正客、次客にはお茶碗も特別。
お菓子は奇数に盛るので、まぁ、3客までが
メインのお客ということになるでしょうか。
でも、私たちが入るお茶席といったら、だいたい20人前後がギッシリ。
3客までの位置に座るなんてこと、ぜぇ〜ったいありません。
位置によっては、お点前だってよく見えないんですもの。
で、お運び係が重要になってくるわけです。
みみっちいですけど、たとえ数百円でも千円でも、いくらか払ったお茶席で
バタバタ&ガサガサってんじゃ、興ざめですよね。
・下席の方に先にお茶を出してしまわない
・飲み終わった空の茶碗をいつまでも置いておかない
これだけの気配りがなかなか難しい。
3客または4客以降には、
数茶碗といってお揃いのお茶碗で出すのですが、これは何焼ですか?と聞かれたり、あの花は何という花ですか?なんて質問も飛び出してあたふた。
花なんて「季のもの」だったりするから、水屋に貼ってあるアンチョコにも書いてなかったりするのですよ。
申し訳ございません、とその場はやりすごし、席が終わってからお答えしたことも。
前がつかえているからといつまでも立って待っていたり、いま何客まで持っていったかしら?なんて覗いていると結構目立つモノ。
にこやかに堂々とお運びすれば、そのお席の雰囲気もきっと素適になること間違いなし!
失敗も多いけどさっ。
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