大井競馬観戦記
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2001年5月6日の大井。


まだ、日差しは弱いのだが・・・・

パドックの横に、大画面のビジョンが設置されている。これを見る為に邪魔になったらしく、従来、駐車場側の客席上部に設置されていた屋根が撤去されてしまった。これは問題あり。雨の日に重宝したのはもちろん、「日よけ」として大変役立っていたのに。ナイター開催とはいえ、4レースぐらいまでは強烈な西日に襲われる。屋根があったおかげで少しは凌げたのに。屋根を撤去しなければ見ることのできないあんな位置にビジョンを作らずに、いままで手書きの出馬表を掲示していた、騎手控え室の2階部分に設置すればよかったものを。主催者って場内で競馬見たこと無いのかね。これからの時期、真夏の日差しにさらされてファンは困ると思うのだが。



地方では強し!ワカオライデン産駒

笠松の雄、ワカオライデン。種牡馬入り後もライデンリーダーを初め、続々と活躍馬を輩出。そんなワカオライデン産駒だが、また活躍の予感が。今日の1レースを勝ったユートライデン。休み明けだったが、すんなりと好位につけ、番手追走からあっさり抜け出し2勝目。この先も楽しめそうな一頭だ。

Aユートライデン 雄3才

父:ワカオライデン  母:ユートチャイルド
母の父:アレミロード

所属:大井、庄子厩舎  /馬主:草野真理氏
生産:千歳/芦谷清太  /騎手: 的場文男
 


魅せます、閃き鋭く。男・早田秀治。

中央競馬は障害レース以外はいまいち興味が無い。というのも、ジョッキーに個性派がいなくなってしまったから。強気な勝負に出る騎手はほとんど居らず、おとなしく先行してハイ、それまでよ、ってな感じばっかり。そこへいくと、大井は個性派の宝庫。この早田騎手もその一人。ここぞという時に見せる「勝ちに行く」レースぶりは素晴らしい。まぁ、その裏返しで、不本意ともいえる負けっぷりを見せることも無くは無いのだが・・。その表裏一体ぶりが私は好きなのだが。今日もいきなりシビれるレースを見せてくれた。ハイペースと見るや、後方に下げ、最後に前が止まった所でごぼう抜き。客がまだ少ないのがホントに残念。

Fロイヤルモンスター 雄3才

父:バンブーアトラス  母:ユーワトピア
母の父:ホリスキー

所属:川崎、佐々木(仁)厩舎  /馬主:脇山久美子氏
生産:浦川/北俣光浩  /騎手: 早田秀治
 


頑張る、父内国産。

 

最近はサンデーサイレンスやら、ラムタラやら、ブライアンズタイムやらと、輸入種牡馬が幅を利かせているが、そんななかでもいわゆる「父内国産」もまだまだ頑張っている。今日も3レースではミホシンザン産駒、5レースではビゼンニシキ産駒がみごと勝利。そういえばビゼンニシキって九州に行ったらしいのだが、その後どうなったんだろう?
ビゼンニシキはダイタクヘリオスという後継がいるが、ミホシンザンってマイシンザンしかいないのかな?マイシンザン産駒ってのもあんまり見ないけど、シンザンの名前をぜひ父系に残していって欲しいところ。

**********************3レース**************************
@スピードマックス 雄6才

父:ミホシンザン  母:グランドトリン
母の父:アンバーシャダイ

所属:大井、石田厩舎  /馬主:吉田 喬氏
生産:浦川/本巣一彦  /騎手: 鷹見 浩
 
**********************5レース**************************
Bスクラムエース 雄5才

父:ビゼンニシキ  母:タイセイサンバレー
母の父:プリンスオブバーズ

所属:大井、蛯名厩舎  /馬主:山下定良氏
生産:浦川/高岸節雄  /騎手: 的場文男
 




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