難解なニュース二題。
盗んだ車のキー落とし、知人が拾って乗り逃げし…
知人が盗んできた軽トラックを盗難車と知らずに盗んだとして、奈良県警生駒署は28日、窃盗容疑で大阪市鶴見区の無職の男(57)を逮捕した。また同日までに、近所に住む知人の男(62)も同容疑で逮捕した。
知人の男は「盗んだ車を誰かに盗まれた」、無職の男は「盗難車とは知らなかった」と話しているという。
調べでは、知人の男は20日午前1時ごろ、大阪府寝屋川市の会社役員の軽トラックを同府門真市の駐車場から窃取。無職の男は27日午前10時ごろ、同じ車を知人の男の自宅の近くの路上から盗んだ疑い。
同日午後、奈良県生駒市の国道を蛇行運転していた無職の男を生駒署員が発見。盗難車と判明したが、無職の男が「知人から借りた」と説明したため、同署は中橋容疑者を逮捕した。
しかしその後の調べで、知人の男が車のキーを落とし、偶然拾った松本容疑者が勝手に車を運転していたことが判明。28日未明に無職の男を逮捕した。
ZAKZAK 2004/02/28
組長のそっくり男が恐喝未遂、疑われた組長を誤認逮捕
宮城県警加美署が、県内で起きた恐喝未遂事件の容疑者として、同県塩釜市内の指定暴力団松葉会系組長(60)を誤認逮捕していたことが23日、分かった。
自宅を捜索した際に組長が逃走しようとしたことと、容疑者と組長の顔が酷似していたことから、誤って逮捕したという。県警は捜査の甘さを認め、「二度と同様の誤りがないよう、適正な捜査を指導したい」と謝罪した。
県警によると、加美署は今月16日、この組長が昨年8月、交通トラブルとなった会社員(24)の同県色麻町にある勤務先に押し掛けて組長の名刺を示し、現金1000万円を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂容疑で逮捕した。
同署が逮捕前、被害者ら3人に顔写真数枚を見せたところ、3人とも組長の写真を選んだ。逮捕後に再度組長の顔を見せた際も、2人は「犯人に間違いない」とし、1人は「犯人と似ている」と話したという。
組長は容疑を否認、19日になって、本当の容疑者が連絡先とした携帯番号やトラブルとなった車のナンバーから、誤認逮捕が判明。翌20日、新たに塩釜市内のタクシー運転手(54)を逮捕した。
このタクシー運転手は組長と知人で、組長になりすまして名刺を使っていたとみられる。19日に釈放された組長は同日中に別の事件で再度逮捕された。(読売新聞)
[2月24日1時21分更新]
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