一休さん
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お題『父と母』
今『将軍様!一休さんをお連れしました。』
浜『おおそうか。』
松『将軍様、ご用というのはなんですか?』
浜『一休殿、実はのぅ今この夫婦が喧嘩をしておってのぅ
そして、真ん中の子供に自分たちのどっちが大切かを
せまっておるのじゃ〜。』
蔵『父上の方が大切じゃな!』
弥『いいえ母上の方が大切よね』
浜『まぁ待て待て、一休殿なんとかならんかのぅ』
松『え〜?・・俺がでございますか?』
浜『え?・・やっぱり一休殿でも出来ん事はあるのかのぅ』
松『お待ち下さい。・・ポックッポックッチーン!』
浜『機嫌が悪いのぅ今日は。』
松『わかりました、将軍様。』
浜『わかりました・・って一休殿!先日みたいに両方から同時に手を引っ張って
最初に手を離した方がとかいうんじゃなかろうのぅ』
松『将軍様、ご冗談はおやめ下さい!』
浜『ん〜〜〜〜』
松『いいですか?(パン、パンと手を叩く)、今の音は右手から
しましたか?左手からしましたか?・・・・わからないでしょう。
右手からしたか左手からしたか分からないように
父上が大切か母上が大切かと言う事も分からないのです。
ただひとつだけ分かる事は「手合わさった時音でる」
・・・・・・・・・・これだけなのでございます。』
浜『ん〜〜、さすが一休殿!わしゃまた一本とられたのぉ』
浜・松『あははははは・・・・』
今『めちゃくちゃやんけ!!』