9/20(土)・・ケアンズ空港からエアーズロックへ2

 

本日のイベントのひとつ、カタ・ジュタ(オルガズ)散策。このスケッチはわたしの目にうつったオルガスの散策路。左奥の岩が、「ナウシカ」のオームのモデルだと言っていた。確かにオームっぽかった。
 

 ●マウント・オルガス(カタ・ジュタ)散策1〜ツアーガイドって素晴らしい〜

さて、夕方になりました。 ツアーバスでオルガス(カタ・ジュタ)に向かいます。
 
ここで初めて「ツアーにしてよかった」と思ったのは、自分では調べきらなかったであろう情報をたくさんガイドが教えてくれたこと。巨大な岩が36個も並ぶこの岩群を、現地の人は「カタ・ジュタ」と呼び、「たくさんの頭」という意味である、と、そこまでは前情報で知ってたんだけどね。この先が知らなかった。
 
「ジュタ」が「たくさんの」って意味なんだけど、この土地に古くから住むアナング族(このへんに住んでいる先住民族アボリジニの人たち)は、そんなに大きな家族集団で生活をしなかったので、狩りをする時は3頭狩ればすべてが足りたんだって。だから、アナング族の人たちにとって、3より大きな数ってそんなに数える必要ないのね。なので、3より大きい数はすべて「ジュタ」と呼ばれるそうです。

たとえ岩が4つしかなかったとしてもやはり「カタ・ジュタ」だったんだね(^^)
 
ちなみにオルガス(カタ・ジュタ)はもともと一つの岩だったという説が有力だそうで、それを考えたらエアーズロックなんて及びもしない規模なのです。すげえ!自然、すごすぎる!
 
ところでここで、ホテル内でアナング族の人に酒を買ってきてほしいと言われても決して買ってきてはいけない、という話を聞く。アナング族の文化にアルコールはもともとなかったので、分解酵素が非常に弱く、酔っ払いによる犯罪が一時期ひどかったのだそうだ。で、今は彼等が酒を飲むことも、彼等に酒を与えることも、法律で禁じられているのだそうです。酒好きとしては、不憫な話だなと思う・・・。


遠くカタ・ジュタを臨む。
 

 ●マウント・オルガス(カタ・ジュタ)散策2雄大な姿に圧倒される

さて、オルガス(カタ・ジュタ)は、アナング族の聖地となっているため、訪れることができる場所も限られています。ツアーで訪れた散策箇所は、「オルガ」と呼ばれる岩と、「ウルカ」と呼ばれる岩の間の所。本当の意味で初めて触れる巨岩の姿に目もくらまんばかりです。
 
赤い土が。見たことないし。岩肌が、私の知らないすがたで、空はマゼンタの強い青。すごく、すごく、圧倒されました。すばらしい。赤茶けた大地にそびえるこの巨大な岩の、本当に空に近い部分に植物が根をはっていたりしてね。本当に、なんだろう、口を開けてぼうーっと見上げたまま時を忘れそうな、そんな風景でした。


 

岩肌は砂利っぽい。
 
 
 
雨水がたまっていてきれい。これが生命のみなもとなのね。
 

ページトップのスケッチをした場所。

 

 ●マギーの泉〜エアーズロック(ウルル)

さて、処変わってエアーズロック(ウルル)へ。カタ・ジュタと同じく、「ウルル」というのが現地語です。
 
この日はマギーの泉と呼ばれる巨大な水たまり(笑)へゆきました。見つけた入植者(?)が、「こんなにキレイなら泉にちがいない!」と勝手に思い込んでつけた名前らしい。しかも「マギー」はそいつの娘の名。そんなんアリですか?
 
ところでオルガスの岩肌はじゃりっぽい質感でしたが、エアーズロックの岩肌は粘土みたいな感じでした。この違いもガイドが「どんなふうに違うか見ておくといいですよ」と声をかけてくれなかったら気付かなかったかもしれません。感謝。
 
ここにはウルル(エアーズロック)に降る雨の25%が流れ込むそうです。 カンガルーたちも水を飲みにくるのでアナング族にとっては絶好の狩り場。人間の臭いを水につけないとめ、子供達が水に触れないようにしなければなりません。そこで、「水に触るとウルルのように大きくなってしまうんだぞ!」とおどしをかけているとか。で、岩に自然に開いている風穴を指さし、「あれが掟をやぶって水にさわり、でっかくなってしまった子どもの足跡だよ〜。こわいよ〜。」とおどしたそうです(^^)

 
このあと、アナング族の壁画も見ました。たいへん興味深かった。

マギーの泉スケッチ。下が本物です。写真は縦でとっているけど、横のひろがりも印象深かったのだ。
 




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