かんぼでぃあ・そくほう。
Tue, 13 Nov 2001 19:06:18 +0700
近況(第0報)。
こちらの天候は曇りです。12月のあたま頃まで、ちょうどよい気候であるといわれています。
上着を着るとちょっと暑くて脱ぐとちょうどいいぐらいのよい感じです。ホテルのクーラーは弱です。
生活のほうは滞在24時間でなんとなく感じはつかみました。
今日のお昼は近所の地元の人がいくお店にいきましたし。
偶然、職場のとなりの部屋に勤めている青年と同席して、図らずも楽しい昼食会となりました。
ただ、交通ルールがめちゃくちゃなので、道路を歩くのは多少難しいのが難点です。
(通勤は運転手さんが送ってくれるので安全です。)
仕事の方針については、今日、長期の専門家をはじめ、カウンターパートと相談しました。
明日さらに詰めることになっています。
職員の個人のスキルが非常に高いので驚いています。
地下埋設物管理について、ちょっとプレゼンテーションをする予定になっています。
まだ来たばかりですが、今のところ絶好調です。よく食べ、よく寝ています。
べらべらしゃべることも元気の観点ではありますが、語学力の観点で、ちょっと黙っている時間が多いことが難点です。
もっとも、あと数日すれば調子をつかむはずです。
Tue, 13 Nov 2001 21:16:38 +0700
ヌーボー。
というわけで、カンボディアのプノンペンに滞在しています。
昨日の午前到着したので、ちょうど滞在1日半くらいたったところです。
先ほど地元の兄ちゃんらがたむろする御飯屋さんにいってきました。
缶ビールと鶏のしょうが炒め(御飯つき)と焼きそばをいただいて2人で7ドルでおつりがきました。
とてもおいしかったですよ。
うちの上司とかは食事があっているかとか心配していただいているのですが、全然問題なさそうです。
なんと11月の第3木曜日を向かえることになったのですね。
うーむ。いただきたいのう。
実は当地の旧宗主国はフランスですので、ワインをいただくことは重要かと思います。
ただ、ボジョレヌーボーをいただきそうな雰囲気は全然ありません。
やはり、ボジョレ地方と日本を中心とする特殊な文化かもしれませぬ。
(それよりなりより、朝飯のバイキングのフランスパンがとてもうまいです。)
Tue, 13 Nov 2001 22:16:10 +0700
プノンペン。
こんばんは。日曜日にバンコックに入り、昨日の午前中からプノンペンに滞在しています。今日の昼は、地元のひとが食べに行く食堂で食事をし(今勤めている会社の職員さんたちも偶然たべていたので、御一緒しちゃいました。ご馳走することにしたのですが、5人で2ドルでおつりがきましたよ。ちなみにおかずは、キャベツと豚肉を細くきったものを煮込んだものと、にんじんたまねぎと葉っぱを煮込んだものとスモークした魚)、夜は、これまた地元の兄ちゃんが楽しそうに集っている食堂で一杯引っ掛けながら食事をしました(飲み物は、アンコールビールと謎の黒ビール(漢字が書かれながらもカンボディア製)、おかずは、鶏のしょうが炒め(サイッモアン・チャー・クニャイ)と焼きそば(ロート・チャー:麺はうどんに近く、ソースはピーナッツ系、上に目玉焼き)。気になるお値段は2人で7ドルでおつり。しかもこれは外国人料金であったらしい)。いずれも大変美味でしたよ。味付けは、味が強くなく日本に近いです。すごくおいしい給食って感じかなぁ。明日のお昼は何を食べようかなぁ(もちろん昼間はちゃんと仕事してますよ)。
Wed, 14 Nov 2001 22:41:16 +0700
近況(第1報)。
今日はカウンターパートがハンディGPSで実測した橋梁の位置データを地図データに重ねる作業をしました。
ちなみに、カンボディアは、国土の45%について10万図レベルのベクトルデータが整備されています。
(ランドサットとスポットのデータを元にして作成されています。)
こちらの座標系(インディアン・タイランド)とGPSのWGS84の変換が必要となっており、少々難儀しました。
ちょうど日本が世界測地系の対応を行っているのと似たような話です。
それから、来週、コンポンチャムという都市の国道7号線のメコン川に架かる橋梁の竣工検査と、シェムリアップ(アンコールワットがあるところ)での地下埋設物管理についての調査に、カウンターパートとともに行くことになりました。
ずっとプノンペン市内になるかなぁと思っていたところなので、とても楽しみにしています。
Wed, 14 Nov 2001 22:41:22 +0700
道の舗装。
当地も早くも3日目となり、カウンターパートとも仲良くなり、ペースが上がってきたところです。
おかげさまで、元気にやっております。
タイ国境からアンコールワットのあるシェムリアップという都市までは、電波少年によると89kmってことになっているのですが、実は、こちらで、地図を見てしみじみ調べたのですが、少なくとも150kmはあるようで、しかも陸軍の管理道路であるようです。
まだ、20kmにも到達していない現状から考えると、シェムリアップ(プノンペンから空路)からちょっと足を伸ばすのは、かなり難しそうです。
交通手段も本格的に四駆を借り上げる以外は、トラック(の荷台)くらいしかなさそうです。困ったなぁ。
Thu, 15 Nov 2001 18:34:15 +0700
近況(第2報)。
今回の私のテーマが「公共事業情報システムの開発及び管理」ということになっており、いま当地に長期専門家でいらしている方が、道路、橋梁の専門家なので、とりあえず橋梁を手始めに対象にして検討を進めています。
カンボディアはフランス統治の頃にできた橋、内戦のときに壊れた橋、壊れたものを部分的に修復して使用している橋、その上にかぶせて作った橋、新しく作った橋とたくさんあります。
今回ハンディGPSで実測を行っている橋梁の位置データは、そのような橋の台帳を作成するためのものです。
それから先ほど、当地の「国土地理院」に先ほど行ってきました。国土省にある地理部というところで、例の地球地図に参加されているところなのですが、すごく小さいところ(10人ぐらい?)なのでとても驚きました。
政権によって役所ごとのプライオリティが変わったり、なんかいろいろと複雑なことがあるようです。
97年にJICAの研修で日本にいらしたかたに、お会いしました。
今日は、となりの地図データを作成しているグループに日本人の民間の方が4人いらっしゃいました。
今日から数日間は、職場に日本人が8人ということになり、急に日本人だらけになってにぎやかになりました。
Fri, 16 Nov 2001 12:40:01 +0700
ヌーボー(つづき)。
実はとてもとても驚いたことに、ボジョレ・ヌーボー、当地にも届いていましたよ。
(まぁフランス人も日本人もだいぶいますからねぇ。)
せっかくなので、いただいてしまいました。
ドイツ&スイス・レストランでオイル・フォン・デュをいただきながら、ボジョレ・ヌーボー。しかも場所はプノンペン。
まったくわけのわからない話です。食後にウンダーベルグに似た、ありがたそうな食後酒をいただきました。
30ドル近く支払ってしまったので、当地としては、大変なぜいたくです。
(ちなみに、今日のお昼は、お寺の前のテントのレストランで、豚の炒め物とスープを頼んで、1.5ドルぐらいでしたので、かなりのぜいたくであるといえます。)
Fri, 16 Nov 2001 23:08:50 +0700
はたらく少年。
当地は昨日今日と晴れました。風があるので暑くは暑くはありません。とても良い気候です。そちらはもう寒いでしょうね。懸案のボジョレ・ヌーボーなのですが、こちらでも入荷していました。すばらしいことです。この国は、豊かな国とは言い切れませんが、手に入らないものはないといわれています。なんとも不思議な国です。すばらしいといえば、なんといっても、住民のみなさんの笑顔がそれはそれはとてもとてもすばらしいのです。街のこどもたち、おじさん、おばさん、みんなすばらしい笑顔なので、もうメロメロです。それから、最近、靴磨きの少年を重点的に観察しています(3日連続で磨いてもらっているので、ピカピカです。これまでは、ちょっと拭くくらいで磨いたことなんてなかったのに)。これまたすばらしい笑顔で、ニコニコしながら、とてもよく働いています。一回きれいにしてもらうのに、1000リエルくらいあげるのですが、30円弱ぐらいです。それでも御飯を安いところで食べれば、2000リエルぐらいあれば満腹になるので、「おい、坊主、大儲けじゃないか。」と声をかけたくなるのですが、きちんとよく働く子供たちには、それなりの対価を支払って評価をしてあげることにしました。
Sat, 17 Nov 2001 00:35:11 +0700
おいしいごはん。
さて、こちらのごはんは、なんでもおいしいですよ。味にくせがなく日本に近い感じです。「すごくおいしい給食」とたとえています。それからこちらでも食事のことも米のごはんのことも同じ単語で「バーイ」と言うようです。お酒は実はビールとワインしか飲んでいません。地元のひとがよく食べるようなところによく言っているのですが、あまり怪しいお酒は発見していません。たいていのお客さんはタエ(=tea?)を飲んでいます。ジャスミン茶のようです。熱いのと冷たいのとあります。冷たいのは氷をいれたコップに熱いのを入れただけなんですが。テレビは、たいていは地元のテレビをつけています。テレビは代表的な娯楽であるようで、番組は充実しているようです。日本でいうところのメロドラマみたいなのが多いです。内容はかなり健全であるようです。いまは普通の放送局は終わってしまっているので(最近、午後11時の放送終了時の国歌を聴くのが日課になっています)、ケーブルテレビのカンボディア音楽の番組をつけています。ちゃんとカラオケの歌詞のようなものが出てくるのですが、当然解読不能です。あとお風呂とトイレについては、ホテルで済ませてしまっているので、すごいことにはなっていません。ただ職場にどこにトイレがあるのかいまいち不明だったりします。結局、今週は職場でトイレに行っていません。花嫁さんねぇ。かわいい子はすごく多いので、目がハートマークになっているときは、しばしばあります。でもまぁ言葉の問題がありますからねぇ。とりあえず、数字は覚えたので、あしたちょっと街で試してみる予定です。
Sun, 18 Nov 2001 09:01:18 +0700
仏教。
こちらの宗教は仏教です。もともと海沿いに住んで漁業を営んでいたかたがたが一部イスラム教だと聞いていますが、それらしい人は見かけません。お坊さんは非常に大切にされています。ビルマの竪琴みたいな山吹色の布をまとっています。若いお坊さんが多いです。この国の3つの国是というか3つのテーマ?は、国旗、国王、仏教なんだそうです。地元のテレビの終了時には、国歌をバックにこの3つのテーマが次々に登場します。国王のシアヌーク殿下が托鉢のお坊さんに御飯をあげるシーンなどがあります。今日はお休みなので、市内観光ってことで、いまから、王宮に行ってきます。
Sun, 18 Nov 2001 16:37:48 +0700
乗り物。
王宮と国立博物館と市場に行ってきました。王宮はとてもきれいでした。実際に王様が住んでいるところまではもちろん行けませんでしたが、周りのお寺などはとてもきれいでした。久しぶりに外を歩いたので、くたびれました。さて、交通手段なのですが、実は借り上げの車です。というのも、市内ではバスなどの公共の交通機関がないからなのです。今日など通勤に使わないときは別に個人的に契約をして送迎してもらっています。運転手さんのサレムさんは、とてもにこやかで親切な人です。住民のみなさんは、ほとんどはバイクタクシーで移動するようです。3人乗りはもちろん、4人乗りもしばしば見ます。理論的には運転手のまえに子供を乗せることにより5人乗りが可能ですが、まだ見たことはありません。たまに歩きで出かけようとすると、数人のバイクタクシーのお兄さんたちに取り囲まれてしまいますので、ぼーっと歩道に立ち止まれません。運賃は50円ぐらいであるといわれています。それから、前が2輪で座席がついている自転車(シクロ)もあります。この前、シクロに乗ったおばさんが携帯電話でなにやら話をしているのを目撃しました。この国、遅れているのかと思うとかなり進んでるところもあるので、かなり奥深いところがあります。
Mon, 19 Nov 2001 00:20:33 +0700
近況(第3報)。
土曜日と日曜日は当地においても閉庁日ですので、プノンペン周辺を観光してきました。
王宮、国立博物館、寺院、市場はもちろん、内戦の時の収容所跡地、処刑所跡地を見てきました。
当地は、ほんの10年前まで戦争していたところなのです。カウンターパートの中には、自ら投獄されていた人、両親が殺されてしまった人など、つらい過去を背負った人たちがたくさんいます。
表面上はとても明るく活気があって華やかな街なのですが、人々の心の中には明るくなりきれないものがあるのだなぁ、と考えると複雑な気持ちになります。
来週は、地方(コンポン・チャムとシェム・リアップ)をまわります。
再来週は、まとめも兼ねて、管理職クラスも出席していただいて、僕のカウンターパートと一緒にワークショップ(技術懇話会のようなもの)を開催する予定です。
Mon, 19 Nov 2001 00:20:34 +0700
アンコールビール。
みんな笑顔でって話、前のメールでしましたが、実は土曜日、内戦の頃の収容所と処刑所の跡地を見に行ってきました。ほんの10年前まで戦争していた場所なんですよね。彼らの笑顔の裏の身近なところに、大変な過去があるのかと思うと、複雑な気分です。滞在はや1週間でこの国の明るいところも暗いところも見てきて、どうすることが一番いいのかなぁと考えさせられています。うー、すみませぬ。話が湿ってきました。お酒の話でもしましょう。ヌーボーにありついた話はしたかと思いますが、ほとんどの場合は、ビールを飲んでいます。開発途上国特有の謎なお酒はまだありついていません。たいていの飲み屋さんでは、タイのシンハービール、シンガポール(だったかなぁ)のタイガービールがメジャーなのですが、ぼくはなるべくカンボディアのアンコールビールを飲んでいます。先ほどスーパーでアンコールビールの大瓶を発見したので、ホテルの部屋でいただきました。僕自身はお風呂に入らずシャワーで済ませているのに、ラベルをきれいにはがすために空き瓶をお風呂に入れています。何やってんだろうねー。
Mon, 19 Nov 2001 14:00:51 +0700
近況(第4報)。
ちょっとお堅いネタですが、当地の電気事情、通信事情について報告します。
<電気事情>
ホテルでは自家発電装置で電気を供給しているようで、安定しています。職場では基本的にはきちんと来ているのですが、電気の明るさがときどき変化しているので、少々不安定なようです。瞬間的な停電が先週数回ありました。
パソコンには無停電電源装置は不可欠なものとなっており、すべてのパソコンに立派なUPSが接続されています。
<通信事情>
市内通話はほとんど問題なく利用できます。ところが、国際電話は、プノンペンから130回線しかないそうなので、軒並みつながりにくくなっているようです。
携帯電話の普及率は非常に高いようです。
この前、シクロ(前が2輪で座席がついている自転車)に乗ったおばさんが携帯電話でなにやら話をしているのを目撃しました。
この国、遅れているのかと思うと、かなり進んでるところもあるので、かなり奥深いところがあります。
なお、郵便については、戸別配達ではないようです。一般には、私書箱か郵便局止めになっているようです。
Mon, 19 Nov 2001 21:27:16 +0700
プノンペン安全情報。
当地(プノンペン市内)は昼間はもう安全であるように思われます。
通常の観光ツアーに入ってしまえば、安心です。
個人で移動される場合は、市街地であれば歩きでもよいですが、夕飯に出かけることなど考えると、移動には車を借り上げられたほうが便利で安心です。
ちなみに、当地には、バス電車等の公共交通機関はありません。
タクシーをたまに見かけますが、借り上げの方が安く上がりそうです。
市民生活ではバイクタクシーかシクロを利用しているようです。
あと来年の2月に総選挙が行われます。選挙期間中は、ちょっと避けたほうがよいといわれています。
皆さん平和を満喫しているようで、町じゅう笑顔だらけです。子供から大人まですばらしい笑顔です。
ところが、ご承知の通り、この国、平和になってから、まだ10年しか経っていません。
僕のカウンターパートにも投獄されていた人とか、両親が殺されてしまった人とか、大変な歴史を背負っている人がたくさんいらっしゃるので、少々複雑です。
明日は、コンポンチャムという街のメコン川に架かる橋(日本の供与で建築したものです)の竣工検査に行ってきます。
Thu, 22 Nov 2001 22:20:15 +0700
近況(第5報)。
カンボディア生活も半分が過ぎました。
今朝、あさ5時おきでシェムリアップに空路向かいました。
首都のプノンペンの北300kmほどのところにある町です。
旧ソ連製で中国で長く使われていたと思われるプロペラ機でした。
途中、クーラーから大量の水蒸気が出てくるなど迫力がありました。
(シェムリアップに向かうには、陸路、水路があるのですが、盗賊(!)のようなものが登場する恐れがあるとのことらしく、空路で移動するように言われています。)
今日は、国道6号線の地下埋設物管理のデータをまとめられた会社と、公共事業のシェムリアップの地方局を訪問しました。
以前にも述べましたが、個人のスキルは非常に高いものがあり、建設会社において、既にCADで完全なデータ化がなされていました。
一方、行政(地方局)の遅れが目立ちました。
情報の共有にはまだ時間がかかりそうです。
今回の地方出張にはカウンターパートも同行していただいているのですが、驚くべきことに、国道6号線のデータを持っている会社にカウンターパートの高校の同級生のかたがいらして、10年ぶりの再会となったようです。
(感動ぶりは感じられましたが、なにしろ彼らクメール語で盛り上がっちゃうもんで中身はさっぱり)
さきほど、その同級生のかたとも一緒に御飯を食べてきました。
数年前JICAの研修で大阪にいらしたことがあるそうで、「ごちそうさまでした」とか「おやすみなさい」とか、日本語をいくつかご存知でした。
それから、夕方、アンコールワットに少し寄ってきました。
それはそれはすばらしいところです。
明日の夕方と明後日に、しかと見物してくる予定です。
明日は、アプサラ(アンコールワットの修復管理、周辺開発(観光まで)を担当する閣僚評議会(日本の内閣府のようなもの)の下に属する政府機関)に勤めている青年海外協力隊員のサポートに行ってきます。
なんでも以前作成した地図データにエラーが多いとのことのようです。
なんとか使えるようにしたいとのことですので、ちょっとデータを見せていただいて、利用するために必要な手順を踏むことがよいか考えることになっています。
Thu, 22 Nov 2001 22:20:29 +0700
舗装状況続報。
アンコールワットのシェムリアップに参上しております。
懸案の道の舗装に関してなのですが、どうやら収録が終了したらしいとのうわさを聞きました。
なんでもメンバーが宿泊していたドミトリー(!)からメンバーはチェックアウトしたとの話です。
ゴールしたのかリタイヤしたのかは、不明です。
いろいろ話を総合すると、どうもヤラセがかなりありそうな感じですよ。
なにしろ本来、軍が管理している場所ですし、たぶんまずテレビカメラがすぐに奪われてしまいそうな感じです。
さらに調査を続けます。
(来週いっぱいまでではちょっと短すぎるかも。なんて。)
Sun, 25 Nov 2001 14:15:51 +0700
シェムリアップ安全情報。
シェムリアップに行って参りました。
非常に荘厳な建築物群で、感動しました。
何百年もの昔に、こんな素晴らしい建築物を作ったということは、この国は立派だと思うのですが、なぜ、アンコールワットが廃れたのかと聞いてみると、つまらない仲間同士の政争らしいです。
カウンターパートの行動パターンから判断しても、この国の人々は、みんなで協調して物事を進めるのがあまり上手でない印象があります。
この国は立派なのかどうか、さっぱりわかりません。
まぁ内戦終了後まだ10年しか経っていませんから仕方ないのでしょうか。
さて、シェムリアップの安全情報について報告します。
プノンペン市内に比べてかなり安全である印象です。
(まぁ、もちろん夜の一人歩きは危険かと思います。)
最近は道路整備も進み、空港から市街地、アンコールワットまでの道は、舗装されており、乗用車でらくらく移動できます。
また、外国人が多数来訪しているので、観光地化しており、旅行はしやすい環境になっています。
ただ、プノンペンに比べて物価は少々高いようです。
ホテル発のツアーもいくつか組まれているかと思いますが、自動車を借り上げられたことが一番いいかと思います。
(シェムリアップもバスなどの公共交通機関はありません。)
日の出は、ぜひご覧になられたほうがいいです。
(ぼくも行きましたが残念ながら曇っていました。)
今の時期ですと5時にホテルを出れば余裕に間に合います。
出かける頃はまだ真っ暗ですが、同じ目的でアンコールワットに向かう人たちが多数いますので、安全であるかと思います。
Mon, 26 Nov 2001 13:45:28 +0700
近況(第6報)。
シェムリアップに行ってきました。
アンコールワットをはじめとする遺跡群をしかと見物してきました。
何百年もの昔に、こんな素晴らしい建築物群を作ったこの国は極めて偉大であると思いました。
それでもなぜこの偉大なアンコールワットが廃れてしまったのかと聞いてみると、どうやら仲間同士の政争だったようなのです。
非常に高い文化をもっていても、うまくいかないことはあるのだと思いました。
Yahoo!Newsでも、ちょっと報道されていたので、ご存知のかたもいらっしゃるかもしれませんが、カンボディア国内全土、先週の金曜日の晩から、カラオケ(日本でいうところの怪しい系スナック)をはじめ、ナイトクラブ等の営業が停止されています。
当地はちょっと不穏な雰囲気にあります(不穏なのは夜間だけです。昼間はとりあえず健全です)。
今日、ベトナムの大統領(?、新聞等にはプレジデントとあるのですが、首相のことかもしれません)がプノンペンを訪問するとのことです。
それも不穏さの原因となっているようです。
どうやら、この国の歴史はもちろん、現在の政治までからんだ、それはそれは深い問題があるようです。
今朝からまた公共事業運輸省に勤務しています。
水曜日のワークショップに向けて支度をしているところです。
(昼間はちゃんと仕事してますって。)
Wed, 28 Nov 2001 13:12:56 +0700
あと3日。
プノンペンの生活も今日も入れてあと3日です(多分帰ります)。
3週間もあっという間です。
チュムリアップ・スオ(こんにちは)、
タエ・タコ(冷たいお茶ほしい)、
バーバーバー(はいはい)、
チュガンニ(おいしい)、
ソーム・クッ・ロイ(会計して)、
オークン・チュ・ラン(どうもありがとう)、
くらいはしゃべれるようになったので、日常生活にはさほど困りません。
月曜日の夕方、こちらの同僚たちと食事に出ました。
誕生日の翌日だったので、勝手に僕の誕生会にすりかえてしまって、大変盛り上がってしまいました。
こちらの宴会は、欧米のようにクールでなくて日本の宴会に近く非常に楽しいです。
やはりアジアですねぇ。
Wed, 28 Nov 2001 19:28:46 +0700
近況(第7報)。
プノンペンでの勤務も今日をいれてあと3日となりました。
3週間なんてとても早いものです。
(とはいっても職場を留守にするのには、ちょっと長すぎましたよね。)
(本当にご迷惑をおかけしております。すみません。)
さて、今日の午後、職員を中心に3,40人ほど集まっていただいて、ワークショップを開催しました。
日本側から2課題、カンボディア側からも2課題の発表をしました。
ぼくは、「公共事業情報システムの重要性」というテーマで話をしました。
ちょっと話が難しくなってしまったかなぁと心配していたのですが、終わってから、カウンターパートの一人が、「自分にとって重要な話だった」といってくれたので、ほっと胸をなでおろしています。
これから報告書を作成します。
金曜日の朝に提出する予定です。
どこにいてもばたばたしていることは同じです。
来週から通常どおり出社いたします。
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