■Dear Celluler Phone.
無料通話分を家族同士で繰り越せるように、充電も家族の携帯同士で使いまわしできるようになって欲しい。
携帯のアドレス帳の情報は、パソコンから入れられる(できればメールソフトから転送できる)ようになって欲しい。
WindowsやMacでUPDATEするように、機器自体を買い換えなくても、サッと最新機能に更新できるようになって欲しい。
メールに絵文字があった場合は、続けて訳文を付けて欲しい。
(+_+)
(2004-03-12/K)
今週から始まったauの家族メール無料化、Cメールだけって、おい。docomoのショートメールのようなもの、Vodafoneのスカイメールみたいなもん。(2004-11-06-SS/K)
■ピンク
今年は暖冬だった。
もらってきたガスオイルヒーターは、出番もないままにキッチンのすみっこにおいやられている。
春一番が吹いて、ウグイスの鳴く声も聞こえてきた。
春はもうすぐそこだ。
何年前のことだろうか。桜が咲きほこる4月に、雪が降った。
舞い落ちるのは、花びらなのか雪なのか。そんな幻想的な日、友人のお母様の御葬儀がとりおこなわれた。
「妻は西行法師の歌が好きでした。『もし死ぬのなら桜の季節がいいわ』 と。」
喪主であるお父様は言った。
1人で参列していたにも関わらず私は涙が止まらなかった。
そして、雪と桜が降り注ぐ美しい日に去れることを、羨ましくも思った。
私の父も、桜の季節にこの世を去った。
兄が車椅子を押して、桜並木を散歩した。
義祖父が逝ってしまったのも、2年前のこの季節。
昨年は、開花を待たずに叔父と別れた。
桜が咲くと、8割の嬉しさと同時に2割の哀しみがこみ上げる。
でも、派手すぎず、どこか憂いを秘めた、紫がかった淡いピンク色を見ていると、キモチが落ち着いてくる。
「ねがはくは 花のもとにて春死なむ そのきさらぎの望月の頃」
私も西行と同じことを思う。
(2004-03-12/C)