■海老名市のみなさん、こんにちは。
ついに完成しましたね、全自動立体式自転車駐車場。
立体駐車場かと思いきや、駐輪のためだけにあの巨大ビルとは。たしかに通常の3倍とめられるからといって、その大胆さには感服です。エレベーターのドアのような開口部に自転車をセットすれば、約10秒のハイスピードで上昇し駐輪完了。自転車が回転しながら上昇する様は、NASA宇宙ステーション、あるいはサンダーバードさながらですね。
君はトレーシーファミリー・国際救助隊の一員だ。マシンを預けていざ出勤、いや、出動。任務を完了し無事帰還できればマシンに乗って基地へ戻るのだ。欲を言うなら、ドアの開閉時に、「5,4,3,2,1THUNDERBIRDS
ARE
GO!」というおなじみのカウントダウンを流してくれればいいのに。
「BGMのテープを持ってきました!」と海老名市長にかけあってみては、どうです?それを流すだけで毎日の通勤・通学が楽しみになること請け合い。深夜学習テープなみの効力が発揮できるんじゃないでしょうか?5人の息子さんがいるご家庭などはさらにラッキー。ぜひ一家そろって自転車出動。希薄になりつつある家族間コミュニケーションにも効果的だと思います。
父 「1号機の調子はどうなんだね?」
長男 「ああ、メンテナンスはカンペキさ。」
ママ 「ピンクのロールスロイスも、頼むわね。」
“海老名”というワードから連想されるのは、サービスエリア(※1)もしくは「みどり(※2)」。でもこれからはメロンパンだけじゃない!ハイテク駐輪場もある海老名市。どちらも人々の足となる乗り物を収容することにかけてはお手の物。パーキングならぬ、パー王(KING)として頑張って欲しいです。海老名の未来が明るいことを、お祈りしております。
(※1) 東名高速道路海老名SA。下り線で販売されている「ぽるとがる」のメロンパンが有名。ちなみにエリアキャッチコピーは、「メロンパンだけじゃない!」。
(※2) 林家三平師匠の娘さんにしてこぶ平のお姉さんであり峰竜太氏の奥様。
(2004-04-03/C)