大井競馬観戦記・2001年10月7日の大井
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2001年10月7日の大井


千葉でも馬産やってますよ。ご存知?。

 

馬産といえば、北海道と思われる方も多いでしょう。ところがどっこい。九州や、青森なら知ってる人も多いでしょうが、千葉でもやってます。しかも歴史は古いです。千葉の馬産の歴史は、武術を奨励した将軍吉宗が牧(まき:古代からいわれる牛馬牧養地のこと。マキバという言い方はここかららしい)を下総佐倉あたりに設けたところまでさかのぼれる、というほど。成田空港のあたりには御料牧場もあったといいます。そんな千葉の馬産もすっかり尻すぼみなのですが、今でも細々ながら続けられています。そんな千葉産馬が今日の新馬戦に登場していたので紹介したいと思います。そういば、船橋では「千葉産馬限定戦」なるものが行われているとのこと。機会があったら見てみたいです。

**********************2レースに出走(写真左)**********************
Fダイマツヘッド   セン2才

父:ハナキオー  母:ミツチミチル 母の父:サンシー

所属:大井、小野寺厩舎  /馬主:松井武彦氏  生産:千葉/野老 馨 
 
**********************1レースに出走(写真右)**********************
Bマツリリ  雌2才

父:ロイヤルスキー  母:ブラウンローズ  母の父:ダストコマンダー

所属:大井、小野寺厩舎  /馬主:松井武彦氏  生産:千葉/加藤三雄 
 


デュラブ産駒もブレークの兆し?

大井と相性のいい血統といえば、ひと昔前ならミルジョージ、最近ならアジュディケーティングでしょうか。ところが最近また相性のいいのがでてきました。3冠馬、トーシンブリザードの父でおなじみのデュラブです。軽いダートの短距離馬を出すという印象がありましたが、思いのほか底力を秘めた血統のようです。今日の4レースを制したのもデュラブ産駒のリーディングサン号でした。

Gリーディングサン  雄3才
父:デュラブ  母:ビバレジナ
  母の父:ヒズマジェスティ
所属:大井、中村(健)厩舎/  馬主:潟梶[ディング
生産:静内/千代田牧場  騎手: 鷹見 浩 



アジュディケーティング産駒も黙ってないぞ

デュラブ産駒にいいところを持っていかれてばかりでは面白くない、とばかりに、今日のメインレース「マゼラン星雲賞」はアジュディケーティング産駒の3歳馬、フタエマル号が制しました。スタートを決めてハナを奪うと後は持ち前のスピードに任せて逃げ切りです。G2の重賞ゴールデンティアラ賞でもハナを奪ったスピードはこのメンバー相手なら一枚上手だったようです。

@フタエマル  雌3才
父:アジュディケーティング  母:アインフローラ
  母の父:ガロト
所属:大井、赤間厩舎/  馬主:本多 昭氏
生産:静内/大典牧場  騎手: 内田 博幸 




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