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雑音に敏感であることの美徳


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7月9日
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■君の名は…

今年の七夕は、かろうじて☆が見えました。記憶している限り、東京で7月7日に雨が降らなかった日はほとんどなく、久々に月も星も見える夜でした。眼の悪い私にはどれが牽牛のアルタイルでどれが織女のベガなのかまではわかりませんでしたが。

七夕といって私が思い出すのは、友人の同級生。双子だったか兄妹だったか忘れましたが、その名も牽牛と織女。はじめて聞いたときはショッキングでした。自分の友達でもないのに15年たった今でも覚えているくらいですから。

それにしてもご両親も思い切ったものです。兄妹に恋人同士の名前をつけてしまうとは。道ならぬ恋になっちゃうじゃないの。もしくは、震災や家庭の事情などで生き別れになってしまった兄妹が、年に一度、屋形船で隅田川(墨田区出身なので)を渡って出会う超ロマンチックハートウォーミングストーリー、とかならいいけど。いいのか?外国では、アダムとイブとかいう兄妹がいればそれに匹敵。おやつにはいつもリンゴ。

てゆうか、ふつう名前に「牛」ってあまり入れない。しかも「ギュウ」って読み方…。牛嶋さんなど名字ならまだしも。「彦星」「織姫」と親しみやすいネーミングにしなかったところも、ご両親のこだわりの現れでしょうか。

風変わりな名前はいじめの第一歩。幸い2人にそのような心配はなかったようですが、自分の子供やゴッドファーザーになる場合には慎重にいきたいものです。
世界中から戦争とおかしな名前の子供がなくなりますように。追加された人名用漢字の中でも、特に「糞」「痔」「呪」「屍」「癌」「垢」が使われる日が来ませんように。2日遅れですが、短冊に願いを込めて。

と思ったら、早速削られる方向に。http://www.asahi.com/national/update/0709/004.html
案外すんなりだった。のぞみは、かなう。Be ambitious.


(2004-07-09/C)




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