■ 西方漫遊戦記 ■
〜いざインドへ〜
次の日の便でインドに向かうので、今日の分の宿を空港の案内所で予約する。
値段は6j(660円)+手数料1j
予想に反して綺麗な部屋だった。
そしてこの国では贅沢品の「ホットシャワー」付き
お湯が出るまで5分位時間がかかるのは「仕様」なのだろう。
(カトマンズは寒いのでこれが結構つらい)
そして部屋にはロウソクがある。この値段でもしっかり装飾の事まで考えているとは素晴らしい。
それがよく停電をするから必需品 であるだけと言う事に気づかされるまでそう時間はかからなかったが。
そしてついてまず最初にやらなくてはいけない事が「インディアンエアー」のオフィスへ行って次の日に乗る飛行機の
「予約再確認」(リコンファーム)。
片道航空券で、しかも前日までに行うと言う時点で 意味が全く不明 なのだが、仕方ないから行く事にしよう
なんだかインドに着く前にインドに翻弄されているような気はする。
ついでに町を散歩してみた時の印象は、古き良きアジア・・・・かもしれない。
カトマンズ旧市街入り口
そして次の日になればインドへの移動に日。飛行機は夕方(16:00)なので余裕を見て昼ごろに向かうとしよう。
今回の便はカトマンズ発カルカッタ行(現在の名前はコルカタ)で1時間20分のフライトだ
なにしろ、今回は ビジネスクラス なので、楽しみにして待っているが・・・
またしても折り返し予定の飛行機は遅れている用で、来ない・・・
さすがはインドだな!
しかし 飛行時間1時間の便で一時間遅れる と言うのは 「仕様」 ですか?
まぁこっちへ来ればいつもこんな感じなので全ては気長にやるとしよう
そして飛行機が来ると厳重なセキュリティーチェックを通ってやっと搭乗する事が出来、
飛行機はインドへ向けて飛び立ったのであった。
(ネパールには反政府勢力(マオイスト)が存在し、よくテロを起こすためチェックが厳しく、空港等は撮影禁止である)
ところでインドと言えばどんなイメージだろうか?
日本では新興宗教等が 「インドで修行した」 等よく宣伝されるように 「聖人の国」「仏教国」ととらえられているのだろうか?
しかし仏教国じゃないし、なんと言っても
ぼったくり商人、詐欺師にあふれた混沌の国 である。
実際にインドへいけば「聖人の国」のイメージなんてのは180度変わるのだ。
なかには360度変わる人もいるようですが
予備知識は得ているから結構緊張する。
なんと言っても空港から市内まで無事に入る事も難しいらしい。
特に首都のデリーから入った場合、町入るときまともなエアポートバスは無いので タクシーに頼る事になるが、それが目的地に直行せずに
100% 怪しげな旅行会社につれていかれ
強引に高額なツアーを組まされたり、なんらかのぼったくり、詐欺にあうと言うのだ。
自分はカルカッタ(コルカタ)から入るので、幾分 マシ ではあるらしいが、 事前にネットで調べてみると、こっちからでも詐欺、タクシーのぼったくりの報告等が続々と・・・
しかも飛行機の到着は夜の時間にかかるので余計に緊張は高まる。
なんだか作戦行動前の特殊部隊の様な心境だ
そうこうしているうちにシートベルト着用サインが現れ、カルカッタの街の灯りが見えて来たのであった。