国内送金や海外送金の方法と手数料などをまとめてみました
現金を専用封筒に入れて,書留郵便で受取人に送付する方法。500万円までの郵便事故などよる損害保証がある。送料は損害賠償額10万円まで420円,それ以上は損害賠償額50000円ごとに20円ずつ高くなる。損害賠償額は差出人による自己申告で実際に送ろうとする金額を超えては申告できないことになっているが,よほどのことがない限り郵便局の窓口で中身を確認されることはない。
郵便局の窓口で現金と引き換えに為替証書を発行してもらい,それを郵便などで受取人に送付する。金額を自由に指定できる普通為替と小口定額の為替証書に替える定額小為替の2つがあり,一般的には後者が使われることが多い。受取人は為替証書を郵便局に持ち込んで換金する。
指定した郵便局に送金のための専用口座(一般振替口座:貯金の口座ではない)を開設して,その口座を利用して送金や受け取りができる仕組み。ゆうちょ総合口座「ぱ・る・る」は通常の貯金口座とこの一般振替口座の機能を合わせた「総合口座」となる。
一般振替口座では口座の名義人が自分の口座に現金を払い込む場合と口座から現金を払い出す場合の手数料は無料であるが,取り扱いは指定された郵便局だけに限られる。(これを「本人払い込み」「本人払い出し」と呼ぶ。「ぱ・る・る」では貯金の入出金がこれに当たるので,どこの郵便局でも可能)。一般振替口座の預入限度額はないが,利子はつかない。
ゆうちょ銀行・相手の口座に入金する
特に説明は不要でしょう。国内の銀行・信用金庫・信用組合・農協・漁協・労働金庫と商工中金・農林中央金庫などの口座間の送金が可能。以前は「文書扱い」というのがあったが,最近はすべて電信扱いになった。手数料はいろいろで,取引実績による割引もある。
イーバンク銀行ではゆうちょ口座への送金が手数料100円でできます。ゆうちょ口座から楽天銀行への入金は無料ですので,実は「ぱ・る・る」よりも安く送金できることになります。何か変ですが。(なお現在はキャンペーン中でゆうちょ銀行口座間の振替手数料が無料なので,必ずしもこの方法が安くなるわけではありません)
送金とはちょっと違うが,通販での支払いなどにコンビニエンスストア窓口での決済が利用できる。ローソンやファミリーマートでは店舗に設置されているマルチメディア端末(Loppi/Famiぽーと)に受付番号を入力して支払票を出力させるが,セブンイレブンではバーコードのついた支払い伝票そのものをメールで送ってくるので,プリンタがないと決済ができない。(セブンドリームドットコムでは携帯電話向けのサービスもあるが,それはどうやって処理しているのか不明)
ということで,ローソンでは処理をテキパキとやってくれるが,セブンイレブンではレジのバイトのお兄さん・お姉さんにその「プリンタ出力された支払い伝票」を差し出すと,非常に困った顔をされることがあったが,最近は店員さんへの研修が行き届いたのか,どこでもテキパキと処理してくれるようになった。
仕組みは国内のものとほぼ同じ。受取人の住所あてに為替証書を送る方法と,受取人の郵便振替口座または銀行口座に入金するものの2通りある。送金先によって扱いが微妙にことなる,(たとえばアメリカの郵便振替口座あての送金は不可・銀行口座あては可能)手数料は民営化で値上げとなって,2000円から2500円。詳細はゆうちょ銀行のページで
郵便局で言う為替証書と同じものでしょうか?外国為替取扱銀行(三菱東京UFJ銀行の旧東京銀行の支店またはそれを継承したところが無難だが,今となっては見つけ出すのがかなり難しい。「外国送金取り扱い支店」というのがどうもそれっぽい)で,作成してもらう小切手で,郵便などで受取人に送付します。作成手数料が2500円もします。
国内の銀行口座から,海外の銀行口座あての振込もできます。シティバンク銀行などでは比較的簡単にできるそうですが。これも意外と手数料が高いです。なおロイズ銀行では手数料2000円+αで海外送金が可能だそうです。
ここは銀行ではなく「決済サービス」なのですが,相手がPayPalの口座を持っている場合,クレジットカードを使って必要な額を受取人のPayPal口座に送金することが可能です。今のところシェアウェア代金の決済やeBayのオークション代金の決済によく使われているようです。
私の知っている範囲で
池袋東口支店(旧東銀池袋支店を継承)
新宿中央支店(旧東銀新宿支店)
渋谷明治通支店(旧東銀渋谷支店)
大阪中央支店(旧三和銀行本店内だが旧東銀大阪支店が移転したもの)
作成:2003.09.01/更新:2010.05.05
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