『ぶっちゃけ』
宍戸 「みんな揃ったか? じゃあ今から跡部対策会議(第一回)始めるぞー」
岳人 「てか、なんなんだよ。跡部対策会議って」
忍足 「だから、イギリスから来たとかいう、あのけったいな輩をどうしてくれようか会議するんやろ」
ジロ 「どうしてくれようかって…、別にいいじゃん面白いしー」
宍戸 「何言ってんだ。あいつテニス部の部長を名乗ってんだぞ。テニス部員として何かしら考えねーとマズイだろ」
忍足 「せや。気ぃ抜くとここから三年間、牛耳られるで」
滝萩 「別にそれが悪いとは思わないけどねー」
忍足 「なんや滝、お前あっちの味方するん?」
滝萩 「いや。オレは中立」
宍戸 「そぉかあ? お前、跡部の腰巾着とか陰口言われてるぜ?」
岳人 「そういやそーかも。つか、なんで跡部に構うんだ?」
滝萩 「だって、跡部って転校生みたいなものじゃない。氷帝の勝手が分からないんだから案内はするべきだよ」
宍戸 「ぜってー必要としてねえけどな。案内とか」
忍足 「傍若無人やもんなあ」
滝萩 「でも跡部って面白いじゃん」
ジロ 「そう思うよー。テニスもすげー強えーし、俺好き」
滝萩 「だよねー。今後の三年間、跡部がテニス部と氷帝の中心になると思うよ。だから、みんなとうまくやれた方が良いんじゃないかと思って」
宍戸 「フォローしてるってわけか?」
滝萩 「そう」
岳人 「そういや跡部、入学三日で告白してきた女子をこっぴどく振ったって聞いたけど」
忍足 「あれやろ。『三日で俺様の何が分かるってんだ? お呼びじゃねぇんだよメス猫が』やろ?」
ジロ 「こえー跡部ー」
宍戸 「――――で、滝萩之介さんはどのようなフォローを?」
滝萩 「『ごめんね。ほら、跡部って日本語が不自由だから』」
岳人 「……たきそれいい…!」<爆笑
宍戸 「…やべ、お前そんなこと言ったの跡部にばれたら殺されねえ(笑)?」
忍足 「やりおるなあ」
宍戸 「つうか『俺様』っていうのもフツーにおかしいよな。お前はジャイアンか!」
岳人 「わかるわかる。確かに不自由かも。誰か教えてやれよ日本語ー」
?? 「――中国にこんな諺があるのを知っているか? 『曹操の話をすると曹操が来る』」
忍足 「日本語で言うと「噂をすれば影」やな。なんや跡部、おったんか」
跡部 「おったんかじゃねぇ。こそこそ人の噂しやがって」
ジロ 「コソコソじゃないよー。ちゃんと教室のど真ん中でやってるじゃん」
岳人 「いまちょうど話してたんだけど、どうなの? 跡部。ぶっちゃけ『俺様』ってあり?」
跡部 「ぶっちゃけ―――?」
滝萩 「えーと。『忌憚なく』『腹を割って』『本音を言えば』『実際のところ』って感じかな」
跡部 「ああ成る程」
岳人 「うえ。ぶっちゃけがわかんないのに『きたんなく』は通じるんだ…」
忍足 「………ついでにいうと、そのとき「ちょっと面白いこと」や「衝撃的な事実」を混ぜるとポイント高いんやで」
ジロ 「たとえば〜?」
忍足 「―――ぶっちゃけ、オレ伊達眼鏡やねん」
宍戸 「マジかよ!?」
岳人 「お前バカー(笑)?」
滝萩 「それホント意味わかんないよ(笑)」
ジロ 「忍足格好いー!」
忍足 「………とまあ。ウケたやろ? さて、跡部は日本語使える人かなー?」
ジロ 「で、なんだっけ?」
岳人 「ぶっちゃけ、『俺様』ってあり?」
跡部 「…………………………………」 <しばらく顎に手を当てて真剣に考えている
跡部 「ぶっちゃけ―――――『俺様の美技に酔いな』って決め台詞を考えている」
宍戸 「…………腹痛ぇ」 <机に突っ伏して爆笑
岳人 「跡部最高…ッ!」
滝萩 「やるねー」
ジロ 「おー跡部も格好いー」
忍足 「いやジロー。それは正しいツッコミちゃうで。跡部も何得意げにしてんねん」
跡部 「テメーよりウケただろ」
忍足 「そういう問題ちゃうやろ今の。ほんまに日本語不自由やなあ」
滝萩 「まぁまぁ二人とも。いいじゃない。すごくうけてるよ。クラス中」
* * * * *
宍戸 「って、そーゆーこともあったなあ」
跡部 「あーあれからだったな。テメーらが増長し始めたのは」
岳人 「俺覚えてるんだけどさ。あれ以来、廊下歩いてると『跡部が来た』じゃなくて『テニス部が来た!』って言われるようになったんだよなー…」
滝萩 「つまり同類扱い? まいるねー」
跡部 「お前ら、『自分はまとも』とでも思ってんのか? まさか」
忍足 「まぁ…同類扱いされるのは覚悟の上やったな。はっきり言うて跡部は嫌いやったけど、あの時思うたわ。『この子はツッコミがいないとダメになる…!』って」
跡部 「勝手に決めてんじゃねーよ」
忍足 「あ、痛い痛い。あと、すぐ手が出るようになったなぁ」
宍戸 「でも、日本語が不自由なの治らなかったな」
跡部 「別に不自由じゃねえよ!」
岳人 「センス悪いのもねー」
跡部 「悪くねえ!」
滝萩 「いやー悪いでしょ。まぁ激ダサが格好いいかと言われると微妙だけど」
宍戸 「たーきー?」
ジロ 「で、どうなの? 跡部。ぶっちゃけ、『今年のテニス部はどうだった?』ー」
跡部 「…………………………よかったと思うな」
忍足 「跡部、それひねりあらへん。うけないで」
跡部 「でも、ポイントは高いだろ?」
まぁね、と皆は一斉に笑った。
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興奮冷めやらぬままに書いてみました。
まだ色々精査しなければならないんですが、
40.5を経て新しい氷帝に対するスタンスはこんな感じ。
忍足のポジションが明らかになったのはとてもよかった。
滝は情報不足を甘受し、趣味でポジション決め。
あ、あと2年生sがこのだべりの光景を見ていたら、
「まーたあの三年sは」って心の中で思ってます(言えない)。
3年生sがマイペース(ボケ)で2年生sが真面目(ツッコミ)。
今まで氷帝はそんなに書きたいとは思っていなかったのですが
それって単に情報が少なかったからなんだなあと痛感する今日この頃です。
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無題10
「おはよー。ニューヨーク下がってる?」
「どっちだよ。為替? 株?」
「株」
「そのくらいテレビ見てこいよ」
「だって今日マジやばかったんだもん。ギリ遅刻すんぜーん」
「はい、調べたよ」
「あ、滝。ノーパソ新しくしたんだー」
「オレは世界最小型が好きなの」
「つーか、ケータイでよくね?」
「あー……死ぬわこれ」
「なに忍足。なんかトチったー?」
「いや、ユーロ高がなあ。明日からフィレンツェ友達の家に遊びに行く約束してるんやけど、両替まだやねんな」
「貯金ねぇの?」
「ドル建てと円建てしか」
「ばっかでー。行くのわかってたんなら最初から積立とけばいいのに」
「せやかて、最近遠征で忙しかったやろ。銀行行く暇ないわ」
「ネットバンキング使えばいいのに。便利だよー色々」
「お前それほんまに自分名義か?」
「あはははは。うん」
「あ、そうだ。土産にフィオレンティーナの10番のユニフォーム買ってきてくれよ」
「ええけど、立て替えはなしやで。今日払ってもらわんとも困るわ。ユーロで」
「え、ちょい待ち。岳人・滝持ってるか?」
「無理」
「2組の佐藤が先週そっち行ってきてなかったっけ?」
「えー俺あいつあんま知らねぇから話辛い」
「はよー。何の話だ?」
「あ、跡部おはー」
「跡部ユーロ持ってねぇ? 土産買ってきてもらうのに両替してーんだよ」
「………あった。先週ドイツ行ったときのだったかな」<なんとなく鞄のポケットを探って<行き先がドイツなのは故意です
「う、100ユーロ札かよ。滝、今の相場は?」
「東京市場でいい? 1.55645075万円」
「てことは15565円。………う、300円くらい足りねー」
「じゃあこの話はナシだな」
「あ、待て跡部! 夕方まで待て。下がるかもしれねーだろ!」
「それよりも50ユーロ持ってる奴探した方が早くねえ?」
「校内ネットワークに載せとこうかー?」
「あ、滝頼む。それも東京もダメだったら、俺はロンドン為替市場に賭ける!」
「締切は部活が終わる六時までやからなー」
「俺は今日ユーロ高だと踏んでるがな」
「あーちくしょう! なんかもの凄い悔しい!」
「なにか面白いから新聞部にリークしていい? テニス部内闘争勃発! とかいうタイトルで」
「それ詐欺」
「あーおしたりー。イタリア行くんなら俺のリラ銀行で両替してきてー」
「……週末やから銀行やってないで?」
「じゃあなんか買ってきてーおかしでいいやー」
「まだ使えるのかねえ?」
「いくらあるんや?」
「ん、じゅうまんー」
「………おまえどんだけ菓子買わせる気や」
「いや、リラって100リラ9円くらいじゃなかったっけ?」
「うっそ。昔は7円だったぜ」
「9000円でも十分多いよ」
「まぁ考えといたる」
「あ、ひでー。俺には冷てーのに」
「文句があるなら欧州通貨をもっていらっしゃい」
「……ポリニャック夫人?」
「流石や岳人!」<がしっと肩を掴む
「誰のせいですぐにわかっちゃうと思ってんだゆーしぃ!」<拳の会話
「お前らホントに仲いいな」
「まあそうだよねー」
「はい出席取るよー。みんなパソコンしまってー。あと教室内で充電禁止だからちゃんと専用ルームでやりなさいよ」
「「「はーい」」」
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とまあ、教室がこんな感じだったら跡部が浮かなくていいと思います。
先生の前ではいい子。
ホントはモブの人たちでやろうと思ったのですが、あまり面白くないので三年総出演にしてみました。
宍戸だけ名前呼ばれてないのは、自分の中で氷帝デフォルトキャラが宍戸だからです。
実際のところ氷帝はここまでじゃないと思ってますが、
こうガラが悪い感じにこーゆー会話がされているのもいいなあと。
雰囲気は、六角小の子達を参照にしています。
悩みどころは、跡部の朝の挨拶が「おはよう」なのは「はよー」なのか、他の何かか。
意外と「おはようございます」だったりするのかもしれない。
第一声だけは丁寧。
あ、あと二年sはこーゆーだらーっとした三年をずっと見てきているので
結構ツッコミ厳しいです。(でも逆らえない)
「尊敬している……だがもっと'尊敬できるように'ちゃんと振る舞ってほしい!」という感じ。
日吉・鳳は特にそうで、樺地もちょっとだけ思ってます。
タカムラさん感想
>私は「はよ(小さい低い声で)」だと思うな。
>てかムカツクーサブプライム問題とか語る訳でしょーby篁
はい。私もいい感じにムカつきます。
ボソっと挨拶する跡部可愛い。
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