「ラグナ戦記外伝 とある試練」の後書
<三題噺テーマ テーマ F「ストリキニーネ」「液状化現象」「金環日食」:出題者 人形使い様>
この作品は『魂の兄弟』toraboさんの運営されておられるサイト「人類絶滅計画推進委員会」において、2013年1月〜3月に行われた『第一回人絶杯「三題噺大会」』に投稿参加させていただいた作品です。
「ラグナ戦記」というのは、マサボンが20年ほど前から構想し続けているものの、未だにきちんと書ききれる自信がないという理由でお蔵入りになっている、剣と魔法の世界ものの作品です。
今回は良い機会なので、本編を書く前に外伝を書いてしまいました。……後々これが首を絞めなければよいのだが。
お題提供者は 人形使いさん 。
(人形使いさんもこの大会には参加されました。人類絶滅計画推進委員会にて一度読んでみてください。素晴らしい作品ばかりです)
他のテーマで投稿した作品が、基本的に現代近辺を舞台にして(東方も時系列的には現代)おり、他の皆さんがたぶんSF的な作品に仕上げてくるだろうと予想して、じゃあ剣と魔法の世界もので行こうかと。実に安易。
「ストリニキーネ」など、異世界でも単語の意味を同じにしてもいいのかという懊悩は若干ありましたが、まあそこは「ショートショートだし、外伝だし」ということで。
ただ、難産でした。
上記したとおり、以前から温めている作品だけあって設定が多く、深いため、読み返した後で矛盾や設定上のミスに気づき、それを糊塗するのにまた行を割いて……主人公と師匠の後半のやり取りは、そんなわけで倍に膨れ上がりました。
まあ、世界観を説明する一助にはなっているんだけど……今後続きを書かないと、そんなの意味ないよなぁ。
いずれ書きます。いずれ。