SEASON 2004

2004/10/10  日吉MFPカップ(競ステージ)
(予選:7分ハーフ/決勝T:10分ハーフ)






総評

今回は前回の大会(2003年10月)の優勝メンバー5人と新しく加わったメンバーとのコミュニケーションがどれだけ出来て連携のあるプレーにつながって行くかが鍵であった。得に前回のメンバーと比べるとロベルト/仲/吉田の加わった攻撃面では強くなっていたもの、DFの服部/吉岡/川上、MFの佐々木がいないため守備では不安があった。したがって攻撃重視のチームにならざる終えなかった。監督は得点を多くとって勝っていくプランを立てた。
予選初戦では下調べで一番強いと言われていたチームと対戦、不安定な守備で失点を立続けにしてしまし、3ー4で負けてしまった。初戦であったため、やや浮き足であったのかもしれない。その後の2戦3戦目では立ち直り快勝して予選を2位で突破した。それでも得点13に対しての失点8という結果は不安でもあった。決勝トーナメントではよりバランスのとれた強いチームが出てくるだろうし、攻撃のみならず、守備の修正が必要になった。
ピッチでの役割を各自が認識して準々勝に挑んだ、前線にロベルト/仲が得点に絡み、米田/吉田がゲームを作って裏を岡田/富永/向山/ダビデがフォローにまわった。そのポジショニングが定着して決勝トーナメントでは3試合を4失点で押さえられた。決勝では立ち上がりで先制とすぐに2点目を確実にセットプレーで奪えたのが大きかった。また後半も押されながらもカウンターでの岡田ー吉田のワンツーでとった得点が結果的に決勝点になった。ロベルト/仲/吉田/米田の攻撃は今までのリノーサでは見られない華麗さがあった。そこにさらに二村が絡んでくるとより面白くなるのだと思った。今回は攻撃のみならず守備でも貢献した選手達がいたのが大きな勝因であった。全員で勝ち取った最高のタイトルであった。





トミパットーニ監の談話
今回はある程度レベルを高さを調べていたので、大会始まる前までは予選を突破できればいいな〜と思うぐらいだった。監督として持った最高のビジョンはベスト4あわや3位入賞だった。果たしてみんなの息があってちゃんとパス回しができるのだろうかと不安だった。しかし蓋を開けてみれば米田とロベルト/仲の前線は相手にとってはかなりの脅威になった。少し不安視していた、向山も完璧なポジショニングでゴールを守ってくれ、岡田と富永とで前線に行く米田さんのサポートをして心強い存在になった。吉田も前線にボールを上手く提供してチャンスを作ってくれた。GKは相変わらず安心感のある栗林と戸越で問題ない。ダビデは冷静になれなかったが結果的にはうまくいった。彼も何度かピンチを救ってくれた。総力で100%以上の力を出して、運を味方にして優勝できたのだと思う。例えるならユーロ2004のギリシャみたいだった!



昨日はお疲れ様でした。リノーサは強いっすねぇ〜。最高でした。今回は皆さんが誉めあい頑張った結果『優勝』したと思います。この『優勝』は私もそうですが皆さんにとって財産ですね。その位価値があると思います。今後も常勝軍団リノーサとして日々精進したいと思います。モノマネも頑張ります(笑)目指せクリさん!!
戸越大輔



「正直チームメイトに感謝!自分は優勝の原動力になれなかったと思ってます。が他のメンバーががんばれば優勝の味を楽しむことが出来るんですね。感謝!いつかは返せるようにがんばります。いける所までいきましょ♪」
戸越さん誘ってくれて有難う!自分のプレーは最悪だったかもしれないけど他のプレーヤーががんばってくれたと思います。(結果だけ見たら…自分もがんばったが…)米田さんのデフェンスはもちろんの事、周平君や向山君ののデフェンスにも散々助けられました。実力以上の努力を感じました。皆様お疲れ様!
栗林 秀



「ほんまに最高です!正直、この結果には自分で驚いてしまってますが・・・1年前の初優勝から、クラスを上げた初めての大会でまさか優勝できるとは!なんといってもロビーが敵じゃなくてほんまによかった。予選から決勝までの全6試合で、メンバー全員が優勝に貢献した大会でした。LINOSAは間違いなく成長してます!川崎にきて約2年半・・・あらためてLINOSAというチームに出会えたことに心から感謝します!」
いやぁ、ほんまに出来すぎの結果です。でも、それだけみんな頑張ってたよね!攻めも守りも全員で集中できてたと思います。それにしてもロベルトって・・・たぶん彼は足が3本あるね!試合中に何回か見えたもん!!ほんまに楽しい1日でした。最高の大会でした。
しゅーへー&オカPというLINOSA生え抜きの二人がゴールすると、やっぱり一番盛り上がるね!!
米田潤治



「もーサイコー!みんないいプレーしてたと思います!!」一番自分のプレー絡みで良かったのは俺のロングパスで周平が点決めてくれたことかな?普段練習試合とかでああいうパス何度か出してて、俺のパスが悪いのもかなりあるのだけど、マトモに点につながった事はほとんど無いだけに大会で決めてもらえてよかったです。
最後自分の決めた点は、キーパーと交錯しながら入ったようなものだしいつもの俺なら外してるパターン。たまたま結果が良かったってだけ。いや、それでも点決めれて嬉しいんだけどね。
岡田 陽



すばらしかった!このチームでプレーできることを誇りに思っています。(試合中のいつもの問題を起こしてしまいすみません。多分試合に上手く入れなく、苛立っていたのでしょう)
パーティーはいつやる?フォルツア リノーサ!
ダビデ ダマート



昨日はとっても楽しかったね。(^^/)楽しくサッカーしてみんな結果も残せてはっぴーねー。
それでは、特に心に残ったシーン回想です。決勝戦で、おかぴー→けんこーー→おかぴー決勝点!!の時、周りがスローモーションの中、五郎さんのあのフレーズが30過ぎの2人の中に流れていただぁ・・
「や〜るな〜らい〜ましかねぇ〜、や〜るな〜らい〜ましかねぇぇぇぇ〜!!」おかぴー、よくやっただぁ。
吉田祐一



優勝最高!その勢いでの優勝は二度と経験できないかもしれないけど、優勝の瞬間に涌いた仲間たちとの一体感は何度でも味わいたい!PS.ダビデは可愛かった…
仲 秋



最高な日でした!日曜日はかなりエンジョイできたよ!試合にも良く出させてもらいありがとう!決勝/準決勝ではベンチにほとんどいなかった気がする。。。ごめんね。
ロベルト ジリッリ



またしても日吉で今度は最高レベルで優勝!完全なチャンピオンです。本当に最強リノーサでした!ロベルトと米さんはスパーサイヤ人でした!これでリノーサはツータイムチャンピオンの連覇す!
しかしまー何処までいくのでしょうこのチーム!
富永周平




メンバー
GK 戸越・栗林
米田・向山・ダビデ・岡田
仲・吉田・ロベルト・ 富永


(予選1) 対 VABOO
3-4 (1-1/2-3) (G)ロベルト・吉田・米田

(予選2) 対 EPOCH
6-3 (3-1/3-2) (G)仲・米田3・ロベルト・富永

(予選3) 対 横浜蹴球
4-1 (3-1/1-0) (G)ロベルト2・仲・米田

予選を2勝1敗で勝ち点6/得点13失点8/得失点差+5で予選2位突破!!

(準々決勝) 対 みかんず
2-1 (1-0/1-1) (G)仲・ロベルト

(準決勝) 対 FANTA FC
3-1 (1-1/2-0) (G)ロベルト3

(決勝) 対 VABOO
3-2 (2-0/1-2) (G)ロベルト2・岡田

2度目の優勝、前大会に続いてV2、圧倒的な攻撃力で優勝!
日吉最強レベル(競ステージ)で1位。
総合では5勝1敗/得点21失点12/得失点差+9
大会優勝のメンバーの写真はここにあります。
また試合はDVDに残してありますので見たい人はホテルニュー小杉まで連絡ください。
GAZZETTA DELLO SPORT (採点表)

以下の採点はプレイヤー3人の
評価の平均点で構成されています。

選手
採点
得点
栗林
7.9
- 6
戸越
7.7
- 6
米田
9.2
5
岡田
7.95
1
向山
7.9
0
ダビデ
6.9
0
吉田
7.4
1
7.4
3
ロベルト
9.45
10
富永
7.25
1
監督
8.8
-

選手
各選手総評(赤:ロベルト青:ダビデ
栗林
1試合目開始早々失点してしまったが、すぐに立ち直った。スローはすばらしかったし、決勝では良いセービングを見せた。現状維持でプレーしていれば問題のない選手であるが、戸越の成長も侮れない、しかし北朝鮮の物マネは圧巻だった?<br> 最悪な立ち上がりだったにもかかわらず、すぐに気持ちを切り替えて、冷静なプレーをしていた。
戸越
大きな身体の彼にゴールするのは至難の技である、試合ではほとんどミスをしなかった。スローをたまに焦って投げてしまい、もったいない場面があった。チームが勝っている時に上手く時間稼ぎを出来るようになるとさらに良いと思う。あと少しの改良ができれば、栗林をベンチに座らせることになるでしょう。
ミスも少なくすばらしいパフォーマンスを見せた。チームにとっては心強い存在になった。
米田
チームの早い攻守のバランスをとっていた選手のひとりであった。すべてのボールに対して戦い、有効なボールカットも多々あった。パロンドール候補の1人である。彼のプレーはユーベのパヴェル・ネドベドを彷彿させる、唯一足りないのは得点かもしれない。。。
総合的な選手である、ボールをカットして攻撃に転じるのが早くボールを失う事も少ない。
岡田
驚きの選手である、どこにでもいるかのように良く動き回っていた。すばらしいディフェンスをして、非常に重要な得点を決勝で決めた。チームにとってはなくてはならない重要な選手である。今年のパロンドール候補にも上げられるでしょう!
身体を上手く使ってボールをカットし、いくつかファールをしたが有効なものであった。攻守の切り替えが良く、その例えとして彼のゴールがある。
向山
大会の発見!どんなボールにも戦って、ほとんどミスを犯さなかった。ピンチの時は有効なファールをして試合を止めたり遅らせていた。リノーサの正DFとしての候補の1人である。ミランのネスタのようなプレーだった。
驚きの選手である。ファールせずにすべてのボールで戦い体力のあるうちは100%の力を見せていた。
ダビデ
立ち上がりはゲームに入り込めず若干孤立していた、その為監督やゴールチャンスをミスしてしまった岡田に対して文句をもらすが、徐々に冷静をとりもどし、決勝では相手チームのゴールチャンスをクリアで奪いとり、チームの危機を救った。非常に気持ちのある選手であるが、もっとずる賢いファールをするのを憶えた方がいい。プレースタイルも容姿もカリアリのジャンフランコ・ゾラに似ている。
チームの中では一番不安定であった。定着したポジションが見つからないまま試合に入ってしまい、混乱して苛立って無駄なファールをしてイエローカードを2枚もらってしまう。しかし後半では冷静なディフェンスを見せてくれた。
吉田
非常に重要なポジションでチームの指揮をとっていた。いくつかゴールチャンスをミスしていたが、貴重な得点も決めている。あまり走らないで頭脳的なプレーでチームに貢献した。頭の良い選手である。ドイツのリットバルスキーに似ている。
攻守で良く動いて、ボールを上手くキープしていた。得にチームを前にもって行くのが上手であった。
左脚のシュートとボールキープを改善すれば、彼のプレーはもっと幅広くなる。その長い足でボールのカットやドルプルは相手にとっては驚異である。間違いなく東京では最強の中国人プレイヤーである。今大会DVDを見れば、中国代表からもオファーがくるかもしれない。。。
攻撃的な位置でプレーして、すばらしいゴール臭覚を見せた。サイドとしてのプレーも良かった。ポストとしてのプレーがもう少し欲しかった。
ロベルト
かなりの相手のプレスにもかかわらず、決定的なゴールを多く決めた。(奥さんも来ていたとういプレッシャーも乗り越えて結果を出した。)初戦では1得点のみですぐにゲームに入り込めなかったが、徐々に調子をあげていった。決勝Tでのイエローカードは無駄であった。もちろんパロンドール最有力選手であるが、米田や岡田に気を付けたいところ。
米田と一緒にMVP選手である。重要なゴールを何個も決め、試合のジョーカーであった。ハードなチェックに対して苛立ったりいた。彼のテクニカルなヨーロピアンサッカーはいつ見ても楽しい。
富永
キャプテンとしてチームをよくまとめていた。普段はもっとゴールをする選手だが、この日は彼よりロベルトと米田が調子よかったため下がり目のポジションを自主的にしていた。それでも重要な得点をした。決勝ではすばらしいプレーを見せていた。
チームが場面場面で何を必要にしているか理解して、ピッチ全体でプレーをしていた。常に確実なポジショニングをして無理のないプレーが良かった。
監督
口数の少ない監督であるが、話しをする時にはみんなは聞いて、信頼されてる。ロベルトと米田を一緒にプレーさせたのが良い選択だった。
グループ内に一体感を持たせるのが上手く、必要な時には強く言う手本的な監督である。

試合結果等