9/21(日)・・エアーズロック登頂1



 エアーズロック登山口を見上げる。すごい傾斜です。 
 

 ●人生観がかわるほどの景色

昨日の夜空と同じくらい、この旅で最も感動したのは、夜明け前のエアーズロック(ウルル)のシルエット。「エアーズロックのサンライズビューを楽しむ」といった主旨のツアーへ向かうバスの中で見た景色。私は、あの景色を見るためにエアーズロックまで行ったような気がする。
 
よく、「エアーズロックを見ると人生観変わるよ」的な発言を耳にしますが、とりあえず、遠くから眺めたり、麓を散策するくらいでは私の人生観はそないに変わらなかったのです、実は。
すげー!とか、なんじゃこりゃー!とか思ったし、圧倒もされてるんだけど、人生観変わるってほどじゃあなかった。
ところが、この夜明け前のシルエットは私の人生観を変えたかもしれない。私は確かに今迄一度も味わったことのない感動をうけたのだ。
 
それは、ツアーガイドが「皆様お疲れでしょうから、ビューポイントに着くまでお休みになっていてください」なんてマイクを切り、車内がシーンと静まり返っている時。眠るなんてもったいと、私は、ひたすら窓の外を眺めていた。
 
空は夜明け前。
 
左側は完全に夜。空には細い三日月。左側をツンと向いている。

右前方には太陽の気配。

藍から黄、オレンジ、赤、緑、絶妙なグラデーションの空。 そしてそこに浮かぶエアーズロックのシルエット。

赤茶けた大地は、夜と朝の間にありながら、まばらに生える低い木々たちをたたえて、ただただまっすぐ。
 
他には何もないの。何にも!

大地と、 空と、 月と、 エアーズロック。

 
エアーズロックは、地上に出ている部分は約348m。しかし、地下には約6000mが隠されていると言われています(諸説有)。何もない大地にそびえるエアーズロックのね、隠れた6000mを頭に描いた途端ね、スゴイとりはだ!!!!
 
あの巨大な岩が、地球に”突き刺さっている”情景がダイレクトに頭に飛び込んできたの。私の目に、見えない地中の6000mが飛び込んできたの。ゾクッ!書いててもトリハダ!そこには「自然」しかなくて。・・・
 
普段アウトドアーな生活と縁遠いから余計感じ入ったのかもしれないけれど。私はこの時、私の生きている地球という惑星の本当の姿に、ちらりと触れることができた、そう思っています。
 

・・・まあ、それを大感動で見ている私は思いっきり空調の効いたバス車内なんだけど・・・・。

 

 ●サンライズ〜携帯をホテルに忘れてしまって残念

サンセットの時と同様、数分おきに撮った写真があるので岩肌の色の変化をお楽しみあれ〜♪ わびしい朝食(笑)を食べながら観賞しました〜。
 
この時、ウッキーモンキーとエアーズロックの記念撮影をケイタイでしようと思ってたのに、なんとホテルの部屋に忘れてきてしまったことが判明!いや〜ん。早朝にチェックアウトも済んでるというのに!(エアーズロック空港に行く前にもう一度ホテルに立ち寄ったので、携帯は無事手元に戻ってきました。)
 
ああ〜、頂上からムービー撮ろうと思ってたのに、本当に残念!!何のためのムービー携帯だ!思いっきり圏外でも持ってきたのにー!

スーパーのサンドイッチ&オレンジ、マカダミアナッツ、水、ツアーで配られたミルクティー。

 

 

 

 
だんだんと色づくウルル。
 

 ●いよいよ登頂

さてさて。やってきました登頂タイム。
「“負けへん”だけでは勝てん山やで!」とテル(by『シャカリキ!』)のようにその偉大な岩と対面する。 日本からわざわざ持ってきたアミノ酸飲料を持って、登る前に一応お手洗いに行って・・・全くもってマイペースで登岩開始。
 
体験談。ええとね、登りはじめのころに一応登岩補助用のクサリが打ち付けてあるんですけども、まずこの鎖に辿り着くまでが長いです(笑)!距離はたいしたことないんだけど、傾斜がね。
で、鎖がまた長い!だいぶ休み休みですすみ、やっと鎖が終わった〜〜!と思ったら、そこから先はもっと長い(笑)!!!
 
何度も「すわ頂上か!?」と思い、騙され、いろんな国の老若男女の旅行者と苦労を共にしている妙な共同意識が芽生えながら(笑)登ってきましたとも。這いつくばったり、よじ登ったりの繰り返し。滑り止め付き軍手トレッキングシューズがなかったら厳しかったな。これから行く人はこれらは必需品です。

しかし、実をいうとどれくらい大変だったかはあまり思い出せないんです。
本当はね、私、人より体力だいぶないんで相当つらかったのでは?と思うのですが(実際途中であきらめたり引き返してくる人たちも多かった)、私は旅のメインがこれでしたので、どうしても登りきりたい、という思いが強かったのと、何より頂上まで辿り着いたら、それまでの苦労なんてすべて忘れてしまったから。


この急傾斜をこれから登ります(^^)V!!
 
登山口には各国の言葉で、「命を大事にしましょう。登らないでください。」という看板が。「あなたが死んだら、家族が悲しみます。」とかたくさん書いてある。アボリジニの人たちは、この聖地に登ってほしくないのだということを心に留め、「登らせていただきます」という気持ちで登りはじめました。。
  途中で見えた、カタ・ジュタ。
 
手前に見えるのが補助用の鎖。遠くに伸びる影が、エアーズロックの巨大さを物語る。

 
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