本体以上に高い。
溜め水タンクが60Lなので、満タンにするのに6時間かかった。今の水槽50L位なので1/3換水するとなると、毎日20LのRO水を作ることになる。約2時間かかる。
RO水の導電率を測ると4ppmだった。導電率計の誤差もあるが、すごい値だ、綺麗な水だ。コップに少し入れて飲んでみたが、味かない・・・水道水の方が美味しい気がした。ROでミネラルも含めた不純物をほとんど取っているのだから、わかる気がした。RO水にケントのROライトを入れて60ppmに水質調整する。ミネラルも何もないRO水(純水)だけでは、魚は生きられない。
飼育水をいきなりRO水で全換水するのは、まずそうなので1/4換水して様子をみる。
ph6.8と、まだ上がる傾向にあるが、上がり幅が少なくなった(ph計の誤差?)
あとph計の補正を行う。
|
2001年6月11日
帰宅後、怯えもなく餌は相変わらず良く食べているようだ。いじめはあるらしいが、餌投入直後は、食べているらしく、いじめているディスカスが食事を終えると、いじめを始めるようだ。最近は、餌係りが水槽の前を通るだけで、ガラスにダッシュして近づいてくるらしい。
ph6.8と、まだ上がる傾向にあるが、アルカリ傾向にならなくなった。亜硝酸を調べてみるとほとんど検出されない程度になっていた。濾過ができたかな?と思った。明日くらい活性炭をはずしてみようかと思う。
HPによると幼魚のうちは、pHを気にせずガンガン水替えして、新陳代謝を活発にさせるらしい。pH/導電率より亜硝酸が問題らしい。しかし、我が家の水は、pH8以上あるのでそのままのpHでガンガン水替えをするのは不安である。今のままで、調子がよさそうなので?pH調整した新水で換水する。しかしRO水は、pH降下剤に敏感に反応する。ほんの少しpH降下剤を入れただけで、pHがすぐに落ちる。
1/3換水して、ph6.6位になる。
|
2001年6月12日
帰宅後、活性炭を濾過から外す。明日、亜硝酸が検出されない程度だと濾過が出来たということだろう。
活性炭を外したスペースに、濾材を入れようと思ったが、外にあって夜も遅いので今度の休みに入れる事にする。
|
2001年6月13日
帰宅後、多少亜硝酸が検出されたが、問題ない程度である。濾過出来かな?
|
セパレータの設置,上部濾過と外部濾過の併設 |
2001年6月16日
今日は、休日である。週末仕事が忙しくて、日誌を書かなかった。
今日は,上部濾過に濾材を追加した。水草水槽で使っていたシポラックスである。多気孔濾材で材質自体に小さな細かい穴がいっぱい開いていて、バクテリアの住む表面積が多くなる特長があるらしい。ようするに少ない濾材でたくさんのバクテリアを繁殖させることができると言うことだろう。でも値段が高い(2500円/1L)。
よって簡単に捨てるわけにいかず、とっておいたわけである。それを上部濾過のウールの下に入れる。今まで使っていたウールに多少はバクテリアが繁殖しているだろうから、そいつらが下に入れたシポラックスにうまく繁殖することを考えてのことである。そのうち上部濾過だけにするつもりなので、外部濾過の濾材を持ってきた方が良かったのかもしれないが、外部濾過をいじることで、濾過のバランスが崩れるかもしれないので、外部濾過をいじることは今回は見送った。上部濾過と外部濾過の併設運転をしばらく続ける。
今日は、怯えているディスカスを救うべく、水槽を分割するセパレータを買って来た。早速使ってみた。いじめられっ子を3:1に分けた1の方に移した。これで安心して餌食べれるぞ!
でも、仲間の方へ行こうとセバレータへガンガンぶつかっている。せっかくセパレータ買って、分けたのだから・・・高かったんだぞ!しばらく様子をみる。
|
2001年6月18日
朝、あれ、みんないつもより元気がないぞ。
帰宅後、みんな隅に固まっている。餌係りに聞いてもいつもより餌を残していたらしい。亜硝酸も検出されない。良く観ると黒くなっているのが数匹いる。隔離した1匹は、餌はほとんど食べていないらしい。「仲間のいる区画の方へ行きたがっている」ようだとの餌係りからの報告。
何かおかしい。やったことといえば、濾過の追加とセパレータの追加だ。とりあえずセパレータを外してみる。いじめられていた1匹が仲間の方へ急いで泳いで行った。「おまえのために隔離したのに!」と魚に言ってもしょうがない。今日は,換水して様子をみる事とする。ph6.7位で良い調子だ。
|
尾腐れ病の発病 |
2001年6月19日
帰宅後、今日は昨日より餌食いが悪かったらしい。いつもは、人影を見ると寄って来ていたのに、隅に固まって中々動かないらしい。でも餌は食べているらしい。
ライトを当てて良く観ると、体は黒化して透明なはずの尾ヒレや鰓ヒレが白くなって、先端が解けている?ものがいる。病気か?ネオンテトラの白点病は観た事があるが・・・違うようだ。
ネットで病気に関する情報は集めておいた。早速見て見ると、尾腐れ病(ヒレ先にカビ状のものが出て白濁し、その後、尾ヒレの先端が溶ける・・・)らしい?で市販薬だと「グリーンFゴールド」が効くらしい。でも手元に薬はないので、明日買うことになるが、常備していなかったことを悔やんでしまう。
|
2001年6月20日
帰宅途中、「グリーンFゴールド」を購入する。帰宅すると症状はさらに悪化していた。
弱っている魚に換水はきついかと思い換水しない。飼育水を紙コップにすくった水に規程量の1/3を溶かして入れた。水槽内が黄色くなっていく。底に粒か残っていたが、しばらくしたら全部解けていた。今回1/3投薬したが、症状が改善しなかったら、さらに1/3投薬するらしい。なぜ規程量入れないのだろう?と疑問に思う。投薬はそれほど危険を伴うと言うことだろう。食欲が落ちた程度の初期の段階では、粗塩を使うらしい。今度試してみようと思うが、できれば病気には関わりたくない。
さらに高温にするらしいが、我家は32℃になっているので、とりあえずこのまま様子を見る。高温になると酸素が少なくなるのでエアレーションの追加が必要らしいが、どの程度追加が必要かわからない。魚が水面近くでパクパクしてなければいいのだろうか?今でもスポンジフィルターでエアを送っているから様子をみよう。
投薬は、せっかく立ち上がってきた濾過バクテリアにも影響があるらしいが仕方がない。あとで思えば症状のある魚だけ隔離してやれば良かったかと思ったが、細菌性の病気なので病原菌が水槽内に残って、再発するのも困るので、水槽にまるごと投薬して正解かと思う。しかし原因は何だろう。
濾過バクテリアも減る分、餌を少なめに与えるように餌係りに依頼する。
|
2001年6月21日
朝、様子をみる。みんな黒化して隅に固まっている。一匹(コバルトブルー)がたまに斜めになってフラフラしているやつがいる。やばいかな?
昼過ぎ、餌係りからメールが入る。1匹☆になったと。
帰宅すると、やはり朝フラフラしていた1匹だった。テッシュにくるんであり、庭の花壇に埋めた。未熟さを痛感した瞬間だった。
他の魚は、相変わらず隅に固まっている。餌は食べているらしいが、近寄っては来ないらしい。そう言えば,☆になったコバルトブルーは、餌を食べていなかったようだ。人間と同じく食べる元気があれば良くなるということか?
投薬によりバクテリアが死んで、白にごりするかと思ったが,水はいたって綺麗である。それほどきつい薬ではないのか?投薬量が足りない?少し不安になるが、今日は何もせず終了。
|
2001年6月22日
投薬2日目。朝、魚が少し元気になったような気がした。
帰宅後,尾鰭の先端の白いのが取れて完全ではないが、透明になってきている。薬が効いたようだ?
餌係りに聞いても、先日より食べているらしい。亜硝酸が出ていないので、換水はしないでおこう。ph6.4と下がっているが、これってバクテリアが機能しているってことか?「グリーンFゴールド」は病原菌のみを殺すのか?バクテリアも菌には変わりないし、特定の菌のみを殺すということか?
結果、濾過バクテリアへの影響は少なかったようだから安心。
|
薬品の購入 |
2001年6月23日
投薬3日目。今日は、休日である。今回の経験を踏まえて、薬を揃えておくことにする。HPで情報収集した結果、病原菌による病気には、「エルバージュ」か「グリーンFゴールド」,鰓など寄生虫/病気には、「ホルマリン」,腹の中の寄生虫へは、「フラジール」「コンバントリン」が良いらしい。他いろいろ病気/薬はあるらしいが、とりあえずこれらを揃えよう。
「グリーンFゴールド」はあるから良しとして、ホルマリンを薬局へ買いにいったが、置いてないと言われ、注文しようとしたが、「劇薬は扱っていない」とあやしい目でみられた。サリン事件以来ホルマリンは簡単に入手できないと書いてあったが本当のようだ。次の薬局でも置いてなく注文をお願いしたが,「取説が薬局で作れない」とのことで、人間に使うのでなく魚に使う旨を伝えると、ようやく判ってもらい注文できた。1週間位かかるらしい。そう言えば,使用目的を伝えるようにとHP書いてあった。
また「フラジール」もなく「コンバントリン」があったので購入した。後で嫁さん(看護婦)に聞いてわかったが、「フラジール」は女性用の子宮の病気駆除薬らしい。知らないと言うことは怖い。「コンバントリン」も虫下しで、現代生活で腹に虫を抱えている人はあまりいないだろう。店員のおねーちゃんは、私が使うと思ったのかな?
帰宅して、1/2の換水を行った。みんな元気になってきた。鰭の先端部分の再生が始まっている。
念のため「グリーンFゴールド」を1/3投薬する。
|
2001年6月24日
投薬4日目。今日も休日である。
みんな元気になったらしく、水槽前に餌をねだりに寄って来ている。でもまだ数匹隅で黒化している。
今日はせっかくの休みだが、昨日投薬したばかりなので換水もできず、することがない。
嫁さんが、「黄色かオレンジのディスカスも良いね」と言っていた。なになに新しいのを買って良いということかな?早速ネットで調べてみる。真っ赤なマルボロレッドが嫁さんの目にとまった。
飼い始めて、そろそろ1ヶ月近く、気づくと大きさにばらつきが出てきている。育っているということだろうか。標準60cm水槽に12匹はそのうち狭くなるだろう。
次の水槽を検討しよう。水槽台の下も空いているし。
|
2001年6月25日
投薬5日目。
帰宅後、だいぶ元気なったようだ。いじめられっ子以外みんな水槽中央にいる。餌も食べているらしい。
落ち着いたところで、今回何が原因か考えてみた。環境で変えたことと言えば,セパレータを追加と濾過追加である。思い当たるとすれば、濾材は以前水草水槽で使った古いやつを使った。でもしっかり洗って、日干し消毒を行っていたはずだが?買い物袋のビニールにしっかり縛って外に置いてはいたが、今思えば底の方は少し濡れていたように気がする。雨水が浸透して水が溜まり、そこに悪い菌が繁殖していたのだろうか?それ以外考えられない。
|
2001年6月26日
投薬6日目。
みんな元気になった。溶けた鰭もほとんど再生している。
いじめられっ子を何とかしなくては。でも追い掛けられてはいるが,食べてはいるらしい。セパレータどうしようか?
1/2換水する。最近病気の対応でpHも見ていなかったが、pH6.8とまずまずかな。
|
虫下しハンバーグの作成(市販品へコンバントリを混ぜる) |
2001年6月30日
今日は,休日。ここ4日間換水以外することがなく、日誌も書いていなかった。
虫下し用のハンバーグを作ることにする。白糞をしていると腹に虫がいるらしい。白糞といっても透明に近い糞は虫ではなく、ストレスによるものらしい。黒い糞しか見てないのでこれ以上詳しく書けないが、白糞はよくないという事だ。虫の予防のためにどうも定期的に虫下しハンバーグを与えるらしい。市販品もあるが100gで1200円もする。自分でつくった方がお得なので、市販のハンバーグを使った虫下しハンバーグの作り方をHPを参考に自作することにする。
この前買って置いたコンバントリンを市販のハンバーグに混ぜる。いったいどの位の薬を入れるのだろう。人間だと一錠で10kgの体重に相当するらしいが。迷っていてもしょうがないので、1/4錠すり鉢で細かくつぶす。味を確かめてみたが味は何もしなかった。これだったら食べるかな?つぶしたコンバントリンを解凍したハンバーグ100gに混ぜることにする。コンバントリンは14錠入っているので1/4錠ずつ使うと56回分自作できる。月に1回虫下しを与えたとしても、5年近く持つことになる。
しかし通常のハンバーグでも、100gで500円こんなもんなのかな?通販で安いところがあったが、送料を含めるとあまりかわらないし、大量に買わないといけない、食べなかったらとうするんだ。HPに自作のハンバーグの作り方が載っていた。牛のハツ(心臓)がベースらしい。今度スーパーで見てみよう。
|
 |