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雑音に敏感であることの美徳


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9月29日
2005 2004
 2005

■懲りない面々

泉ピン子主演の、監獄ドラマありますよね? その予告編をテレビでやっていた。

ストーリーはこうだ。若い男性と不倫をしていたピン子。ピン子の自宅にまでおしかけて来る情熱的な愛人。「今はみんな(家族)いるからダメよ、ダメ!」と言って男性を突き放す。ドーーン((c)藤子A)。男性は階段から足を踏み外し、まっ逆さまに落ちてデザイア…

そう。ピン子が刑務所に入っているのは、愛人を誤って殺してしまったからなのだ。

一方、家政婦シリーズという定番ドラマがある。それ自体は見たことがなくとも、主演が市原悦子ということくらいは誰もがご存じだろう。以前、友達がこう言っていた。「あのシリーズ、市原悦子が必ずモテるんだよね。」

きっとこの2シリーズは、主演女優が脚本に関わっているか、あるいは何か、いろんな事情とかあるんだと思う。モテていらっしゃって羨ましい。これの男性版は、しいて言えば「釣りバカ日誌」か。

(2005-09-29 THU/C)



 2004

■昆虫協奏曲

いつもあると気付かない、虫の音。

秋を知らせる虫たちの協奏曲は、お風呂に浸かっている時にとくに耳に入ってくる。リラックスしている証拠だろう。

虫がたくさんいるなぁ、そういえば今年は蝉がいつもよりたくさんいたなぁ、そういえば今朝カラスがまたゴミを荒らしていたなぁ……。これらは食物連鎖でつながっている。

カラスが“燃えるゴミ”を食べるようになって、蝉や虫たちは餌食にならずに長生きできるようになっただろう。そして、「虫」と「長生き」というキーワードから、まっさきに思い浮かぶのはゴキブリだ。地球が滅んでも絶滅しないであろうと言われるからだ。

で、お風呂に首まで浸かってご機嫌のぼくは更に考えました。そんなゴキブリたちが絶滅するような環境に世界はなってしまうのだろうか、と。無菌社会、潔癖社会って世の中がキレイキレイになっていくと、その内ゴキブリですら生きられない世界になってしまうのではないか……。

とはいえ、昨晩「お久しぶりっ」って現れたゴキブリに1時間ほど奮闘したぼくとしては、願って止まない社会像にも思えてしまう。

(2004-09-29/K)




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