旧約聖書 <ユダヤ教・キリスト教><書物>

 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖典。ユダヤ教では単に「聖書」と呼ばれる。
 旧約とは、イエスの救済完了までの準備として、神がイスラエル民族と結んだ契約を指し、旧約聖書は神の選民と歴史、キリスト降誕以前の神の啓示を記した書である。全部で46書。
 歴史書として「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数紀」「申命記」「ヨシュア紀」「土師紀」「ルツ紀」「サムエル紀上下」「列王記上下」「歴代志上下」「エズラ書」「ネヘミヤ書」「トビア書」「ユディト書」「エステル書」「マカベ前後書」の21書。
 預言書として「イザヤ書」「エレミヤ書」「哀歌」「バルク書」「エゼキエル書」「ダニエル書」「ホセア書」「ヨエル書」「アモス書」「オバデヤ書」「ヨナ書」「ミカ書」「ナホム書」「ハパクク書」「ゼパニア書」「ハガイ書」「ゼガリヤ書」「マラキ書」の18書。
 教訓書として「ヨブ記」「詩編」「箴言書」「伝道書」「雅歌」「知書」「集会書」の7書。