宇都宮競馬観戦記
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2001年7月8日の宇都宮競馬。


♪は〜るばるきたぜ、う〜つのみや〜

と、一節ばかり口ずさみたくなる程遠かった。上野から東北本線(通称・宇都宮線っていうらしい)で電車に揺られること1時間40分。さらにバスで20分ぐらい。自宅からは約4時間くらいかかったか・・・。しかもこのバスの本数が少ない!事前に時間を調べてから行かないと、宇都宮駅で待ちぼうけを喰らうハメになります。しかも一日中あるわけではないので要注意。詳しい時刻は 宇都宮競馬ホームページでご確認ください。ちなみに今回のバスは80年代に製造されたと思しき、日デ・富士重ボディーでした。多分、どこかの中古だろうな。
 
 

なんだかエラいところへ来てしまった・・・

  
 

御覧の通り、よく言えばのどかな競馬場、悪く言ってしまうと・・・。そういえば来る時のバスも20人ほどしか乗ってなかったし。小田原競輪場だってもう少し人がいるのになぁ。まぁ、まだ時間が早いからね。そのうちぼちぼちと集まってくるんだろうな。多分。



おっ!父親欄に懐かしい名前発見!

5レースのパドックへと出かけた。早速新聞に目をやると、なんとアラブとサラブレッドが一緒に走っている!そう、アラブの頭数が少なくなってしまって、単独では番組が組めなくなってしまい、やむをえずサラと混合で走っているのだ。そのアラブの中に注目すべき父を持つ馬が。ここ宇都宮でデビューし、のちに大井へ転厩して最後のアラブ3冠馬となったトチノミネフジの子。トチノミネフジは残念ながら腸捻転で死去してしまったので、数少ない産駒しか残せなかったのだが、その血を受け継いだ馬達には是非頑張って欲しい。残念ながら写真のダリヤコマチは着外に終わってしまった。

Cダリヤコマチ 雌5才
父:(アア)トチノミネフジ 母:(アア)ユメサキレディー 母の父:(アア)スマノダイドウ
足利・梅山(誠)厩舎  馬主:斉藤 美和氏
 


後ろにはマンションが・・。地元の人競馬に来ないのかなぁ。

パドックの写真を撮ろうと思ってスタンド2階に上がってみて、カメラを構えてみたらちょっとした驚き。背後には高層マンションが!結構住宅地だってあるんじゃん。だけど競馬には足を運んでくれないのね・・・。だけど競馬場内には親子連れとか女性の姿がチラホラ。その発見確率は川崎競馬場よりは遥かに高い。アピールの仕方次第では結構お得意さんとして取り込んでいけるのでは・・・。










おっ!父親欄に懐かしい名前発見!パート2!

7レースのパドックへ。やはりアラブが混じっている。しかもまた注目の父親だ。それはコスモノーブル。南関東で10歳まで走り、アラブ同士では全日本アラブ大賞典を勝つなど無敵の強さを誇り、サラ相手に重賞も勝った(報知グランプリカップ)ツワモノだ。もはやアラブの姿を見る事の無くなった南関東が主戦場の私はコスモノーブルの名前は忘れかけていたところだったが、久々に思い出した。真っ黒で力強いあの馬体、力でねじ伏せるあのレース。コスモノーブル、今も元気だろうか?
そんなコスモノーブルの息子、エルシドプライド号、見事勝利を飾ってくれた。

Fエルシドプライド 雌5才
父:(アア)コスモノーブル 母:(アア)ミコノスガール 母の父:(アア)サチエノヒリュウ
宇都宮・中村(憲)厩舎  馬主:中村和夫氏
 
 



2001年7月8日の宇都宮パート2へ続く