そもそも私が鍼灸師になろうと決意したのは、難病治療に関わりたい、現代医学ではどうにもならない病気に向かい合いたいと考えた為です。

 大学時代に教授から、鍼灸師の話を聞きました。その時の話は、がん治療を行う鍼灸師の話でした。私の心には、その現代医学が治せない治療を鍼灸師が行っているということがとても響きました。

 サラリーマンを辞め、鍼灸師になろうと決意したのも、その難病治療に自分が挑戦しようと考えたからです。ですから、専門学校に入学してからも、ずっと難病治療について、自分なりに考え、勉強してきました。

 ある患者さんは、直腸癌、肝臓癌を患い手術を、肺に転移された時点で私に依頼がありました。
79歳男性です。背が高く、ユーモアのある、優しい患者さんです。
ある大学病院で、余命を宣告されました。
「余命・20ヶ月」
奥様は泣きながら、私に説明していました。
そこから、患者さん、奥様、私がタッグを組んで治療がスタートしました。

2008年11月現在。
あの余命宣告からすでに28ヶ月経ちました。
その患者さんはぴんぴんしています。
血色も良く、よく食べられるし、よく呑めます。
往診依頼があった頃とはまったく別人です。
奥様も(笑)。もう、めそめそしていません。


抗がん剤は飲んでいません。
治療は、鍼灸推拿のみです。

 この経験を通して、私は鍼灸治療が、現代医学ではどうにもならない、がん・難病・脳卒中に効果があるのだと確信いたしました。

 現在、私の患者さんは、みなさん医者がさじを投げた方達ばかりです。
 現代医学、西洋医学に見放された方ばかりです。
 その方達の多くが良くなられております。

 五十肩・糖尿病・脳卒中後遺症。。。

 中国の文献には、現代医学ではどうにもならない難病が、鍼灸で好転した例がいつくもあります。私は、鍼灸の力を信じるとともに、一人でも多くの難病で苦しんでいる患者さんを少しでもサポートできればと考えております。そして、地域医療に少しでも貢献できたら幸せであります。

難病治療についての考え

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