ウルトラマンメビウス外伝 RAYGA(レイガ)
はじめに
はい、やっちまいました。
ロボ操縦傭兵ものとか、地球を守る腕まくりの隊員モノというマイナー系ではなく、日本全国で放映された超メジャー作品の二次創作。
とうとうオレもここまで堕ちちまったか……。
という感慨はこの際横へ置いといて。
この作品は『メビウス好き好きー』という一念で作られたものではありません。
まして、RAYGAは『俺の考えた最強ウルトラマン』でもありません。
そもそもウルトラマンですらないんですが。
世界観的にはメビウスの時代の数年後で、メビウス登場人物もそれなりには出てきます。
描きたかったのは、メビウスではあまり画面上に現われなかった市井の人々の目線。
彼らが守ったもの、守ろうとしているもの。
そして――メビウスで不遇な扱いを受けた(とマサボンが思う)あのキャラクターの復権を。
テレビでも映画でも描いてくれないならオレが書くっ!
・・・もう四人一組がデフォルトになってるからなー・・・
※1 一応、人物考証や背景考証などは公式設定や、テレビでの印象を逸脱しないよう細心の注意を払ってはいますが、人によっては表現や解釈が腑に落ちない方もおられるかもしれません。
その場合は、平にご容赦を。
※2 本作品はウルトラマンメビウスという番組作品を下敷きにしているため、その視聴を前提にした作り方をしております。
ドラマ自体は極力メビウスという作品の視聴なしでも完結するように心がけて作っていますが、小道具(防衛チームの組織形態やマシンなどの機能や形状など)や番組で登場した人物につきましては、物語のテンポを優先するために、具体的な説明を省くようにしております。
基本的にオリジナルの技術や機体などは出すつもりがありませんので、小道具の詳細につきましてはメビウスのHPやファンサイト、またはDVDなどの番組本編でご確認いただきますよう、よろしくお願いします。