選手
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各選手総評(赤:ロベルト/青:ダビデ)
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栗林
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1試合目開始早々失点してしまったが、すぐに立ち直った。スローはすばらしかったし、決勝では良いセービングを見せた。現状維持でプレーしていれば問題のない選手であるが、戸越の成長も侮れない、しかし北朝鮮の物マネは圧巻だった?<br> 最悪な立ち上がりだったにもかかわらず、すぐに気持ちを切り替えて、冷静なプレーをしていた。
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戸越
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大きな身体の彼にゴールするのは至難の技である、試合ではほとんどミスをしなかった。スローをたまに焦って投げてしまい、もったいない場面があった。チームが勝っている時に上手く時間稼ぎを出来るようになるとさらに良いと思う。あと少しの改良ができれば、栗林をベンチに座らせることになるでしょう。
ミスも少なくすばらしいパフォーマンスを見せた。チームにとっては心強い存在になった。
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米田
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チームの早い攻守のバランスをとっていた選手のひとりであった。すべてのボールに対して戦い、有効なボールカットも多々あった。パロンドール候補の1人である。彼のプレーはユーベのパヴェル・ネドベドを彷彿させる、唯一足りないのは得点かもしれない。。。
総合的な選手である、ボールをカットして攻撃に転じるのが早くボールを失う事も少ない。
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岡田
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驚きの選手である、どこにでもいるかのように良く動き回っていた。すばらしいディフェンスをして、非常に重要な得点を決勝で決めた。チームにとってはなくてはならない重要な選手である。今年のパロンドール候補にも上げられるでしょう!
身体を上手く使ってボールをカットし、いくつかファールをしたが有効なものであった。攻守の切り替えが良く、その例えとして彼のゴールがある。
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向山
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大会の発見!どんなボールにも戦って、ほとんどミスを犯さなかった。ピンチの時は有効なファールをして試合を止めたり遅らせていた。リノーサの正DFとしての候補の1人である。ミランのネスタのようなプレーだった。
驚きの選手である。ファールせずにすべてのボールで戦い体力のあるうちは100%の力を見せていた。
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ダビデ
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立ち上がりはゲームに入り込めず若干孤立していた、その為監督やゴールチャンスをミスしてしまった岡田に対して文句をもらすが、徐々に冷静をとりもどし、決勝では相手チームのゴールチャンスをクリアで奪いとり、チームの危機を救った。非常に気持ちのある選手であるが、もっとずる賢いファールをするのを憶えた方がいい。プレースタイルも容姿もカリアリのジャンフランコ・ゾラに似ている。
チームの中では一番不安定であった。定着したポジションが見つからないまま試合に入ってしまい、混乱して苛立って無駄なファールをしてイエローカードを2枚もらってしまう。しかし後半では冷静なディフェンスを見せてくれた。
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吉田
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非常に重要なポジションでチームの指揮をとっていた。いくつかゴールチャンスをミスしていたが、貴重な得点も決めている。あまり走らないで頭脳的なプレーでチームに貢献した。頭の良い選手である。ドイツのリットバルスキーに似ている。
攻守で良く動いて、ボールを上手くキープしていた。得にチームを前にもって行くのが上手であった。
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仲
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左脚のシュートとボールキープを改善すれば、彼のプレーはもっと幅広くなる。その長い足でボールのカットやドルプルは相手にとっては驚異である。間違いなく東京では最強の中国人プレイヤーである。今大会DVDを見れば、中国代表からもオファーがくるかもしれない。。。
攻撃的な位置でプレーして、すばらしいゴール臭覚を見せた。サイドとしてのプレーも良かった。ポストとしてのプレーがもう少し欲しかった。
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ロベルト
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かなりの相手のプレスにもかかわらず、決定的なゴールを多く決めた。(奥さんも来ていたとういプレッシャーも乗り越えて結果を出した。)初戦では1得点のみですぐにゲームに入り込めなかったが、徐々に調子をあげていった。決勝Tでのイエローカードは無駄であった。もちろんパロンドール最有力選手であるが、米田や岡田に気を付けたいところ。
米田と一緒にMVP選手である。重要なゴールを何個も決め、試合のジョーカーであった。ハードなチェックに対して苛立ったりいた。彼のテクニカルなヨーロピアンサッカーはいつ見ても楽しい。
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富永
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キャプテンとしてチームをよくまとめていた。普段はもっとゴールをする選手だが、この日は彼よりロベルトと米田が調子よかったため下がり目のポジションを自主的にしていた。それでも重要な得点をした。決勝ではすばらしいプレーを見せていた。
チームが場面場面で何を必要にしているか理解して、ピッチ全体でプレーをしていた。常に確実なポジショニングをして無理のないプレーが良かった。
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監督
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口数の少ない監督であるが、話しをする時にはみんなは聞いて、信頼されてる。ロベルトと米田を一緒にプレーさせたのが良い選択だった。
グループ内に一体感を持たせるのが上手く、必要な時には強く言う手本的な監督である。
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