『汗と涙の統計学・02』



「相変わらずのタイトルでお送りいたします第2回」
「本誌には俺のライバルも出てきて、このコーナーの存続に関わる問題になってるよ」


「ライバル? 少なくともテニスのライバルには成り得ませんね」
「それはまだわからないと思うが…。まあ少なくとも統計学のライバルであることは確かだ」

「ご出演願いましょうか? (もう少し性格がわかったら)」
「馬鹿な。それはどちらかがリストラされるってことだぞ」

「ま、僕は安泰ですね。口調被らないし」
あるいは、どちらも

「…………が、頑張りましょう!」
「と、決意を新たにしたところで、残りメンバーのデータを一気に紹介するよ」



【ステータス・リョーマ】

体力   2
精神力  2
瞬発力  4
パワー  3
技術力  3
知識   2

合計・16


「パワー3が意外ですね」
「精神力2は妥当だな。全体的には意外性は少ない」


【ステータス・不二】

体力   1
精神力  3
瞬発力  3
パワー  2
技術力  3
知識   3

合計・15


「これは見たままですね」
「体力1!? グラウンド20周、平然と走ってるぞ不二は(手塚はすぐ怒るからな)」

「そうなんですか?」
「不二が力尽きた所なんて見たことがないね」


【ステータス・桃城】

体力   3
精神力  2
瞬発力  2
パワー  4
技術力  1
知識   2

合計・14


「実は彼と海堂君は、一度すっとばされました(苦笑)」
「海堂は途中で気付いたんだけど、桃城は最後まで書いた後見直しするまでいないことに気付かなかったんだよ。酷い話だね(真顔)」

「それで…えぇとバランスは悪くないと思いますね」
「しかし、数値では時期部長は海堂かな…。性格的に言っても、桃城が副部長じゃないと青学は保たないと思うよ」

「…部長はお飾りって事ですか…?」
「アメとムチと言ってくれ」


【ステータス・菊丸】

体力   1
精神力  2
瞬発力  4
パワー  3
技術力  2
知識   2

合計・14


「彼がこれなら瞬発力5はいないんじゃないですか?」
「技術2、か。アクロバッティブプレイとは技術に分類されないんだな。ふむ」


【ステータス・大石】

体力   1
精神力  3
瞬発力  2
パワー  3
技術力  2
知識   3

合計・14


「黄金ペアは、仲良く合計値まで一緒ですね」
「何故だ……何故体力1なんだ大石が…(ぶつぶつ)」

「菊丸くんの方がよく動くから先にばてるんじゃないですか?」
「そういえば大石って、グラウンド10周を喰らう率少なかったな。青学レギュラーに珍しく、問題児じゃないから」


【ステータス・河村】

体力   2
精神力  4
瞬発力  2
パワー  4
技術力  1
知識   2

合計・15


「さて思い出してみましょう。手塚くんのステータスを」
「体力5・精神力5。これがどれほど異常なことかわかったかな?」


【ステータス・橘】

体力   2
精神力  4
瞬発力  2
パワー  3
技術力  3
知識   3

合計・17


「不動峰の部長だけあって、バランスはいいですね」
「体力2か。………いや、見れば見るほど手塚のおかしさがわかるなあ…」

「やはり根性ですか?」
「うん。手塚の売りが体力とはなぁ…なんというか…なんとも言い難いよ」

「堅実ではありますよね」
「正道を行くのが一番強いって事かな。勿論どの能力も高いに越したことはないんだろうが、最後にモノを言うのは」

「体力と精神力」
「ってことだね。大して目新しい話じゃないが」

「極意とは得てしてそんなものです」
「でも体力なら海堂だって―――」


【ステータス・海堂】

体力   5
精神力  5
瞬発力  2
パワー  3
技術力  1
知識   2

合計・18


「…青学の中でもこれは高い数値じゃないですか…? てか橘君よりも…!?」
「ああっ。ここまでで築き上げた手塚論が壊れてしまった…!!」

「あ。あと1だけ技術を上げれば手塚君とまったく同じですよ、このステータス」
「………来年の部長は海堂だな」

「多分その技術1の差が大きいんですよ。零式も手塚ゾーンも、あれ手塚くんの技術のなせる技でしょう?」
「観月…もういいんだ。所詮こんな数値なんかでテニスの強さは量れやしないんだ……(遠い目)」

「いまさらそんな根本的な問題を持ち出さないでくださいよ!」
「海堂と手塚の差は絶対、‘技術1’じゃ語れないよ」


【ステータス・神尾】

体力   1
精神力  2
瞬発力  5
パワー  1
技術力  2
知識   2

合計・13


「いました瞬発力5。なるほど納得、ですね」
「……そろそろ俺も気を取り直すか」


【ステータス・伊武】

体力   1
精神力  2
瞬発力  1
パワー  1
技術力  3
知識   2

合計・10


「おや、僕のお仲間が」
「合計10。最低値争いだ」

「随分はっきりと言ってくれますねぇ」
「事実を言ったまでだよ。データは絶対だ」

「へぇえ。さっきの挫折はどうしたんですか」
「俺は何も見なかった。と、そういうことだ」


【ステータス・裕太】

体力   2
精神力  2
瞬発力  1
パワー  2
技術力  1
知識   2

合計・10


「不二くん…君もですか」
「彼、髪を伸ばせば結構不二に似てるんじゃないかな? (あと目を閉じれば)」


【ステータス・阿久津】

体力   2
精神力  2
瞬発力  3
パワー  2
技術力  1
知識   1

合計・11


「妥当な数値ですかね。合計がちょっと低い気がしますが」
「合計値を見ただけじゃ、うちの越前が負けるとは思えないんだがな」


【ステータス・壇】

体力   
精神力  
瞬発力  
パワー  
技術力  
知識   

合計・


「現時点で、データ不明です」
「これは途中からプレイヤーになるということかな?」


【ステータス・樺地】

体力   3
精神力  3
瞬発力  2
パワー  5
技術力  3
知識   3

合計・19


「高っ」
「パワー5は彼一人だな」

「てか手塚君と拮抗してるんですけど。合計値だけなら」
「だから、結局最後に物を言うのは体力なんだよ」

「海堂君は?」
「海堂か…。あいつは俺の理論を崩すからな」

「友情度20%はそれが理由ですか。(海堂→乾は25%)」
「ちなみにレギュラー落ちの一因でもある。もちろん大好きだとも」

「(……うわ。いい笑顔…)」
「さて、それじゃあ合計値の順位を出してみよう」



1・跡部   22
2・手塚   19
2・樺地   19
4・海堂   18
5・橘    17
6・リョーマ 16
6・乾    16
8・不二   15
8・河村   15
10・菊丸  14
10・大石  14
10・桃城  14
13・神尾  13
14・阿久津 11
15・観月  10
15・伊武  10
15・裕太  10


「さて。ここまできてなんですけど、計算及び記入値が正確とは限らないので気を付けてくださいね」
「数値など当てにならない…とは思うが、順位を出してみると、なかなか意味のある結果になったな」

「やっぱり跡部くんは合計値高すぎです」
「ダントツ一位だな。オールラウンダーというところが効いてるね」

「けど手塚君の方が強いんですよね(例の試合展開を見るに)」
「バランスより一芸ということかな」

「所詮王道が一番強いんですよ。打たれ強さと持久力」
「かつ、ある程度の技術。ある程度の知識と瞬発力。ある程度のパワー」

「ですね」
「けど残念だったな観月。最下位で」

「うるさいですね。このステータス、対人コミュニケーション能力とか性格とかがあったら、絶対順位違ってますよ!」
「……観月。俺達、その能力は低いと思うよ」 ←冷静


(続く?)